若返らせる音楽で青春の思い出を味わう - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

1970年から1980年代までの音楽は、私の青春時代の音楽であった。67歳になってYoutubeにある「洋楽70'sメロディー」を聞くと青春時代の映像が瞼に映画のように映されて来る。例えば、Earth Wind & Fireの"Fantasy"などだ。米国の大学のルームメイトが良く聴いていたことを覚えている。

私の青春時代は、米国の州立大学に留学していた4年間。その当時に流行していた音楽を聴く度に私がその音楽を聴いた「場所」と「年」が浮かんでくる。

音楽は、頭の奥底にアーカイブされていた記憶を立体的に呼び起こしてくれる。懐かしい気分になる。音楽は不思議なパワーがある。気分を一瞬に若返らせる力である。介護施設で生活をしているシニアたちに青春時代の流行音楽を聞かせると顔色がパッと明るくなる。

青春時代の映像が音楽で呼び起こされる

Billy Joelの"The Stranger"なども記憶に強く残っている。FOREIGNERの"COLD AS ICE"などは、ミズーリー州セントジョセフ市にある州立大学にいた時に大学の寮でよく聞いていた。キャンザスシティーからやってきたルームメイトがこの曲が好きだったのを覚えている。

米国での留学生活を思い出す

青春時代の音楽は、私だけでなく誰もが記憶に強く刻み込まれていると思う。65歳になって昔の音楽を聴くと自分がまだ若かった頃を懐かしく感じる。米国での生活は、苦しかった(勉強)が楽しかった(ブロンド女子大学生とのデート)

地平線が見えるミズーリー州のセントジョセフでは、ある時、友人とスケートリンクに出かけた。この時にブロンドの女子高校生にナンパされてしまった。日本人の留学生が私一人であったためか、東洋人であったためか分からないが興味半分でナンパしてきたのだろう。その時はそう感じていた。

その女子高校生が、なぜか、私が通う大学まで私に会いにやってきたのだった。そんなハプニングから半年間ぐらいデートをした。彼女の自宅まで招待されて両親に紹介された。彼女の両親は、私の顔を見て同じ高校生と勘違いしていたようだった。米国人は見慣れない東洋人の年齢を正確に読み取れない。

そんなハプニングが起きた年代の音楽を聞くとその時の映像(彼女と大学)が瞼の裏に映ってくる。

ミズーリー州の州立大学時代

Carole Kingの"It's too late"やRoberta Flackの"Killing me softly with his song"などもどこでこの曲を聴いていたか思い出す。Roberta Flackの"Killing me softly with his song"の曲は、ミズーリー州の州立大学時代、週末歩いて近くのレストランに行った時、そのレストランの中に設置されたミュージックボックスで良く聞いた。

そのレストランで初めてCat Fishという魚を食べた。Cat Fishは、ナマズである。それも知らずに初めて口にした。一口で私の口に合わないと思って食べるのをやめた記憶がある。Roberta Flackの"Killing me softly with his song"を聞きながらCat Fishに出くわしたのだ。

毎週末に開催されるダンスパーティー

1970年代後半にワシントン州ベリングハム市にあるWestern Washington University(州立大学:今は授業料が高く、競争率の凄いので留学する人は大変。私の時代は、授業料も安く奨学金制度が充実していて日本の私立大学で発生する費用の3分の1で済んだ)にミズーリー州の大学から転校した。

学生寮に住んでいた。寮では、毎週末にダンスパーティー開催されていた。ダンスパーティーでは必ずチークダンスの曲がかけられる。その時の曲が、Commodores - Three Times A Ladyである。この曲を聴きながらお好みの女性とチークダンスをする。米国のダンスパーティーでは、女性が男性をダンスに誘える。

Commodores - Three Times A Ladyの曲がかかると男女ともにチークダンスの相手の所目指して動き出す。恥ずかしがっていると魅力的なブロンド女性は他の学生に取られてしまう。そんなダンスパーティーの映像が瞼の裏に映し出される。

若返る音楽とは

昔の思い出はその時の匂い、音楽、味などで蘇る時がある。一般的に音楽は多くのシニアにとって懐かしさを味わらせる。今思えばあの当時は良かったという青春の一ページが音楽で蘇る。悪い記憶よりも良い記憶が蘇る時が多い。

私の青春時代はウォークマンの時代であった。恋人と一緒にイヤホンで流行の音楽を聴きながら静かな一時を過ごす。淡い青春がある人は音楽でその当時の気分を再び味わえる。若返る音楽とは青春時代に良い気分を味わった音楽である。

結論

昔の音楽はシニアに一時の心の青春をもたらす。私の青春時代は米国の州立大学に留学していた4年間。その当時に流行した音楽をYoutubeで聞ける。当時の音楽はタイムマシンで昔の自分に戻してくれる。ブロンド女性とチークダンスをした曲、Commodores - Three Times A Ladyは今も心に響く。青洲を思い出す音楽は若返らせる音楽になる。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。