65歳で本当の意味での定年退職になるシニアが多い。65歳という年齢は第二の人生を始める節目になる。私のような自営業者は既に第二の人生を始めてしまっているので65歳という年齢は年金収入が得られるぐらいしかない。経済的に余裕が生まれるのでプラスになる。65歳以降も仕事を探している元会社員ならば、仕事を探すから仕事を自分で作るにシフトすべきだ。
65歳という年齢は再就職の麺で思っている以上に高い壁になる。定年退職後の生活は自由になる時間が急激に増えて暇に溺れる状態になる。時間の使い方を考えて新しい生活のリズムを作らないと苦しむことになる。平日の8時間を埋める何かを見つけないと、「今日は何をしようか?}と考え始めてしまう。
目次
定年退職後の生活
年金を受け取る年齢、65歳は会社を卒業する年令になる。会社組織を離れて自分の足だけで第二の人生を送る出発点に立つ。人によっては私のように65歳を待たずに第二の人生を開始する人もいる。会社にぶら下がって生活するスタイルから自分の足で歩き始めるスタイルになる65歳シニアたち。戸惑いと迷いがある人生が始まる。
今のライフスタイルで満足しているか?
第二の人生を始めているシニアの中で目的を持ったライフスタイルを築いている人が何人いるだろうか。定年退職後にこんな事をやりたいと準備していたシニアは目的を持った新しい生活スタイルを築ける。私の知人の中には地方に移住して農業を始めた人がいる。彼はそのために色々と準備をしていた。定年退職が待ち遠しかったように見えた。会社という組織の歯車として働くことにストレスと疲れを感じていたように見受けられる。農業は彼にとって新しい人生の挑戦である。そこにやりがいを見出した。
今のライフスタイルが本当に自分が求めているスタイルであるかを問うならば、タイミングは今かもしれない。人生で戸惑いと迷いがあるときこそ、変化を起こすタイミングになる。今の生活に満足していないという欲求がある時に新しいライフスタイルを作る第一歩が始まるからだ。コロナの生活で私のライフスタイルも変わってきている。
今まで自宅で仕事をしないことにしていた。コロナ禍の生活が2ヶ月続いて外出して仕事をする機会を失った。仕事は自宅でするしかなかった。自宅で仕事をしているうちに週に1、2回ぐらいは自宅で仕事をしても良い感じがしてきた。特にNPO関連の会議がビデオ会議になってきたため、静かな自宅の部屋でないと出来ない。ビデオ会議による打ち合わせや定例会はこれからも続く。
ビデオ会議がある日は原則自宅で仕事をすることになる。それ以外は外出先のスタバが私の仕事場になる。新型コロナウイルス感染騒動が新しい生活様式を強制し始めている。テレワーク、リモートワーク、在宅ワークが当たり前になる。既にIT企業は都心にあるオフィスを縮小して時代の変化を味方にしている。同じようなことが個人の生活にも起きてくるのは確かだ。
日常生活で求めるものは何?
シニアの日常生活は自営業者でなければ、暇な時間であふれる。暇をつぶすために外出をする。自宅にいるよりも外にいるほうが健康的になると医者に勧められる。居心地の良い居場所が見つかっているシニアは幸せである。午前中はここで暇をつぶし、午後はあちらで時間を潰す。そんな生活のリズムができていれば、外出も苦にならない。
仕事がないシニアほど日常生活が定まらない。毎日が日曜日になる。次第に曜日感覚も失われていく。子供の時のように一緒に遊んでくれる友が近くにいれば良いのだが、そんな友だちがいるシニアは少ない。残念ながら、私には遊び友達がいない。妻だけが良き遊び友達になる。孤独と寂しさを癒やすために犬や猫などのペットに自分の時間とお金を使うシニアが自然と増えていく。
朝と夕方はペットの散歩で公園は埋まる。ペットの飼い主たちが公園の隅でおしゃべりをしている光景がどこの公園に行っても見かける。自分の生活で目的を持った時間の使い方をしないと川の流れのように流されて行く。気がついたらこの世を去る年令になる。時間を無駄にしたと後悔するかもしれない。
自分の時間を有効に使うには何をしたら良いか、充実させるにはどうすべきか、楽しく使うにはどのようなアクションが求められるかを今から考える必要がある。
居心地の良い場所は?
