私はショートケーキが大好きだ。甘い物が好きなんだけど、自制心が働いてケーキを買う時や食べる時に戸惑う。戸惑う理由は、(1)太り出す恐れ、(2)糖尿病の不安、(3)食べるのを制御できなくなるかもしれない恐れである。甘いものは一般的に中毒症状を起こしやすい。

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適度な量のスイーツを食べるのであれば、恐れる必要はないのだが適度の量を超えたり、頻繁に食べたりし始める。甘い物から離れられなく成り、シニアの健康を害する。自分の健康を考えるとスイーツを食べる時の自制心を強める必要がある。

シニアの健康を害するスイーツの食べ過ぎ!

生活習慣病の一つに糖尿病がある。

糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度(血糖値)が慢性的に高くなる病気。インスリンというホルモンの分泌や働きが不足することで、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下し、高血糖が続く。

運動不足と新陳代謝機能の衰えたシニアの体は過度のスイーツの取り過ぎは体に悪い。定期的な運動をしていれば血液中の血糖が筋肉で消化されるので問題がないが多くのシニアは運動不足状態である。

甘いものの中毒症状とは?

甘いものを食べると、脳内に快楽物質であるドーパミンが分泌され、幸福感を得られる。この快感を求めて、ついつい甘いものを食べ過ぎてしまう状態が、いわば「甘いものの中毒」である。

甘いものの中毒症状として、以下のようなものが挙げられる。

  • 甘いものを食べないとイライラする
  • ストレスを感じると甘いものが欲しくなる
  • 甘いものをやめられない
  • 甘いものを食べないと落ち着かない
  • 甘いものを食べると元気になる

上記のような症状があるシニアは甘いものの中毒症状になっている。

甘いもの中毒症状を拒む私の体

若い頃は自分の健康などを気にしないでショートケーキをパクパクと食べ放題に食べていた。お陰で体重がその当時は80キロ以上あった。今は71キロで適正体重に近づいている。

時々、甘い物に手が出て食べ過ぎる時があるのだが体が変な信号を出してくる。「もう、これ以上甘いものは口に入れないで下さい!気持ち悪くなります!」と言ってくるのだ。甘い缶コーヒーも体が受け付けなくなっている。その為、今は珈琲がブラックになっている。

どうも砂糖が沢山入っているスイーツを体が拒否し始めている。アイスクリームやソフトクリームなどは一つ食べればそれで終りとなる。若い頃は2つぐらいペロリと食べていた。大福もそうである。小豆と一緒に大量の砂糖がアンコに入っている。

筋トレを真剣にやり始めた頃から食べる物を注意して選び始めた。血糖値を上げる食べ物は出来るだけ避けるようになった。お菓子類も食べなくなった。昔はポテトチップスを良く食べていた。ポテトチップスは本当に体に良いのかどうかを調べてみた。

ポテトチップスが体に悪い理由

  • 高カロリー: ポテトチップスは、油で揚げて作られているため、カロリーが高く、食べ過ぎると太る原因になる。
  • 高脂肪: 飽和脂肪酸が多く含まれており、コレステロール値を上昇させ、動脈硬化や心疾患のリスクを高める可能性がある。
  • 高塩分: ポテトチップスには多くの塩が含まれており、高血圧の原因となる可能性がある。
  • 糖質が多い: 一部のポテトチップスには、砂糖やデンプンなどの糖質が多く含まれており、血糖値を急上昇させ、糖尿病のリスクを高める可能性がある
  • アクリルアミド: 高温で揚げる過程で、発がん性物質であるアクリルアミドが発生する可能性がある。
  • 添加物: 保存料や着色料など、様々な添加物が含まれている場合がある。

体に良い食べ物を選んで食べ始めたことで体重も70キロ台に留まっている。1日に必要なカロリー量を超えないよう腹八分目を目標にしている。ケーキ類は高カロリーの食べ物。頻繁に食べるものではないという認識になった。

シニアの健康は栄養バランスが良い食べ物から始まると思っている。私の義母は自宅で生活をしていた時よりも老人ホームのほうが健康的な体になっている。好き嫌いが多く少食であったため低栄養状態と診断されるときがあった。老人ホームが提供する食事は栄養バランスが取れているため義母の体調不良が食事だけで消えてしまった。

甘いものを食べる回数や量をコントロールする

ショートケーキを食べたいという願望が強まる。そこうデパートの食品売り場をいつも通るのだが、美味しいケーキだらけで狂いそうになる。いつか、あのケーキを買って食べてやろうと。でも、高い。700円、800円もする。ちょっとしたランチの値段である。ケーキはランチにならない。

ケーキを食べる回数を減らしている。何かのお祝い時や夫婦で旅行に出たときにケーキを食べることにした。旅行先の食事がバフェットスタイルであると必ずケーキ類が食べ放題になる。旅行に行く楽しみの一つにケーキ食べ放題がある。

ポイントは甘いものを定期的に食べ続けないことにある。回数塗料をコントロールする。これが出来るよう生活の中にルールを溶け込ませる。

結論

甘い物の誘惑は強い。その誘惑に負けないだけの自制心がないとシニアの健康は維持できなくなる。甘い物の取り過ぎはシニアの健康に悪い。