会社を離れて組織の中から離れた生活を続けていると気楽に話ができる友人や知人が減ってくる。毎日顔を合わすことがなくなるからである。仕事をしているシニアならば、一人や二人ぐらい新しい知人を作れるかもしれない。何も活動をしていないで暇をつぶしているシニアは人とのつながりが時間とともに消えて行く。

寂しさと孤独を強く感じ始める年代が70歳代である。働くことから身を引くシニアが70歳の声を聞くと増加する。経済的に働かないと苦しいという方を除いて残り少ない人生の時間をもっと楽しみたいと思い仕事を辞めるのだが、日中の時間を埋めることが見つからないことに気がつく。

自宅で好きなことをするのだが、時間の経過とともにやることが減っていく。趣味に没頭できると思っていたが、趣味だけでは日中の時間を潰せない。次第に一人でいることに寂しさと孤独を強く感じ始める。昔の仲間にコンタクトを取ったりして会うのだが、頻繁に会う理由がない。気楽に話せる人が近くにいない。 

老いたシニア男性は一人でいる。女性と違っておしゃべり相手をすぐに作れない。気楽に話ができて時間を共有する仲間がほしいという願望が強まる。精神的な欲求を満たすにはどうしたら良いのか。

先に挨拶を行うと良い事が起きる

来年69歳になるシニア男性である私は最近他人とのふれあいの回数が減少していく感覚がある。会社組織を離れて十数年になる。自営業をしているがインターネットビジネスであるので人とあって会議をしたり、話たりする機会が殆どない。一人で仕事をする生活習慣が続いている。年齢が70最近くになるに従って社会とのつながりが自然と希薄になるのを感じている。

寂しさと孤独は年齢とともに切実な問題になっていく。古い友人や知人は時間の問題で消えて行く。気楽に話ができる知人や友人を新規に作らないと寂しさと孤独に襲われる。何とかしたいと思っているシニアは多い。

挨拶で知人を増やす

そこで新しい人達と知り合いになるためには何をすれば良いかを考えた。趣味で週2回スポーツジムで筋トレをしている。ジムには年齢を問わず色々な人がやってくる。私は一人で自分の筋トレメニューをこなしている。他の人とお喋りをすることはない。

そんな私だが、新しい人と知り合いになる場所としてスポーツジムは都合が良い。共通の目的で来ている人が多いから話しかけやすい。自発的に話しかければそれで会話が始まる。私はただそれをしていないだけである。そこでちょっと勇気を出して笑顔と声で「おはようございます!」とロッカールームで会った人に挨拶を始めた。

初めて会った人であったが、相手も挨拶を返してくれた。ちょっとした挨拶であるが、気分は良かった。週2回午前9時頃にスポーツジムに行っているので同じ時間帯にトレーニングに来る人に出会う。以前挨拶をした人に出逢えばまた同じように挨拶をする。これが3回以上続くと挨拶からちょっとした会話に発展する。知らない人と知人になる簡単な方法である。

ちょっとした勇気と自発的な挨拶で心の寂しさは和らぎ、新しい人達との触れ合いを始められる。

挨拶で新しい知人を作るための必要条件

気楽に話ができる人が近くにいるだけで寂しさと孤独感は消えていく。ちょっとした勇気があれば、誰にでも新しい人との出会いを作れる。

必要条件は、

  1. 共通の目的で人が集まってくる場所に定期的に行く
  2. 自発的に挨拶をする勇気を持つ
  3. 一度挨拶をした人に出会ったらまた挨拶をする

この3つだけである。私は70歳になる前までに自発的に挨拶をする新しい習慣を身につけようと思っている。老いて行く度に人付き合いが消えていく。寂しさと孤独が広がる。自分にプラスになる新しい習慣を70歳になる前までに作りたい。出会う人達への自発的な挨拶はちょっとした勇気さえあれば誰にでもできる。

私は話好きな人間ではない。知らない人に話しかけるのは苦手である。でも、挨拶ぐらいは出来ると思っている。今朝、近くの公園を散歩した。出会ったシニアの男性に「おはようございます」と挨拶をしてみたら、相手の方は少し驚いた顔をしながら「おはようございます」と挨拶を返してくれた。公園で二人の方にであったので2度試してみた。二人とも挨拶を返してくれた。朝7時頃であったので散歩をしている人は少なかった。

夫婦で鎌倉のハイキングコースを歩いたとき、ハイキングコースで出会う人達とすれ違うと必ず挨拶をしてくれる。その感覚で朝の散歩時に出会う人達に挨拶をすれば良いだけである。 

一人ずつ新しい知人を作る

スポーツジムに一人でやってくるシニアは私と同じように自分の運動メニューをこなしている。話しかけておしゃべりをしている人は既にジムで知り合った人たちである。多くは一人で黙々と筋トレをして帰っていく。私の場合、挨拶を2、3回した方とトレーニングの合間に世間話をする。ほんの数分である。それだけでその方との距離が縮まる。

一人新しい知人ができたら、その知人経由でジムで知り合った人たちを紹介してもらう。一人新しい知人ができれば、あとは自然の流れで知人が増えていく。もし増えなければ、挨拶を出会った方にすることである。それを続けることで新しい知人は生まれていく。

ポイントは自発的に自分から挨拶をする。毎回顔を合わす度に挨拶をし続ける。そのあとは挨拶から会話に発展させていけば良い。 

結論:

寂しさと孤独を強く感じ始めたら勇気を出して近所の人や交流場所で出会う人に自ら声と笑顔で挨拶をすることである。挨拶した人たちと再度あったらまた挨拶をする。これを繰り返すと自然に相手から挨拶を受けるようになる。それがきっかけで会話が始まる。顔を合わす度に挨拶と会話が始まれば、寂しさと孤独感は和らいで行く。