会社員であるうちに第三の場所を作れる人ほど定年退職後の生活を楽しめる。会社(働く場所)、家庭、第三の場所を上手く活用することで精神的な安定を見いだせる。職場や家庭で疲れた時に第三の場所で疲れた心を癒やす。自分にあった第三の場所を見つけるにはどうしたら良いか。まだ見つかっていないシニアは自分の心が落ち着く場所がどこにあるのかを探す旅に出てみることだ。
私は気に入ったカフェを探す。単価が高いコーヒーになるかもしれないが、心が落ち着く、気分が良くなる雰囲気のカフェであればコストは気にならない。毎日行く場所にはならないが、心を癒やす目的でそんなカフェでコーヒーを楽しみたい。
カメラを持って写真撮影をするシニアを公園で見かける。自然の美を自分のカメラで写したいという欲求で自然の美を求める場所に行く。川、海、山、公園、写真撮影が出来る場所が彼らにとって居心地の良い場所になる。
漫画好きなシニアならば、漫画カフェやネットカフェが居心地の良い場所になる。献血ができる年齢にいるシニアならば、赤十字血液センターで2ヶ月に1回漫画や雑誌を見ながらお菓子を食べる時間が持てる。献血後1時間以上動き回らないでゆっくりする必要がある。その意味合いで赤十字血液センターの中で自由な時間を過ごせる。
お金とうまく付き合って行くには?
シニアにとってお金は老後の生活の中で気になる存在である。お金を稼げる状況にいるならば、稼いだお金をどのように貯めて使うかを考えれば良い。節約の生活をしているシニアならば、「ハレとケ」のメリハリをつける生活習慣を身に付けることである。 年令を問わずお金を稼げる仕組みを作れれば、経済的な余裕が生活の中で味わえる。
お金には賞味期限がある。お金を使うタイミングを間違えないことだ。お金を貯めるだけで人生を楽しめるのかどうかを自問してほしい。お金は何かを得るために使う兌換紙幣である。美味しい食べ物を食べたければ、そのチャンスがある時にお金を使って味わう。それを後に回したために食べれなくなるリスクが生まれる。一度介護施設に入居すると行動の自由が制限される。
自分が稼いだお金はあとに残る人のためにあるのではなく、自分の人生を楽しませるためにある。
健康
シニアになればなるほど「健康」という言葉が身に沁みてくる。免疫力が年齢とともに下がって行く。免疫力が衰えると今まで抑えていた病原菌を抑えきれなくなる。突然、体の調子が悪くなり経験したことがない病気に襲われるリスクが高まる。 健康に不安を覚えるシニアは多い。体の調子が悪いと感じ始めるとどうしても悪い方向に物事を考えてしまう。自分の健康は他界するまで私達シニアの心を戸惑わせ続ける。
体のメンテナンスをどうしていくか?
