最近、楽しみにしていることがある。スポーツセンターや公園の鉄棒で懸垂をしている。ちょうど、懸垂をやり始めて2年が経過した。懸垂の運動は週1~2回程度で疲れたら止めるという運動になる。最初は懸垂が3回しか出来なかった。2年後の今月は、10回まで出来るようになった。
懸垂はやり続けると時間の問題で回数が階段のように増えてくる。難しい点は直ぐには出来るようにならないことである。懸垂に使う上半身の筋肉が鍛えられて増強しないと1回もできない。筋肉が強化されて筋肉量が増えるまで最低1年間以上かかる。特にシニアは若者と違ってタンパク質を多く取る食事をしていないため筋肉が増えて行かない。
シニアが懸垂を始めて1年以上経過すると体格と姿勢が見違えるように変わる。体格と姿勢が変わるとポロシャツやTシャツを着たときの見栄えが良くなる。見栄えが良くなると年齢が若くみえるようになる。
シニアが起業する時は、必ず、精神的な痛みと金銭的な苦痛を味わう。自分でビジネスをするという事は、リスクを取るという事だからだ。そのリスクとは、上手く行かなかったときに味わう精神的な痛みと金銭的な損失である。
思い描いたビジネスの状態を作り出すには、諦めないで苦痛を我慢してやり通すこと。私はそんな経験を過去にしたことがある。現状に甘んじると必ず落とし穴に出くわす。自分のビジネスの先にある夢を実現させるには、発生するかもしれない金銭的なリスクを我慢しながらやり通すしかない。
65歳定年で起業を考えているシニアは本当に起業すべきなのだろうか。起業すること自体年齢関係なく勇気がいる。
今までずっと自分の幸せだけを求めて生きてきた人たちが多い。自分たちの幸せは、一人では得られない。社会で生活を共有する人たちとの共同活動で社会は動き成り立っている。その中には、社会について行けない弱者たちが大勢いる。でも、彼らも今までの社会を構成しサポートしてきたメンバーである。力に余裕が有る人、経済的に余裕が有る人、時間的に余裕が有る人、何かを弱者のために提供できる60歳過ぎのシニアであるならば、他界する前に世のため、人のためになる行為をすべきではないか。
社会貢献は自己満足の行為でも成り立つ。
自分の体から失われて行くものは、いつも使っていないもの。私は仕事でパソコンを使う。文字を筆記用具で書く事は一切ない。全てキーボードでの指の作業である。これが災いになって漢字が書けなくなっている。漢字を書かなくなると文字は読めるがイザというときに書けないという日本人として恥ずかしい状態になる。
簡単な漢字でも度忘れしやすくなった。いつも、これではだめだ、ダメだと思い続けているのだが手で漢字を習う、使うというアクションが続かない。会社員の頃は、パソコンを使うよりも会議に出てメモを取ることが多かった。今は、一人で仕事をインターネットでしているため手でメモを取る必要が無い。
手書きでメモをとる習慣があれば、少しは漢字を書ける状態を維持できたのだが。毎日パソコンに向かってキーボード入力をする生活では難しい。世の中は便利な機器で物事を素早く簡単に効率良く成せるようになったが、人間の能力を駄目にする。
猛暑で体が暑くなる。体を冷やすには冷房が良いが、体の内部から冷やすにはスイカが良いのではないか。汗で失う水と塩分をスイカが補ってくれる。スイカに塩を巻けば味も良くなる。子供の頃からスイカは大好物である。昔の実家には、スイカ畑が有った。スイカを食べるたびに子供の頃を思い出す。
先日、実家を継いだ兄夫婦から家内の実家あてに小玉ひとりじめが6つ送ってきた。そのうちの2つを頂いた。普通のスイカと違って小さいが皮が薄く甘い味が濃い。朝食のデザートに小玉ひとりじめを夫婦で食べている。シニアの水分補給の食べ物として最適である。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。