ユマニチュードの福祉で「できること」と「できないこと」がある・・・老人の性的欲求 - 定年退職後の過ごし方、働き方、起業、筋トレ、お金

ユマニチュードという言葉がある。 

ユマニチュード(仏: Humanitude)とは、包括的ケアメソッドのひとつ。 ひろく用いられているが、特に高齢者と認知症患者において有用とされている。 ユマニチュードとはフランス語で「人間らしさ」の意。(引用先:ウィキペディア

福祉の中で悩んで困っている高齢者を「人間らしさ」で包み上げる接し方をユマニチュードで学べる。老人ホームや老健施設、さらに訪問介護ヘルパーが直面している問題としてシニア男性の性の問題がある。所謂、セクハラ行為をシニア男性が女性介護ヘルパーにするという問題だ。

介護研修の中で介護を必要とする老人からのセクハラ行為をどのように対応すべきかを教えられていない。多くの新人女性介護ヘルパーや介護職の担当者は、老人ホームで初めて入居者の老人男性からセクハラ行為を受け、ショックを受ける。こんな事を誰も教えてくれなかったと。

『セックスと超高齢社会』 という本で提案されている介護福祉の枠内で実現可能な支援

この本では、老人の性的欲求を昇華させるための支援提案が4つ書かれている。

  1. プライバシーを保つことのできる時間、空間の確保
  2. 性的欲求の昇華を促す
  3. スキンシップの活用
  4. 積極的黙認

1番目は、老人男性自身が自分で性的欲求を昇華させるためのプライバシーを確保させてあげるということである。性的欲求を昇華させられていない老人男性ほど身近な女性である介護ヘルパーに自分の欲求を求めるためセクハラ行為が発生する。

2番目は、老人男性は基本的に老齢であったも性的欲求を抱えているという事実を受け入れてその欲求を昇華させる環境を整えることだ。介護施設では、なぜ、老人男性が女性介護ヘルパーにセクハラ行為に走るのかを理解し、それを解決させるためにはどのような環境を整えてやるべきかを考える。

3番目は、老人男性の性的な欲求は若い人たちと同じではない場合が多いということを理解し、お互いの信頼関係を築き上げるスキンシップで出昇華させる事が出来ないか考えてみる。

4番目は、本人と家族の同意のもとで介護施設側で性風俗サービスの活用を検討することである。積極的黙認とは、「推奨はしないが、否定もせずに、できる範囲で対応や支援をする」という意味である。

現在、政府による老人の性問題のガイドラインが作成されていない。老人人口の増加と比例して介護施設内での老人の性的問題は急増する。介護職員と老人の悩みを解決するための体制が求められる。

この記事「福祉には「できること」と「できないこと」がある・・・ユマニチュード」のポイントは、

  • 福祉の中で悩んで困っている高齢者を「人間らしさ」で包み上げる接し方をユマニチュードで学べる。
  • 『セックスと超高齢社会』 という本で提案されている介護福祉の枠内で実現可能な支援
  • 老人人口の増加と比例して介護施設内での老人の性的問題は急増する。介護職員と老人の悩みを解決するための体制が求められる。

 


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。