夫婦生活がいつまで続くか、どちらかが先に他界した場合にどのような生活が待っているのか。孤独がやってくるのは誰もがわかっている。お互いに支え合って長年生きてきたパートナーと死に別れると生きる意味を失う。
高齢者は、70歳を過ぎると体力が落ちて免疫力が衰えす。健康を意識して定期的な運動をしていないシニアは、今までに発症したことがない病気に直面する可能性が高い。生活習慣病が免疫力低下からひどくなり、入院する場合もある。
65歳を過ぎると年金を受け取れるが金額が不十分で生活が出来ない場合がある。働かないと生きていけないという現実に直面する。いつまで働けば良いかという問題ではなく、食べて行くには何をしたら良いかという問題になる。
65歳を過ぎた高齢者は、孤独、健康、仕事の問題をどうすれば解決できるかを探す必要がある。
孤独、健康、仕事の問題を解決するには・・・?
孤独は伴侶を失った時に生まれる
伴侶を亡くしたシニアの男性を見かける。お酒を一緒に飲む機会がある時は、寂しさを顔に出さない。子供たちと一緒に生活をしている人たちが多い。それでも、孤独は孤独だ。
孤独から逃げるには、新しい同伴者を見つけるしかないかもしれない。別に結婚する必要はないと私は思う。お互いのニーズを満たし合える仲であれば、一つの契約書(同棲・同伴契約書)を作成して一緒に生活をすれば良いのではないだろうか。
お互いが高齢者で話し相手や旅行相手がいないためつまらない生活を送っているならば、気が合う相手と同棲生活を送るのも一つの方法だろう。一緒に生活することでお互いを助け合う事が出来る。気の合う相手が見つからなければ、まだ、普通の生活が出来る高齢者たちが共同で生活するのも良いかも知らない。
70歳を境に健康問題が発生!
70歳を越えると健康や生活面で一人で生きていけるのだろうかと真剣に考え始める。その理由は、体力の低下である。今まで出来ていた動作ができなくなったり、難しくなったりする。特に足の筋力の衰えが顕著になる。長時間歩き続けるのが苦しくなったり、階段の上がり下りがしんどくなったりする。
生活習慣病である糖尿病、高血圧、心筋梗塞、肥満などを人間ドックの検査結果から意識し始める。医者からは定期的な運動をすることを勧められる。
高齢者の健康で表面化する問題は、(1)筋力の低下と(2)免疫力の衰えの2つである。この2つの問題を解決するには、定期的な運動とバランスの取れた食事である。特に、筋肉を作る材料であるタンパク質の食品を多く食べる必要がある。定期的な運動で筋肉を鍛えることができれば、免疫力も同時に改善されて行く。
定期的な運動は、自宅でも簡単にできる。おすすめの運動は、足の筋肉を鍛えるスクワット運動と体幹を鍛えるプランクという運動である。
老後のお金をどう稼げば良いのか?
生きて行くには、お金(生活費)を自分で稼ぎ続ける必要がある。そんな時代が今の時代である。
不安定な時代(年齢関係なく雇用が安定しない、変化が激しい、少子高齢化現象、異常気象など)は自分で何が出来るかで生きて行くしかない。その意味合いでは、60歳、70歳の手習いで生活費を稼ぎ出す方法を今から準備する必要があるだろう。
そのベースは、健康な体だ。
足の筋肉の衰え対策をしながら、普通の生活で不自由をしない。これが出来ないと生活費を稼ぎ出すことが難しくなる。何歳になっても、探せば仕事は見つかる。ただ、決して自分が望むような仕事ではないかもしれないが。人のいやがる仕事はどんな時代でも残っている。
人がいやがる仕事:
- 土木作業員
- 浄化槽水質管理
- 新薬の実験台
- 死体洗い
- 殺人事件のあった部屋の後始末
- 警備、清掃員
- 建築、解
- 介護
- 営業
- 汲み取り
- 引越しスタッフ