自分がシニアの年齢になると自然と同年代以上のシニアに目が行く。共通点は、皆さん、デイパック(リュック)を背負って歩いていること(男性に限り)。定年退職をするとスーツ姿で出歩くことが激減する。そのため、自分の服装をどうしたら良いか迷い出す。
年金生活を送っているシニアは健康のために日中は自宅を出て街中を歩き回る。その時の服装をどうするかで奥さんから色々と指図が飛んでくる。変な格好で外出しないでねと私が困るからと。外出する時は奥さんの洋服チェックが入る。私の奥さんも私の外出時に厳しい目で服装をチェックする。
今日などはこんな感じで言われた。「あなたは帽子が似合わないからかぶらないでね。スラックスに運動靴は駄目だから革靴にして!」
外出する時に服装をどうするか?
可愛いヤングな女性がシニアに目を向けることはない。あるとしたら、娘からだろう。「お父さん、その服装ダサイヨ!」と言われるに違いない。
これからシニアの人口がどんどん増えていくのでシニア向けのファッションコーディネートサービスなんて物が生まれてくるのではないだろうか。もっと、気楽にお安くサービスが提供されれば服装で迷っているシニアの男性は飛びつくはずだ。
私が見かけるシニア男性の服装は、地味でいかにもお年寄りですという印象を与えるファッションである。ヘアースタイルも清潔感に欠けている場合も多い。姿勢も悪いので服装も悪く見えてしまう。若さを服装でカバーするという意識がないシニア男性が多い。
服装で良い印象を周りに与える
- 清潔感を匂わせる服装
- 明るい色の服装
- 体にフィットする服装
- TPOにあった服装
- 他人の目を気にした服装
時々おしゃれな老人に出会う。言葉では上手く表現できないが体全体からの印象から「オシャレ~!」と思わせるのだ。着こなしに長けているシニアなんだろうなと。私は筋トレをやっているので体格は良い方である。だから、良い体格をアピールする服装を意識して着ている。
Tシャツやポロシャツなどは少しタイトな感じで逆三角形の体型が引き立つものを選んで着ている。自分の体型でアピールしたい部位を服装で目立たせる。年齢に関係なく服装はそれが出来る。シニア男性はそのような発想がない。女性の着こなしを観察すると自分の洋服の着方を改善できる。
今朝、横浜駅近くを歩いている若い女性の後ろ姿を見た。魅力的なヒップ姿をアピールするタイトなパンツを履いていた。イメージ的には下記のような写真になる。
ポイントは自分の体の魅力を引き立たせる服装をすることである。
タイトなブルージーンズと黒光りの革靴
家内からはタイトでフィットするブルージーンズを勧められたというか強制された。私よりも家内の感覚の方が優れているからだ。わたしはそれに私なりのおしゃれを加えた。黒い革靴である。タイトなブルージーンズに黒い革靴を合わせることで足元の品を上げることにした。
黒い革靴は足元を引き締める効果がある。黒光りしている革靴でないと清潔感が出ない。ブルージーンズとの相性は良い。多くのシニアはブルージーンズに運動靴という組み合わせである。これも良いのだが、一般的過ぎる。靴を革靴にするだけで見た目が相当変わる。一度、試してみると良い。
タイトなブルージーンズと黒光りの革靴を履いて歩くときは、背筋を伸ばして力強く歩くこと。そうすることで体全体から若々しさが醸し出てくる。今朝も横浜に出てくる時に見かけた老人は、下を見ながら背中を丸めて歩いていた。如何にも老人であるとアピールしている歩き方である。若さを体で表すには歩く姿勢と力強い歩き方である。
こんな点を注意すると良い
- Tシャツは新しいシャツにする
- 頭髪が清潔である
- 革靴にしても運動靴にしても綺麗な靴にする
- ズボンもシャツもアイロンされていること
- 派手な色彩で服装をコーディネートする
- キャップ帽子はTPOをわきまえてかぶる
- ベルトは新しいベルトにする
奥さんの目で服装をチェックしてもらう。自分の目よりも女性の目のほうが確かである。
結論
ファッションは、自分の体の良さを引き立て、悪い点を隠すために利用すべき。シニアの女性でファッションを気にしている方は、それが分かる。自分の良さを上手く服装に醸し出す。時々、電車の中で着物をきている女性に出会う。お香の臭いで酔い痺れる。
シニアの男性はスーツ姿を離れてブルージーンズと運動靴という姿になっている人が多い。歩きやすい、外出しやすい姿であるからだ。そんな姿にチャームポイントを加える意味で黒光りの革靴が役に立つ。タイトなブルージーンズに黒い革靴のファッションはシニアの足元に品を与える。