スポーツジムに行けば60歳代以上のシニアが筋トレや有酸素運動をしている。糖尿病予備群になるシニアは肥満体型の人が多い。人間ドックで医者が定期的な運動習慣を身に付けろと促す。予防治療として定期的な運動は効果があるからだ。シニアは加齢から来る体力の衰えがある。活発に体を動かす生活でなくなるからだ。体を動かさなくなると使わない筋肉が失われて行く。これは既に証明されている。
80歳を過ぎた老人の足を見てほしい。歩行で苦労をしている。足腰の筋肉を失って歩行が難しくなっている老人が多い。体のメンテナンスは若いうちに始めればそれが生活習慣になる。体を動かし続けることで失われていく筋肉を維持、成長させることが出来る。私がやっている筋トレは体に若さを与えてくれる。
65歳のシニア男性が懸垂をストレートで10回出来るようになる。93キロのバーベルを挙げられるようになる。私の息子たちでも同じことが出来ない。そんな体を筋トレで身に付けた。筋力では運動をしていない若者に負けないぐらいの力を出せる。体格も変わってくる。筋トレを1年、2年と続ければ確実に体格は違ってくる。ただ、タンパク質の多い食事をしなければ体格は変わらない。
シニアの体のメンテナンスは運動習慣を身に付けることで達成される。加齢で体が固くなる。運動習慣で体の硬さを和らげられる。朝のラジオ体操を続けるだけでも効果がある。毎日ラジオ体操を続ければ、関節周りや心肺機能が改善される。体は使わないと動かし難くなる。シニアは特にその傾向が強い。
食事は今のままで良いか?
食事は腹八分目が良いと言われる。コロナ太りが今注目されている。運動不足で体重が数キロ増えて人が多い。私も74キロの体重が77キロになった。今は、食事の量を気にしながら調整し、75キロまで下げている。筋トレのおかげで消費カロリーが多いため食事の量を調整するだけで早く体重を下げることが出来る。
私は意識して加工食品を避けている。出来るだけ食べる物の素材がわかる料理品を食べる。ファストフードのハンバーガーはこの5年間食べていない。ハンバーガーを食べるときは、冷凍されたパティーの肉ではなく生の肉をパティーにしたハンバーガーを食べることにしている。価格は高いが肉の品質は良い。
糖分は意識して多く取らない。間食はできるだけしない。健康に悪いと考えられるお菓子類は食べる量を抑える。珈琲はいつもブラックにしている。中国産の冷凍食品は意識して避けている。老人はできるだけタンパク質が多い食事をすべきである。体に筋肉をつけるにはタンパク質が多い食べ物が必須になる。運動をしても食べるものが悪いと健康に良くない。筋肉も体についてこない。
緑黄色野菜、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、タンパク質などは意識して体に取り込んでいる。体に取り込むものがゴミであると体から出てくるものもゴミになる。品質の良い細胞を作り出すためには良い食べ物を口に入れるしかない。
老化対策でなにか運動をしているか?
老化は避けることが出来ないが、遅らせることは出来る。運動を定期的にしているシニアとしていないシニアでは体力も健康も違いが出る。同じ80歳でも身軽に体を動かせる老人とそうでない老人が生まれる。現役で仕事をしている80歳で体を使っているシニアは体が自由に動かせる。仕事をしていないで体をあまり使っていないシニアは自分の体を思うように動かせなくなる。
内臓の老化は防げないが、体力や筋力に関しては定期的な運動習慣で老化を遅らせられる。シニアにとって定期的な運動は健康寿命を伸ばす上で必須である。老人になっても自宅で普通の生活をしたければ、運動習慣を身に付けて身体の老化を遅らせることしか方法はない。私が筋トレを続けている理由は免疫力の強化にある。筋トレは免疫力を強化する効果がある。
筋肉の強化がそのまま免疫力の強化につながる。
睡眠時間を十分確保しているか?
老いてくると一般的に睡眠時間が短くなると言われる。私はなぜか8時間睡眠が続いている65歳のシニアである。忙しい生活、肉体労働をしている生活などで体が疲れていると睡眠時間は長くなる。もし、睡眠時間が短く、夜中に目が覚めるシニアならば、体を疲れさせる労働や運動をすれば良い。
私は1日8000歩以上の歩行をしている。その上、自宅でホーム筋トレをしている。スクワットや腕立て伏せをやっている。体がある程度疲れるまでやると自然に睡魔が襲ってくる。ただ、何か興奮させるストレスや出来事が起きると眠りにつけない。これは誰も同じだろう。
睡眠が十分取れない悩みごとや戸惑いがあるときは気分転換が出来ることをまず行ってからベッドに入る。または、眠くなるまでつまらない本を読む。
医療費を節約するにはどうするか?
