老後の生活で過去のつけが出る時がある。妻との関係が悪いシニアは、一緒に何かをするという時間が少なくなることだ。何処かに旅行に行こうと誘っても自分ひとりで行けば!となる。定年退職離婚のシニアは、こんな所に危ないサインが隠されている。現役時代にあまりにも亭主関白で好き放題やってきたシニア。
亭主関白は一見日本的だが、老後で跳ね返りが大きくなるのが現代である。妻の反撃が定年退職後に始まる。女性は男性以上に長生きをして健康寿命が長い。自分の体が不自由になると妻に頼らざるを得なくなる。妻をないがしろに取り扱ってきた亭主は、この時に後悔することになる。
老後の生活は夫婦二人で一緒に楽しむ時間を増やすことがコツ!平日のランチをカフェでと妻を誘ってみることである。料理を作るよりも作られる料理を食べたほうが妻にとって楽である。ランチが駄目ならば、珈琲一杯でも良い。ケーキも一緒に頼めばなおさら妻は喜ぶ。
老後は妻をデートの誘うこと!
家内と一緒に横浜元町チャーミングセールを見に出かけた時のことである。元町チャーミングセールは、年2回開催される。いつも元町通が歩行者天国になり人であふれる。若い人たちだけでなく私達夫婦のようなシニア夫婦も目立っていた。私は、いつも、Gentenというお店に入る。革製品の財布が気に入っているからだ。昨年は、小銭入れを買った。今年は、傷んできた財布を買い換えるつもりで来た。
1万4000円前後の財布を買った。家内がこの財布を見つけてくれた。私が求めていた財布を一緒に探してくれた。大勢のお客さんがワゴンセールの中にある財布を手探りで探していた。鼻が利く家内である。私が探したときには見つからなかった財布である。
妻と仲良くなる秘密
人で込みあった元町通をひと通り見て回り、カフェを探した。元町通はどこもカフェは込んでいるので5分ほど歩いていけるちょっとしたカフェに向かった。そのカフェでケーキセットを頼み、家内と今回買った革の財布を見ながら雑談をした。家内も買いたい洋服があったが、迷っていた。迷いに迷って結局買わなかった。
こんな外出を月に何回も一緒にしている。なぜ、私の妻は私に協力的であるのか。その秘密をお話したい。
- 自営業を始めてから妻の家事を手伝っている。食器洗い、お風呂やトイレの掃除、家の掃除、ゴミ出しなど。力がいる家事を意識して手伝っている。
- 週末は積極的に夫婦でデートをする。費用はすべて私が持つ。美味しいと噂されるレストランに妻を誘う。
- 妻のおしゃべりを意識して聞く。女性は話し相手が必要。
- 3ヶ月に一度は二泊三日の旅行に妻を連れ出す。多くはドライブ旅行になる。妻を家事から開放させてあげる。
- 結婚記念日や妻の誕生日に外食をする。
- 私が他界した後にお金で困らないように妻の銀行口座(妻名義の共有口座)へ毎月数万円を入金する。それを妻に伝える。
このようなことを続けていると自然に妻は協力的になる。妻のために老後生活を楽しくさせるという意図が妻に伝わるからである。
妻との会話は公園でランチを食べながらする
自宅では話すことがない事も外出先で歩きながら話題に上がることがある。自宅とは違う外の環境がいつもと違う話題を夫婦に投げかけてくれる。夫婦間の会話が多ければ多いほど、お互いの心情を理解できるようになる。会話がない老夫婦は不幸せである。
私たち夫婦は歩くことが好きである。週末のどちらかは必ず公園に出かける。大きな公園までドライブしてお弁当を
途中で買っていく。公園でランチすることが習慣になっている。公園に出かける目的は夫婦で足を鍛えること。それにお弁当ランチを付け加えている。公園を散歩していると色々な話題が出てきやすい。
老後の生活は夫婦二人で過ごす時間が自然と多くなる。二人で一緒にいる時間を楽しむ習慣を今から身につけることが大切。二人とも健康で元気に外出できるうちに行けない場所に二人で行ってみる。カフェに入って無駄話をする。これだけで良い。妻をデートに誘ってみてはどうか。
結論
- 老後の生活で過去のつけが出る時がある。
- 妻との関係が悪いシニアは、一緒に何かをするという時間が少なくなることだ。何処かに旅行に行こうと誘っても自分ひとりで行けば!となる
- 老後の生活は、夫婦二人で一緒に楽しむ時間を増やすことがコツ!