「老人」と呼ばれたくないシニア - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

人生100年と呼ばれる時代になった。100歳以上の人口が6万5000人以上いる。私の義父は96歳。100歳まで生きても不思議でない元気さがある。既に介護付き老人ホームに入居している。彼は老人であり、高齢者であるがシニアではない。シニアという言葉には社会で活発に活動している60歳以上の人を指している感じがあるからだ。

66歳の私は年金をもらいながら個人事業主として仕事をしている。風貌は老人のような印象を与えるが体力、体格、健康面で中高年以上の若さがある。そんな私は前期高齢者としてラベルが貼られている。社会とのつながりが切れていないで生産的な仕事をしている前期高齢者であるが、呼び名はシニアにしてもらいたい。

60歳を過ぎれば、誰でも老いを感じ始める。精神年齢は若いが肉体年齢は年相応に老化する。自分はまだ若いと思っているのに周りからは老人、高齢者と言われると違和感を覚える人が多い。

65歳から前期高齢者、75歳から後期高齢者!どちらも老人と呼ばれる

米国では65歳以上をSenior(シニア)と呼んでいる。50歳以上から65歳の間の人をOlder or Elderlyまたは、those over 50と呼んでいる。米国の社会でも65歳以下の人の呼び方が定まっていない。

私は66歳。若者たちから「老人」というラベルで呼ばれた経験がある。白髪で毛が少なくなってしわが多い風貌から若者たちは「老人」という言葉が浮かび出てきたのだろう。私は出来るならば「シニア」と呼ばれたかった。

高齢者、老人、シニアという言葉から来る語感

「老人」という言葉は「高齢者」と同じ響きがある。シニアの方がまだ若い印象を与える。

シニアという言葉から来る印象は、まだ、社会につながって活発に仕事をしている感じが言葉から出ている。老人や高齢者は社会の片隅でひっそりと生活をしている人たちの印象を与える。言葉の解釈にはその人の感覚で個人差が出るが、私の感じ方はこんな感じである。

60歳代は見た目もあまり老人という感じはしない。70歳を過ぎた頃から人によって老化がひどくなり風貌や歩き方に老人の特徴が出てくる。老いてくると若く見える人老けて見える人の差が酷くなる。若く見える人は、定期的に運動をしている人か、現役で仕事をしている人、何か社会につながって活発に活動している人が多い。

66歳は私の感覚で高齢者という感じがしない。体も枯れていっていないし、顔の肌も老人の肌ではない。まだ、まだ、社会につながろうと思えば自発的に活動ができる体力がある。私が所属するNPO団体では、平均年齢が70歳である。彼らは、やるべき仕事を見つけると目が輝き始める。そんな仕事を続けている方は、若い。動きに若さが見える。

老人とシニアの違いはどこにあるのか?

NPO団体のメンバーには「傍観者」と「実践者」がいる。傍観者と実践者では若さの面で相当の差がある。自分の意志で動く人、実践者、は自分で新しいエネルギーを作り出している。傍観者は、動かないで見ているだけ。彼らは残っているエネルギーを使い果たしている感じがある。

老人や高齢者と呼ばれる人たちは自分で生命エネルギーを作り出せない傍観者達である。シニアは社会の中で自発的に目的を持って動いている実践者たちである。そんなシニアたちは活動を通して若さを体で表現している。

若さは自分で作り出すもの生きがいを見つけて追い続けている人は見ているだけで若さを感じる。新しいエネルギーを自分で作り出せるか、作り出せないかで老後の生活は変わり、周りからの呼ばれ方も変わる。アクティブに活動している人はシニアと呼ばれたい。老人と呼ばれたくない。

シニアと呼ばれるようになるには何をするべきか!

老人、高齢者と言われる人は社会からお役目ご苦労さまでしたと言われた人である。年金生活で生産的な仕事をやめて自由な時間を過ごしている。自分はそんな生活をしたくない、アクティブに社会の中でつながった生活をしたいと思っている人は何をしているのか。

  1. 働いている
  2. 違う世代の人達との交流がある
  3. 自発的に生きがいを見つけている

定年退職をする前と類似の生活リズムを維持しながら社会活動をすれば、自ずとシニアという印象を周りに与える。老人はNobodyであり、シニアは何々をしている誰々さんという名刺を持つ。シニアと呼ばれたければ自分の名刺を持つことである。

結論:「老人」と呼ばれたくないシニア

  •  米国では65歳以上をSenior(シニア)と呼んでいる。50歳以上から65歳の間の人をOlder or Elderlyまたは、those over 50と呼んでいる。
  • 老人や高齢者と呼ばれる人たちは自分で生命エネルギーを作り出せない傍観者達である。シニアは社会の中で自発的に目的を持って動いている実践者たちである。そんなシニアたちは活動を通して若さを体で表現している。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。