長年、私の妻は私のイビキに悩まされてきている。私自身は、酷いイビキをかいているという自覚はない。自覚がある時は、筋トレ後に体が疲れていた日の夜だけだ。自分のイビキで目が覚めるからそれが分かる。自分のイビキがどれほど妻の睡眠を妨げているかは良く分からないが、知人夫婦たちは、子供が巣立った後別々の部屋で寝始めている。その理由は、イビキだ!

あるテレビ番組でイビキ防止の方法を紹介していた。それを見た妻は、早速、イビキ防止寝具を買いに行くアクションを起こした。「抱きまくら」で寝るとイビキ防止になると言う。

抱きまくらを買ってイビキ防止の効果を検証してみる!

近くのニトリに夫婦で「抱きまくら」を買いに出かけた。広いニトリの寝具セクションを探したのだが、抱きまくらの展示棚を見つけるのに時間がかかった。その理由は、抱きまくら製品が売れきれてしまい抱きまくらのサンプル品しかなかったからだ。近くにいた店員さんに抱きまくらの在庫を尋ねたら、こんな返答が・・・「今、ニトリの全店舗で抱きまくらが売り切れ状態になっています。」という。

その店員に入荷状況を聞いて予約をお願いしたら、もう一度、このお店の倉庫を確認してみますという返答を残して倉庫に調べに行ってくれた。10分後、その店員が両手に抱きまくら2つを持ってやってきた。早速、抱きまくらと抱き枕カバーを購入した。金額にして3,500円ぐらいだった。

抱きまくらを抱いて寝た結果

家内は、いつも、私にこんなことを言い続けている。できるだけ横を向いて寝て!!横を向いて寝れば、イビキがしなくなるからと。私は意識的に横を向いて寝るのだが、ずっと横を向いて寝られない。そのため、しばらくすると仰向けになってイビキをかいて寝ている状態になる。何度か無意識に寝返りをしていると思うのだが、横向けの寝方は長く続かない。そんな状況が、この抱きまくらで改善されるかどうかだ。

今日の朝、妻に昨夜イビキをかいていたかどうかを聞いた。答えは、抱きまくらを抱いている間はイビキをしていなかったが体が仰向けになっている状態ではイビキをしていたという。

横になって寝ている時間が長くなっているためか以前ほど私のイビキに悩まされなかったという感想であった。

私自身は、イビキをかいているという自覚がないので実態は分からないが一つだけ自覚できる効果を感じた。横向けに寝る姿勢が以前ほど苦痛に感じなかったことだ。寝返りが楽になる効果を感じた。抱きまくらを抱いていると寝返りが確かに楽になる。両手で抱きまくらを抱いている状態のイメージしてもらいたい。大木が回転しやすい形になる。

抱き枕のメリット、ディメリット

仰向けで寝ている状態から直ぐに横向けの状態に体を楽に変えられるというメリットが有るが、ディメリットは何なんだろうか。抱き枕を使い始めてこんな不都合を感じた。

抱き枕に抱きついて寝るのだが、抱きつき方が悪いと横に向いている時に下になる腕と肩が疲れることである。抱き枕が長くて重いと仰向けに寝る時に邪魔になる。寝始めは問題ないのだが夜中に抱き枕に抱きついているのかどうかも分からなくなる。

抱き枕の最大のメリットは、横向きに寝る機会を多くしていびきをする回数を少なくすることにある。

結果

  • 仰向けで寝る姿勢はイビキを発生させるので横向きに寝る回数を増やす
  • 抱きまくらは、横向けで寝る姿勢を簡単にしてくれる(寝返りを楽にする)
  • 抱き枕のディメリットは寝ている時に邪魔になる