スタバ1杯のコーヒーはシニアの居場所代? - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

仕事から離れた引退生活を送っているシニアは毎日外に自分の居場所を求めて外出する。会社員当時のように朝8時頃自宅を出て夕方6時頃に帰宅する。これをすることで妻のストレスを無くし生活のリズムを作りやすくする。後は、日中をどこでどのようにして過ごすかである。

スターバックスのようなカフェは65歳の私にとって都合の良い外出先になる。300円ぐらいのホーとコーヒー一杯で長時間居られる。インターネットビジネスをしている私にとってWi-Fi接続、AC電源コンセント、トイレ、飲食が揃っているスタバは都合が良い。

午前中のスタバは、比較的空き席が多い。お客も学生、ビジネスマン、シニア、若い女性が多い。気分転換にお客観察をする面白さがある。一杯のコーヒーを飲みながらスタバのバックグラウンドミュージックを聞く。午後のスタバと違って中高生や幼児を連れた奥さんたちが居ない。比較的静かである。

スタバを利用するシニアは、私のような自営業者、フリーランス、営業マンなど仕事を持っている人が多い。打ち合わせや待合場所として使われている。コーヒー1杯300円ぐらいで使い方次第で300円以上の価値が生まれる。

暇なシニアはコーヒー1杯の価値以上の使い方をしているのだろうか。

シニアには居場所が必要!

私が利用しているスターバックスは横浜駅西口にある。横浜駅周辺には沢山のカフェがある。その中でもスターバックスカフェの数は凄く多い。横浜駅西口店はその中でも店内のスペースが凄く広い。ドトールコーヒーショップの狭い店内と比べると開放的なほど空間と席の間が確保できる。

シニアがカフェで時間を潰すのが当たり前の時代である。価格が安いドトールコーヒーショップ、お客が少ない単価が高い個人の喫茶店、スターバックのようなチェーン店など人それぞれ好みに合わせて居場所として使っている。カフェで暇を潰す理由としてコーヒーを飲むという大義名分がある。コーヒーを飲んでいるから居られる

シニアがいて不自然でない場所

外出しても行き先が定まらないで街中をウロウロしているシニアが多い。シニア女性はデーパートの休憩所で暇を潰す。シニア男性は仕方なく量販店のトイレ近くにあるベンチで暇を潰す。どちらも人の目が行かない隠れた場所にある。同じ場所にずっと居られないので次の居場所を探す。

シニアが居ても不自然でない場所である。公園、図書館、ウインドウショッピング、カフェなどが頭に浮かぶ。カフェはお金さえあれば誰でも受け入れてくれる。一杯のコーヒーを味わいながら足を休める場所である。単価の安いカフェはお客の回転を良くするために居心地を悪くする。

スタバ、タリーズなどは逆に居心地を良くして固定客を増やしている。都会に出てくるシニアは居心地の良い居場所としてスタバやタリーズなどを活用している。郊外のカフェではコメダがシニアの居場所になっている。暇を潰す新聞や雑誌が読み放題だからだ。

長時間いても追い出されない場所

都会に多いスタバやタリーズ、郊外に多いコメダなどは一杯のコーヒーで長時間居られる。コーヒーいっぱいのお金でシニアの居場所が与えられる感じである。シニアにとっては安心していられる場所でもある。必要なものは全て揃っている。トイレはその一つである。快適で座り心地が良い椅子もそうである。

私のようにスタバを渡り歩く人も多い。多くは、ノマドワーカーである。午前中はこのスタバ。ランチでお店を出て気分転換。午後はあのスタバで夕方まで仕事をスタバでする。そんな生活のリズムがノマドワーカーに多い。65歳のシニアがノマドワーカーをしているのは珍しいと思っている。

インターネットビジネスでないとノマドワーカーとして生活のリズムが作れない。ノマドワーカーが仕事をする場所としてスタバは都合が良い。ネット環境と電源アクセスがある。その上、長居をして自分の席を確保できる。長居が出来るカフェはシニアとノマドワーカーにとって最も重要な要素になる。

仕事ができる場所

スタバのようなカフェで仕事をしている人はフリーランスや個人事業者が多い。打ち合わせ場所として営業マン、特に保険営業をしている人がお客さんとの打ち合わせ場所として使っている。学生は資格取得のための勉強や待ち合わせ場所として活用している。

企業によるリモートワーク活動でスタバが活用され始めている。私の息子もテレワークをしている。会社に出社するのは月に2,3回程度だという。自宅で仕事をするときとカフェで仕事をするときでは仕事の内容が違うという。自宅ではネット会議をする。静かでプライバシーを確保できる環境である。それ以外はカフェで仕事をするという。

シニアがカフェで仕事をする時は、お客との打ち合わせ、事務処理作業、情報収集、情報発信などの仕事が多い。カフェにWi-Fi環境が無償で提供され始めてカフェでの仕事がやりやすくなった。

結論

自宅で時間を上手く潰せないシニアは毎日外出する。行き先はカフェ、量販店、ショッピンモール、デパート、図書館などが多い。都会に出てくるシニアは行き場所がなくなるとカフェで足を休める。私のような自営業のシニアはスタバを仕事場として利用している。コーヒー1杯300円前後で長時間居られる居心地の良い場所である。

カフェはシニアにとって都会のオアシス的な場所になる。カフェでコーヒーを飲んでいれば不自然さはない。スタバのように長時間居座っても追い出されない。仕事をインターネットでやろうと思えがそれが無料で出来るネットアクセス環境がある。1杯300円のコーヒー代はシニアにとって外出先の居場所代である。

  


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。