今までずっと自分の幸せだけを求めて生きてきた人たちが多い。自分たちの幸せは、一人では得られない。社会で生活を共有する人たちとの共同活動で社会は動き成り立っている。その中には、社会について行けない弱者たちが大勢いる。でも、彼らも今までの社会を構成しサポートしてきたメンバーである。力に余裕が有る人、経済的に余裕が有る人、時間的に余裕が有る人、何かを弱者のために提供できる60歳過ぎのシニアであるならば、他界する前に世のため、人のためになる行為をすべきではないか。
社会貢献は自己満足の行為でも成り立つ。
自己満足で行う社会貢献
難しく考えることはないと私は思っている。自分が出来る事をリストしてやれることをやるだけだ。ちょっとした親切な行為も人のためになる。お金がなくても出来る事は多い。忙しくても出来る事はある。ポイントは、世のため、人のためになる事に気がついて自分の判断でそれを実行することだと思う。
こんな行為が自己満足に繋がり社会に貢献する
- 通勤の途中の道ばたに紙くずが落ちていればそれを拾う
- 電車の中で気分を悪くして立っていられない女性がいれば席を譲る
- 気持ち悪くなってはき出しそうになっている男性がいれば、紙袋かビニール袋を差し出す
- 道に迷っている観光客がいれば進んで道先案内をする
周りを見渡せば、誰にでも出来る「世のため、人のため」になる事が見つかる。
日頃の意識と気づきで誰にでも簡単に「世のため、人のため」になる事が見つかる。その自覚を持って行動を起こし、その結果を体験する事で心地良いプラスエネルギーを味わえる。何も期待せず、自分の感覚で行う「世のため、人のため」になる行為は、新しいシニアの生きがいになる。
自己満足になる行為が困っている人を助けるならば恥ずかしがらずに進んでやるべきである。ちょっとした意識が今まで見えていなかったものを見えるようになる。大リーグエンジェルスの大谷翔平が試合中のグランドに落ちていたゴミを進んで拾う姿は米国の選手やファンにとって異常に見える。誰もそんなことをしないからだ。
自分の悩みは他人の悩み
自分のことで悩んでいるシニアが多い。その悩みは他のシニアの悩みでもある。沢山ある悩みの一つでも自分で解決できたならば、同様な悩みで困っている他の人を助けることができる。こんな悩みがある。
昨日、横浜駅近くにある献血ルームに行って400mlの献血をしてきた。献血をすると血液の状態を後で教えてくれる。私はどうも血液中の総蛋白量が標準よりも少し少ないという結果であった。別に病気ではないが、気になる。これが過去3回続いている。
この悩みを解決することを実行している。(1)朝食時に牛乳をコップ1杯飲む、(2)午後3時のおやつにヨーグルトを食べる。これだけである。あとは毎食時に肉、魚、大豆類などのタンパク質の多い食べ物を必ず食べるだけ。これで今までよりも多くの蛋白質量を増やせる。少なくともミルクコップ1杯+ヨーグルトで15グラムぐらいのタンパク質量になる。
次回の献血は12月中旬になる。多分、これで血液中の総蛋白量は増加するはず。シニアは老化でタンパク質を多く取れていない。多くのシニアは血中のタンパク質量が私のようになっている。意識してタンパク質を体に取り込む必要がある。
自己満足の解決方法であるが、確実に問題を解決してくれる。あとは、やり続けるかどうかである。
コロナに感染しやすい場所に出かけない、人と接したり会話したりしない
コロナ感染がコントロールできない状況に陥っている日本。東京、神奈川、千葉、埼玉では医療崩壊に近い状態になっている。政府は決して医療崩壊になっているとは言わない。言わないで世間が勝手に言わせるようにしている。4度目の非常事態宣言が発令しても効果がない。
私ができることは不特定多数の人が頻繁に出入りし、会話を交わす場所に近寄らないことである。コロナに感染しないことが社会貢献になる。自分の命を守る意味合いでコロナに感染している人に遭遇しないように努力するしかない。そのためには人との接触を避けてソーシャルディスタンスを保ち手洗いと消毒をこまめにしながら一人でいることである。
コロナ感染から自分を守ることで社会貢献ができる。
結論
確実に社会貢献になっていることを昨日やってきた。400mlの献血である。自己満足が得られる社会貢献の行為である。世の中にはちょっとの事で社会貢献ができることがたくさん転がっている。意識してそれを見つけ、実行すれば良いだけ。多くのシニアが小さな親切運動をすれば、大きな効果がうねりとなって生まれてくる。コロナ感染から自分を守る行為でも社会貢献になる。