渋谷駅の井の頭線出口辺りにあるナポリタンのパンチョお腹が空いた時やナポリタンが無性に食べたくなる時に行く。定番のナポリタン(760円税込み、2022年8月現在)は、小300グラム、普通400グラム、大500グラム、メガ600グラムがあるが、料金は同じだ。600グラムの目玉焼きナポリタンはこんな感じである。

naporitan

ナポリタンのパンチョはどのお店も食事時間帯になると長蛇の列になる。お客の多くは若者である。私のようなシニアはいない。私は筋トレをしているため食欲がある。いつも、500グラムのナポリタンを注文する。私のような大食家は特別な運動をしていない限り少ない。67歳のシニアが500グラムのナポリタンを残さず食べるのは難しい。

 

食欲があるシニアのメリット

67歳のシニアが大盛りのナポリタンを食べるのは珍しい。普通のレストランで出されるナポリタンは300グラムぐらい。大盛りは2倍弱の量になる。私はお酒をあまり飲まない。懇親会の席でもビアジョッキー一つで酔っぱらってしまうほどお酒に弱い。その代わり、良く食べる。

歳を取ると食欲が減ると言われるが個人差がある。私は定期的に運動をしているためかすぐにお腹が空いてしまう。朝食も普通の人の2倍ぐらい食べる。基礎代謝カロリーが1700カロリーもあるからだ。普通のシニアは基礎代謝カロリーが1400ぐらいになる。

週2回筋トレをしたあとのランチはいつも大盛りのナポリタンになる。ナポリタンにはマグネシウムが多く含まれている。筋トレでマグネシウムを消費してしまう。マグネシウムが体内で少なくなると筋肉の痙攣が頻繁に起こる。私の場合は腹部の筋肉がいつも痙攣する。それを防ぐために筋トレをした日のランチは大盛りナポリタンに粉チーズをいっぱいかけて食べる。これで腹部の筋肉の痙攣を防いでいる。

良く食べる人は生きていく上で必要なエネルギーを得られる

老人の食生活で問題になるのが食べる量が減って低栄養状態に陥るシニアが増えることである。食べるものが偏ったり、量が少ないと生きていく上で必要な栄養素をバランス良く取れなくなる。それが原因で体調不良になったりする。

低栄養状態になるシニアは自分の体を自由に動かせなくなる。特に足腰の筋肉量が減り、歩行障害が起きる。歳をとったら意識してタンパク質の多い食事と栄養バランスを考えた食事をする必要がある。人間の口から入る食べ物が少ないと生命エネルギーが欠乏し始める。

健康的なシニアは少し太っている方が良いと言われる理由がここにある。老人の食生活は素食と少量で身体を枯れさせていく。91歳の義父は良く食べる。健康診断を受けても低栄養状態になっていない。

体を活発に動かす生活をしないと食欲が減る

体を活発に動かさないと食欲は出てこない。老化により活発に動き回れなくなる老人は食欲が減り必要なカロリーを取れなくなる傾向が強い。その結果、食欲も増えない。当然、食べる量も減る。全てが悪循環になって行く。そうなると少量でも高カロリーの食べ物を毎日食べる事を意識していないとダメである。

私の場合、現役の会社員と同じような生活をしている。毎日通勤して1万歩以上歩いている。背中に5キロぐらいのリュックを背負い、早足で歩いている。自然とカロリーを求める食欲が生まれる。

老衰一歩手前の義母が老健施設のバランスが取れた食事で回復

義母が自宅で介護ベッド生活を送っている時、食べ物をあまり取らないでいた。そのため、老衰状態に近づいた。老健施設に入居してバランスが取れた食事を食べ始めてからは、見違えるように体力が回復した。嫌いな料理も環境が許されなければ食べるようになり、必要なカロリーと栄養が体に取り入れられる。

それだけで、老衰一歩手前の老人が元気な老人になってしまう。食べる事に興味を無くした時点で人間は生きる事を忘れ始めるという事である。バランスが取れた栄養と体に合ったカロリーを食事で取る事が重要になる。そして、食欲を出すために運動をする。老いてから小食になり始めたら、危険信号である。

結論

  • 67歳のシニアでも600グラムの目玉焼きナポリタンをペロリと食べられる。
  • 良く食べる老人は長生きをする。
  • 食べる事に興味を無くした時点で人間は生きる事を忘れ始める。