70歳を過ぎる頃から医療クリニックが身近に感じ始める。風邪を引きやすくなったり、体調が優れなくなったり、腰痛がひどくなったり、関節痛が出てきたり、色々と医者に相談することが増えてくる。老いとともに医療費も増えてくる。
年金暮らしをしているシニアにとって医療費はできるだけ少ないに越したことがない。病気になる前に予防ができれば医療費は増えて行かない。私は医療クリニックに行くときは人間ドックを受けるときとインフルエンザのワクチン注射を受けるときぐらいである。
起業して15年が経過したが一度も寝込んだことはない。風邪を引いても喉風邪が殆どでハーブのエキナセアを飲み続けることで治ってしまう。人間ドックでの診断結果ではこれと言った異常値は見つかっていない。
健康な体を維持できているのは定期的な筋トレで免疫力を高めていることと新陳代謝を活発にしているからだと思う。さらに、風邪かなと思ったときに直ぐに風邪薬を飲む習慣ができている。早期発見早期治療である。その結果、医療費が全然かからない。
心
65歳シニアの心は冒険よりも安定を求めるのだが、仕事をしている限りそれがない。ビジネスは不安定の上に成り立っている。自分でバランスを取りながら頭を水面の上に出し続けなければ生きていけない。心の安定は自分次第かもしれない。覚悟を決めた心構えと最悪の状態を予期して準備する対策で心の安定を作るしかない。
ビジネスを始めると予期せぬことがいつも起きても可笑しくない。体調不良で仕事が出来なくなるかもしれない。コロナ感染リスクで経済環境がおかしくなって売上が急降下するかもしれない。変化は心に不安とチャンスを与える。全て自分次第ではないか。
他人を気にする生活よりも気ままな自分を楽しむには?
世間体を気にして本当にやりたい事ができない人が多い。実は、私もその部類に入る。インターネットでの仕事は時間の自由が効くため空き時間を別のことに使える。いつもパソコンの前で座って仕事をしていると違った刺激を求める。私はショッピングセンターで買い物カート回収のアルバイトを以前からやりたいと思っているのだが、家内が世間体を気にして私にそのアルバイトをやらせてくれない。
カート回収の仕事は体力を使うのだが、無心になって誰も気にせず没頭できる。気ままに単純な仕事をして足腰を鍛えながらお金が稼げる仕事である。本業から離れて全く違う仕事をするのは気分転換になる。70歳になった時に再度妻に交渉したいと思っている。70歳になれば、夫の世間体を気にする年齢でなくなると思う。
今の自分を見て世間体を気にするならば、思い切って本当にやりたいことを求めてみてはどうだろうか。今できなくても計画と準備はできる。
無理すれば良いという考えをどう思うか?
筋トレをしていると自分を追い込ませるという言葉が筋トレ仲間との間で飛び交う。この言葉の意味は、もうこれ以上できないという状態まで体を鍛えるという意味になる。例えば、懸垂を1セット5回づつ3セット行った後に後5回懸垂を行う時に自分を追い込む状態になる。懸垂が1回もできなくても体を上げようと試みる。
これをやると筋肉への刺激が最大になる。通常の筋トレでは6割ぐらいのパワーで精一杯になる。それを超える努力をする行為が自分を追い込むことになる。シニアの筋トレでは無理が禁物。無理をすると必ず体の調子が崩れて筋トレが一時中断することになる。
老化現象で意識しない内に体の機能が低下してくる。低下した機能を無理やり使おうとすると故障する。若者の体と違って無理をすると回復が遅くなる。関節に痛みが走ったり、腰痛がひどくなったり、筋肉のこりが取れなかったり、体の不調が発症する。無理はシニアにとって良い結果を導かないと私は思っている。
老後の人生はできるだけ無理をせず自分のペースで過ごすのが自然だと思う。他人のペースに巻き込まれずに自分のペースで余生を送る。
孤独を感じるならばどうすべきか?
