年金生活で暇を潰していたシニアがNPO団体で仕事を見つけて生き返る - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

NPOに参加して仕事を始めるアクティブシニアは、仕事に対する温度差の幅が大きい。

70歳代のシニアはエコノミックアニマルと呼ばれていた時代で生きてきた人たちである。仕事に追われて休む暇がなかった。やっと、ゆっくり出来る時間が定年退職と同時に年金生活で持てるようになった。

年金生活を始められる人は、幸せな人達であると私は思う。

しかし、

仕事から離れた老後の生活はエコノミックアニマルであった今のシニアには年金生活が物足りない。もっと、アクティブに働ける場を探している。そんなシニアが見つけたのが、経営支援NPOクラブというNPO団体である。NPO団体で活発に働くシニアたちは、

アクティブにNPOの仕事を楽しんでいるシニア

年金生活をして刺激のない生活に入ると世間とのつながりや情報に疎くなり、変化の激しい時代から置いてきぼりになるというリスクが生まれる。一番心配なのは、頭を使わない、体を動かさない、新しい人達との接点を失う、それらの刺激が少なくなると頭の働きが鈍くなるということである。

シニアは、加齢とともに社会での適応能力が落ちてくる。

その一つが、新しい社会の流れを伝える情報の理解に有る。WiFiって?タブレットってどう使うの?クラウドって?新しい技術やビジネスが話題になっても話に付いていけない。今の社会で働こうとすると時代について行けるだけの知識とスキルが求められる。

アクティブにNPO団体で仕事をしているシニアは、80歳代になっても頭のキレや物事の理解力で加齢を感じさせない。私が知っている83歳のアクティブシニアは、パソコンやインターネットを自由に使えている。更に、NPOのグループリーダー(多忙な仕事)を任されている。彼の話やメールのやり取りなどを見ても現役の会社員と変わらない。

年金生活を始めて仕事をしなくなるシニアは、社会からの刺激が少なくなる。新しい情報は自分で取りに行かねばならない。会社時代は、情報が自分に向かって降ってきていた。仕事をしているだけで色々な刺激がある。

人間は面白いもので自分の経験や知識が求められる仕事を与えられると金銭に関係なく「生き甲斐」を感じ始める。仕事をしていく内に若いころのエネルギーが戻ってくる。アクティブに働くシニアには、NPO団体でこの機会が与えらる。

社会から遠ざかって自分だけの世界を楽しむのは良いのだが、それを80%以上にしないことである。私が知っているアクティブシニアは、90%以上NPOの仕事に時間を割いている。そんなシニアが大勢いる。彼らは、NPOの仕事のおかげで生き返っている。

私は、まだ、現役で自分が始めたビジネスをしているのでNPO団体にべったりということは出来ない。

このNPOは他のNPOと違って新しいことに挑戦しようというアクティブなシニアたちが集まって来ている。


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。