他界した義父は外出するときに必ずトイレがある場所を確認する。90歳を過ぎた年齢であったため尿漏れは当たり前の状態であった。老いて来ると失禁しやすくなる。そのため、紙パンツをはいている。そんな状況を認識していたので何かもっと便利なものがないかとHealth Care IT展示会(東京ビックサイト)に行ってきた。
面白い道具を見つけた。誰にでも便利で使えるというものではないかもしれないがこの道具があれば助かるという老人男性がいるはずだ。ご紹介したい。
ズボンの中にこっそりトイレ「自立化多彩尿器」
この製品の名前は「Mr.ユリナー」と言って名古屋市にある朝日産業(株)が製造販売株)が製造販売している。価格は、定価1万2000円前後だという。面白い製品であったので義父に紹介しようとパンフを持ち帰った。
トイレを意識していると外出先も制限される。ちょっとしたウォーキング、遠出の散歩、行事、団体旅行などに行きたくても失禁問題で躊躇するシニア老人がいると思う。そんな老人男性向けにMr.ユリナーは活躍するかもしれない。
男性用携行式収尿器として、一つ持っていれば何かの時に役に立つのではと感じている。年齢が若ければ、多少我慢が出来るのだが老いて来ると尿のコントロールが難しくなる。紙パンツも良いが、慣れないと気持ち悪い。紙パンツのオプションとして「Mr.ユリナー」は良い候補であると思う。
体裁を気にするシニア男性ならば:尿パッド対応の綿混ボクサーパンツ
尿漏れ対策として紙パンツをはく老人が多い。体裁を気にするシニア男性は見た目で変わらないボクサーパンツで尿漏れ対策が出来る下着にする。グンゼが販売している「尿パッド対応の綿混ボクサーパンツ」である。パンツに尿パッドを入れないで普通の下着としても使える。
紙パンツでズボンをはくと後ろ姿が醜い。体裁を気にするシニア男性はその姿を受け入れ難い。尿パッド対応の綿混ボクサーパンツは200CCから500CCまでの吸水用パッドに対応している。価格は2200円程度。
今から出来る尿漏れを予防する運動
男性も女性も尿漏れをする。老いて来ると骨盤底筋が衰えて来て尿を出したり、止めたりする筋肉のコントロールが不安定になる。ただ、骨盤底筋は筋肉であるので鍛えることが出来る。鍛えることで骨盤底筋のコントロール力を強化できる。
私はお尻の筋肉をヒップリフトで鍛えている。ヒップリフトの運動は尿漏れ対策で効果がある。この動画を参考にしてやってもらいたい。
結論
男女共に老いて来ると尿漏れで困ることが多くなる。外出が気楽に出来なくなったり、紙パンツをはいて体裁が悪くなったり、旅行にも行けなくなる。特にシニア男性は対策を考える必要がある。3つの対策が考えられる。
どの対策が自分に合っているかを考えて尿漏れで不安にならなくする。