足を楽させるよりも苦労させるほうが健康寿命を延ばせる - 仕事、健康、筋トレ、暇

自分の足が不自由になると自分が降りる駅で降りられなくなる。電車のドアが開いて優先席から身を起こし、杖を突いて立ち上がり、ドアまで歩いて行くのだが時間がかかりすぎるため電車のドアは閉まり発進してしまう。足が弱くなると動作が遅くなり周りのスピードについていけなくなる。

さらに悪くなると介護用ベッドで生活するようになる。もう、自分の足でカラダを支えきれなくなる。動物は、動けなくなったら死ぬ。人間も遅かれ早かれ同じ運命である。

人間は健康寿命を伸ばすことで人間らしい老後の生活ができる。その基本は自分で自由に動ける体力と脚力である。足の筋力が衰えて歩けなくと健康寿命が尽きるサインである。自分で動けない体は、足の筋肉の衰えから来る。定期的に運動をしないシニアの足の筋肉量は毎年1%づつ失われて行く。

脚力は老後の生活で一番重要である。自分の足で歩き回れる機能を失うと家族に頼ることになり、行きたい場所に行けなくなる。

自分の足を鍛える事で健康寿命を伸ばせる!

介護用ベッドを使い始めた義母の介護を初体験した。自分の足で立って身動きが出来ない苦労と不自由さを目の当たりした。自分の足で動けないという不自由さは、誰かの助けがないと何もできないという不自由さである

老人になってみないとこの苦しみが分からないと思う。若い人たちは、自分で歩けるのが当たり前で特別な意識をしない。ケガで松葉杖を使い始めて足の重要性に初めて気が付く。

介護用ベッドを使い始めたら筋肉を失う

足の重要性に気が付いていない老人ほど介護用ベッドのお世話になる。一旦、足の衰えが酷くなると足の筋力を元に戻すのが大変難しくなる。難しくなるというのは、足の筋肉のリハビリに時間と地道なトレーニングが求められるからだ。意志が強くないと続けられない。足の筋力が衰える前に足を鍛え始めてそれを習慣化すると健康寿命を伸ばすことができる。

老人が目標とする足の筋力は、片足で椅子から立ち上がれる足の力!これができるようになるまで足の筋力を鍛え続ける。片足で椅子から立ち上がれる人は、40歳代、50歳代から少なくなる。普通の60歳代ならば、もうほとんどできない。それだけ、知らないうちに足の筋力が衰えていってしまう。70歳になれば、普通の老人は100%できない。

(参考ページ)60歳から足の筋肉を鍛えるにはどうすれば良いか?

介護ベッド生活をしている義母の介護を経験して足で歩けられなくなった義母の口惜しさと不自由さを再認識した。来年から足のリハビリをやってくれる介護施設の担当者が毎週訪問してくれる。リハビリ担当者が提供する足の筋力トレーニングにどれだけ義母がついて行けるかだ。どのようなトレーニングをするか興味津々である。

今から足を鍛えること

足を鍛える事を意識している老人とそうでない老人では日常生活で相当の違いが生まれる。同じ80歳でも杖をついて歩いている老人とそうでない老人では、生活の活動範囲が違ってくるだけでなく残りの人生を楽しめる時間も違ってくる。健康寿命は自分の足で自由に活動できる体を維持できるかどうかで決まる。

足の自由が奪われた老人は家族の介助無しで介護ベッドから這い出すことは出来ない。そんな現実があるという事を60歳代、70歳代の高齢者たちに伝えたい。介護ベッドは自分の死期が近づいているというサインと思うべきである。自分の足で自由に歩けることが生きていく上でもっとも重要であることを認識してほしい。

自分の足を楽させるよりも苦労させるほうが寿命を延ばせる。

  • エスカレーターに乗るよりも階段を昇り降りする方が足を鍛えられる。
  • 電車の中で座席に座るよりも立っていたほうが足を鍛えられる。
  • 小股で歩くよりも大股で歩くほうが足の筋肉を刺激できる。
  • アクティブに動き回る仕事をしている方が体全体に新鮮な血液を巡回させられる。

足は新鮮な血液を体全体に巡回させる第2の心臓である。足の筋肉を意識して鍛えることがアンチエイジングであり、自分の健康寿命を伸ばすことになる。

生活のリズムの中に足を鍛える運動を取り入れる

60歳、70歳、80歳代のシニアが突然運動を始めるのは強い意志がないと続かない。若い頃にスポーツに熱中した経験があれば体の鍛え方を知っているので運動習慣を身につけやすい。そんな経験がないシニアは日常生活の中で自然に足腰を鍛える運動を取り入れるほうが始めやすい。

お勧めな運動

  1. 小遣い稼ぎをしながら足腰を鍛えられるポスティングのアルバイト
  2. ショッピングセンターでカート回収のアルバイト
  3. 朝夕の散歩:階段や起伏が多い公園
  4. 毎食後に1セット5回スロースクワット運動、1日に15回

結論

老いてくると体力が落ちて楽をする動き方になる。これは自然な欲求なのであるが、健康寿命を伸ばす上で逆効果である。還暦を過ぎたら足腰を鍛える運動習慣を身につける必要がある。脚力が弱体化してからでは遅い。シニアの筋肉量は毎年1%づつ失われて行く。

自由に歩き回れる体と足を維持できなければ老後の生活は不幸になる。日常生活の中で意識して足腰を鍛える運動を習慣化することである。足に苦労を与えることが足の筋肉を鍛えることになる。エスカレーターを使わないで階段を使う。歩いていける場所は自動車を使わない。電車の中では座らないで立ち続ける。朝夕の散歩は意識して階段や起伏が多い場所を歩く。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。