伴侶を失ったシニアは孤独と寂しさで満ち溢れる。私はその状況になっていないのでどれだけ精神的に辛くなるのか分からない。いづれどちらかが他界したら孤独と寂しさに対面することになる。孤独と寂しさを感じ始めたら同じ状況にいるシニアを探すことだと思う。心を共有する仲間がいると一人ぼっちになる精神的なリスクを防げる。
何処でそんな仲間を見つけられるのか。私ならば、興味を持つ団体や趣味のグループに参加して気が合う仲間を作ると思う。外に出ていって探す。一人で家にこもると何も起きない。精神的に不安定になるのが分かっている。自分が動けば必ず体に新しい風がぶつかる。動いて新しい風をたくさん作ることである。
心が一番落ち着くときはどんなときか?
週末の朝、いつもよりも早く目が覚める。妻は逆に遅く目覚める。いつもは午前7時に起きる。週末は午前6時頃が多い。起きたらすぐに口を濯いで顔を洗う。次にコーヒーメーカーでドリップコーヒーを作る。コーヒーの香りを嗅ぎながらパソコンの電源をオンにする。今日のニュースを読みながら、メールを流し読みしながらコーヒーを味わうときが一番心が落ち着く。
週末は仕事をできるだけしないで妻と一緒に遊ぶ。自動車で鎌倉周辺まで行って、ランチを楽しむ。公園巡り、古いお寺めぐり、海岸を歩いたり、自然と触れ合う時間を過ごす。静けさの中に自分を置くと無心に近い精神状態に成りやすい。それが心地よい。
自分の人生を振り返ったとき一番楽しかったときは?
米国で留学生活を送っていたときが一番苦しかったけれど楽しかった。長年の夢であった米国の大学での学生生活。それが実現できた喜びは言葉に表せない。ブロンドヘアーの米国人女性とデートしてハグやキスを味わう。セックスをしながらお互いの身体の違いも学ぶ。
留学先での生活は毎日が発見の連続であった。文化の違いをいつも感じた。悪い面も良い面もある。大学を卒業したらもう一度MBAを取りに帰ってくると考えていた。結局、日本社会で生活をしていく内に米国の大学院に行く機会を見失ってしまった。
65年の人生の中には嬉しいことが一杯ある。ハラハラすることもたくさんあった。今振り返れば、そのような出来事が自分の人生に色を付けていると思う。私は世間が敷いている常識路線を走る電車に乗車していなかった。高校を卒業してから自分の路線を歩きだした。世間が作った路線は何故か先が見えてつまらない感じがしたからだ。
人生は一人ひとり違う。他人が導く人生よりも自分で開拓していく人生のほうが面白いと思う。
暗い過去よりも明るい未来を考えるには?
今の生活は今まで積み重ねてきた自分の人生の累積結果であると思う。その過去をゲームのようにリセットはできない。必ず、過去を引きずって行く。過去は過去。過去に戻ることもできない。今という時間をどのように過ごせば自分にとって楽しい人生を送れるのかを考えるべきではないか。
今という時間を楽しんでいれば、その出来事が積み重なっていく。明るい未来は今という時間を楽しみ続けることで生まれてくると私は感じている。後何年生きられるかは誰もわからないが、今という時間は自分でコントロールして楽しい時間が作れる。
シニアは今という時間を楽しむために何をすべきかを考え実行することである。
結論:
定年退職で戸惑いを感じたら、自問してみると良い。自問自答して書いた内容から戸惑いを解決するヒントが得られる。65歳の私の人生は今という時間を楽しむために何ができるかで残りの人生が変わってくる。老いてくると自分の過去を振り返る機会が増える。過去に楽しい記憶を見出すシニアが多い。私はそんな後ろ向きな余生を送りたくないので楽しかった過去を振り返る時間を持とうとしない。今という時間を楽しむために何をすべきかを考え実行したい。
今の生活状態は過去の自分が積み重ねた人生の結果である。本当に今の生活が自分の夢であったのか。