毎朝利用する相鉄線の駅がエレベーター修理で階段を使わざるを得ない。交通誘導のため警備員が上と下で2名ほど始発から終電まで働いている。中年の女性から70歳代の老人まで色々な年齢の警備員がその仕事をやっている。私から見てもずっと立って乗客を誘導する仕事は体力的にきついと思う。やる仕事は、監視と誘導だけなので女性でも老人でもできる。

ただ、

ずっと立ち続ける体力が必要だ。辛い場面を私は見ていないし、体験もしていないので表面でしか判断ができないが、こんな警備、交通誘導のアルバイト募集を見つけた。

froma(引用先:フロムエー

警備業界と建設業界は人材不足になっている。どちらの業界も仕事自体はきつい。若い人たちが気楽に応募しないアルバイトだろう。このアルバイト募集だけを見れば、すごくおいしい仕事のように見える。お金で釣る仕事には、それなりの裏事情がある。

時給・日給が良いが何故か人が集まらない仕事に裏事情が必ずある

不景気な時代ではないので色々な仕事が若い人たちにはある。70歳を過ぎたシニアはというと、あまり仕事で選択できる余地が無いのが現実だ。お金のために働きたいと思っている70歳以降の元気なシニアならば、警備業界の交通誘導のアルバイトに応募してみても良いのではないか。研修期間が10日間ある。

研修が無事終わると祝い金が出る。研修の途中で辞めてしまう人も多いのだろう。安易な気持ちで申し込めない理由がここにあるのかもしれない。実態は、経験していないのでわからないが、普通のアルバイトでは研修後の祝い金などない!普通あり得ない祝い金が出るということは、裏を返せばキツイということだ。

きつい仕事だから支払われる賃金もよい。これは当たり前だ。

短期的にお金を貯めたい人ならば、チャンスかもしれない。70歳以降のシニアがやるべき仕事ではないが、背に腹は代えられないような困窮状態ならば応募して見る価値はある。シニア向けの仕事が用意されているかもしれない。今の日本は、少子化で若い労働力が減少している。どうしても、主婦や老人に目が行く。

決して楽な仕事ではないので覚悟がいる。楽でない仕事だからお金で労働者を釣る募集方法を取る。

60歳代のシニアが新しい仕事を探すときに注意

今、60歳代のシニアならば、体力勝負の仕事をキャリアにすべきではない。老化による体力減退は激しい。体力が落ちて病気になりやすい。無理をすると怪我をする。怪我をするとますますお金がかかる。60歳代のシニアが始める仕事は、自分が80歳になっても仕事が継続できるようなことを考えるべきだ。

頭を使った仕事をセカンドキャリアにすべきだ。知識、経験、スキル、資格、特殊な分野などで自分の専門性をアピールするしかない。短期的にお金を作るためならば、警備のアルバイトも良いだろうが、体力的に長くは続かない。

70歳代の老人が交通誘導の仕事をやっている場合があるが、何年も続けられないはずだ。それが出来る人は、その業界でのキャリアが長い元気な老人ではないかと思う。または、お金が本当に必要なシニアなのだろう。この世の中は、お金と健康の価値が逆転する時がある。老人は、一度健康を害すると回復するのに時間とお金がかかる。若者と違って寝て休んでいれば回復するという訳にはいかない。

魅力的な賃金の誘惑できつい仕事に挑戦する時は体力的に続かなくなった時に次の仕事をどのようにすべきかを考えてからやるべきである。シニアにとってきつい仕事は色々あるが、共通していることは体力勝負の仕事である。

60歳代のシニアならば、知的生産的な労働ができる仕事を見つけて挑戦するのが良い。私のお勧めはインターネットビジネスである。インターネットビジネスに挑戦しながら体力をそれほど要求しない普通のアルバイトやパートの仕事を行う。シニア向けのインターネットビジネスにはこんなビジネスがある。

シニア向けのインターネットビジネス

  1. ブログでグーグルアドセンス広告掲載ビジネス
  2. ネットショップで自作製品の販売
  3. 傾聴サービス
  4. 自分の専門分野のビジネスコンサルティング

インターネットビジネスは売上がすぐに生まれないが、継続することで売上は生まれてくる。試行錯誤を通してインターネットビジネスのコツを学ぶ必要がある。ネットビジネスの良さは、年齢、性別、時間、国籍、場所の制約を受けないで出来る点である。ある知人は、海に打ち上げられた漂流物を拾って製品加工をしている。飾り物を作ってネットショップで販売している。

自分のアイデアを商品化、サービス化することで自分独自のビジネスを展開できる。

結論

  • 警備のアルバイトは金銭的な待遇が良いがお金で釣る仕事には、それなりの裏事情がある。決して楽な仕事ではないことを覚悟して挑戦すべきである。
  • シニア向けインターネットビジネスを検討してみてはどうか。