時間をかけて自宅にある物品を断舎離していく。捨てるのは簡単にできるのだが、何を捨てるか決断するのが大変。子どもたちがいた頃に使ったキャンピング用具などはもう使うときがないし、キャンプに行く考えもない。昔の思い出が詰まっているために残してある品も多い。

老後の生活を考えると元気で健康な身体があるうちに使わないもの、いらないものを整理する必要がある。どうせ、断舎離するならば少しでも小遣いになるような方法で処分したい。今考えていることは価値がありそうな物を10品ぐらい選び出してメリカリや自分のオンラインショップで販売することである。

書籍、家電骨董品、未使用の製品などでガラージセールをやってみる。現実とインターネットの世界で試してみたいのだが、まずはインターネットでオンラインショップを制作して脈があるかどうかを確認してみたい。インターネットには無料でオンライショップを作れる場所がある。発生する費用は販売商品が売れた時に手数料が取られるだけであるのでリスクはない。

断捨離で無駄を少なくする

自宅にはもう使わない物で溢れている。いつも、ひょっとしたら使うかもしれないという思いで物置の中にしまっている。年齢が30歳から60歳の間ならば、活動範囲が広くなるので使えるものが自宅にあると便利である。年齢が65歳を過ぎると生活が固定される。若い時に使ったキャンプ用品はもう使わない。

会社員時代に愛用したアタッシュケースがあるが、今は使うときがない。いつも使っているのはバックパック(リュック)である。海外出張で愛用していた革のアタッシュケースには昔の記憶が刻まれている為手放せない。

物置に置かれている物は昔の思いという鎖で繋がれているため捨てるに捨てられない。こんな時は思い切りが必要になる。断捨離の必要性を感じる年齢になった時に思い切って処分するしかない。どうせ処分するならば、できるだけお金に変えてしまおうと思うのは自然である。

インターネットショップで物販する

最近のシニアはメルカリで断舎離する人が増えてきている。スマホのカメラを使って売りたい品を写してアップロードするだけ。値付けが安いためか転売ヤーが漁るように買っていく。ただ、私はメルカリを使わない。トラブルが起きる可能性が大きいと思うからだ。詐欺的なクレーマーが存在する。

商品を受け取ってもクレームしてお金を支払わない。そんな問題が起きた時にメルカリ側は当事者同士で解決してくださいと言うだけ。それならば、メルカリなんか使わないで自分のオンラインショップで販売したほうが気分が良い。

決済をクレジットカードや銀行振込にすれば損をしたり、トラブルになったりしない。ガラージセールで大金を稼ぐという目的ではないのでお客を選べる。転売ヤーらしき値段交渉をするお客は断る。

オンラインショップで断捨離をする場合、BASEという無料サービスを利用すると良い。自分だけのオンラインショップを簡単に作れる仕組みを無料で提供している。彼らのビジネスは決済サービス手数料に自分たちの利益を上乗せするやり方である。

BASE無料オンラインショップサービス
https://thebase.in/

売りたい物を選び、スマホで写真撮影

オンラインショップでガラージセールをするには売りたい品を見つけて値段を決める。その品を綺麗にしてスマホのカメラでできるだけ多くの写真を取る。出品物の状態を説明する。なぜ、この価格であるかの理由もあると良い。どのように使用して今どのような状態にあるかをお客さんに伝える必要がある。

あまり安い価格で販売すると送料のほうが高くなる。それなりの価値がある品を出品する必要がある。大きい品よりも宅急便などで送りやすいサイズの品が扱いやすい。私の自宅にはワイヤレスホームルーターがある。もう数年前の世代のモデルになるが、通常のインターネット通信で十分使える。サイズも重さも宅急便で送れる。

購入価格は9000円ぐらいだったので2000円ぐらいにすればほしいという人が現れる。重さとサイズ、そして、価格付けに気をつける。私がお客ならば、その品と値段で買うだろうかを考える。

インターネットでお客をどう集めるのか?

Base無料オンラインショップのホームページを制作してもお客がそのホームページに来て頂けないと意味がない。広告や宣伝をインターネットで行うにしてもコストパフォマンスが悪い。時間をかけて集客するしかない。

その点、メルカリは品物を探している人達が集まっているので販売はしやすい。メルカリからお客を誘導する方法も考えられる。目玉商品を3品、メルカリに出品して自分のオンラインショップに誘導する。ショップのURLをメルカリのページに記載しておく。

私の場合はブログサイトである程度の集客は出来ているのでこれから各ページにオンラインショップの宣伝をする。それで少しは潜在顧客を誘導できるのではないかと考えている。ブログサイトで情報発信をして集客し、メニューにオンライショップのリンクを貼り、ブログとオンラインショップを一体化する。

手渡しで処分したい人は?

オンラインショップで販売が難しい物品や手渡し販売を望むならば、ブックオフなどのリサイクル店に持ち込むことである。換金率は低いが確実に使わないものを処分できる。自動車で持ち込めば良いだけである。または、ジモティーを使って「あげます、もらいます、売ります、買います」の取引をする。家具などの大きなものは自宅まで取りに来てもらう条件も記載できるので便利である。

資源の再活用はこれから増えてくる。断捨離対象の物品はできるだけ再活用で使ってもらうほうが世の中のためになる。断捨離は時間をかけてゆっくりと楽しみながらやるのが面白い。

結論:

断捨離で小遣い稼ぎをするという今年の目標を設定した。自宅にある本、中古製品、未使用品、売れそうなものを集めて自分で作ったオンラインショップで物販をする。始めるにあたり準備することは、

1.断舎離したいものリスト
2.販売する品の写真撮影と説明、値段
3.オンラインショップをBASEで作成する
4.集客ルートを作る(ブログサイトから誘導)
5.商品価格+送料

ガラージセールは米国の大学に留学中よく見かけた。米国人は頻繁に引っ越しをする人が多い。引っ越しのたびに持っていかれないものを自宅の庭でガラージセールをする。

私はまだガラージセールをした経験がない。一度やってみたいという気持ちがある。インターネットのオンラインショップを使えば、決済サービスが安く使える。必要なのは、出品物、お客、商品紹介の写真と説明ぐらいである。

時間的な制約はないので作ったオンラインショップを開店して置くだけ。そして、お客が来るのを待つ。集客はシニア向けに発信しているブログサイトから誘導する。世の中には色々な人がいるのでニーズに合えば販売できる。