座骨神経痛という言葉を老人たちがしきりに言っていたことを思い出した。多くのケースは、椎間板ヘルニアから発生する場合が多いという。加齢から来る椎間板ヘルニアなのだろうか。左の腰から左足膝まである角度で動くとしびれを感じる。座って立つ時にもしびれを感じる。夜寝返りをする時にもちょっと痛いしびれを感じる。
最近、また、腰痛で苦しむ。前回の椎間板ヘルニアは幸運にも3ヶ月ぐらいで自然治癒した。今回は、ある角度で前屈したり、反ったりするすると両足付け根外側の筋肉に鈍いズンとした痛みが走る。この現象が発症して2ヶ月が経過した。現在は、時々、両足付け根外側の筋肉に鋭い痛みが瞬間的に味わう程度に回復してきている。
感じとしてある角度で前屈したり反ったりする時に神経に障る。その痛みの程度が時間の経過で和らいでいる。何らかの原因で腰椎に何かが起こり椎間板ヘルニアのような状態になったと解釈している。
私の経験から「腰痛の多くの場合、自然治癒する」と言うのは本当である。こればかりは人による。私の場合は幸運にも自然治癒で腰痛が和らいできた。椎間板ヘルニアが自然治癒したのは今回で2回目である。腰痛がひどい初期の頃は焦って鍼治療やマッサージをやって頂いたが椎間板ヘルニアにはほとんど効果がなかった。
仕方ないので自然治癒に任せることにした。1週間単位で症状が緩和してきた。日によって良い時と悪い時が混在するが1週間単位で様子を観察するとちょっとづつ痛みが緩和してきていることがわかる。
椎間板ヘルニアは老人が遭遇する一つの病気!
第1回目の腰痛:私の症状
1ヶ月以上特定の角度で体を動かすと左足膝までしびれを感じ続けている。いっこうに良くなって行く気配がない。普通の生活は出来ているので仕事への影響はない。整形外科の医者は、初期の椎間板ヘルニアと診断した。痛み止めとコルセットとビタミンBを処方してくれた。
それから1ヶ月以上が経過しているが、いっこうに症状は良くならない。少しでも良くなっていく感じがあれば心配しないのだが、その兆候が見当たらない。心配である。このままもっと悪くなっていくのではないかと。
幸運にも歩く上で痛みは感じていない。ただ、心配なのは急な動作で痛みやしびれが酷くなるのではないかと言うことだけだ。高齢者の知人たち(65歳以上)は、腰痛を味わっている。多くは、椎間板ヘルニアである。酷い人は、神経ブロックの注射をしないと我慢できないという。
医者は自然治癒するからと言うが・・・
椎間板は、加齢に従ってすり減っていくことが分かっている。歳を取れば自然と誰もが椎間板ヘルニアになるリスクを持つ。今までぎっくり腰は何度も経験したが、椎間板ヘルニア(座骨神経痛)は初めてである。初めてであるが故、驚いている。老人たちが遭遇する一つの病気だ!
老人になるとどのような体の変化に遭遇するのだろうか。事前知識がない。事前知識があれば遭遇しても動揺しないのだが、医者に行って初めて加齢による病気ですよと言われて納得する。椎間板ヘルニアは、自然治癒する場合が多いので自然に任せなさいと言われたが、症状が直ぐに良くなっていかないので心配で仕方がない。
今まで考えたこともない、想像もしたことがない、予期もしたことがない老いから来る病気にいつも圧倒される。病気というか老化現象といった方が良いだろう。
老化現象でこんな体の変化に遭遇
- 帯状疱疹ヘルペスに遭遇。1ヶ月半で完全治癒した。60歳から70歳のシニアが多い
- 左人差し指がばね指になった。完治していないが使う上で問題が無い
- 椎間板ヘルニアになる。ぎっくり腰から椎間板ヘルニアに悪化したような感じ
- 緑内障(もう20年以上も付き合っている)
これから老いていく過程で遭遇する老化現象はどんな物があるのだろうか。若い頃には考えた事がないことがシニアになって体験する場合が多い。多くは老いて行くことで体に何が起きるかの事前の情報不足からくる。
2021年10月現在、腰痛の症状は消えている。AKA療法を受けて仙腸関節の調整をして今までの痛みが消えた。
結論
私の腰痛は初期の椎間板ヘルニアと診断された。整形外科の医者は自然治癒する場合が多いので様子を見なさいというだけ。椎間板ヘルニアは加齢による病気。そんな情報を得ていないため慌てる。腰痛の症状が1ヶ月間続いてもあまり改善されないために不安を覚えるが、自然治癒はちょっとづつ痛みを緩和してきた。
このような腰痛を2回味わった。2回とも自然治癒で回復した。ちょっとづつ治っていくので知らないうちに痛みを感じなくなる。人にもよるので自然治癒力で治らない人もいる。