会社人生は55歳でほぼ終わる。長くても65歳まで。多くは55歳で第二の人生キャリアを模索しなければならない。どうせ第二の人生キャリアを模索するならば、一生続けられるライフワークを最初から探せば良い。そのライフワークが仕事になればそれが一番である。

自分のライフワークが見えていないと第二のキャリアは生まれない。ライフワークでお金を稼げなければ続かないし、意味がない。さらにそのライフワークが老後の生活で生きがいを産まなければつまらない。老後の生活は周りからの刺激が少なくなり、行動範囲が狭くなり、新しい出会いも少なくなる。

ライフワークがあれば新しい出会いと喜びを探せる

ライフワークはそんな孤独と孤立を防いで刺激と感激を与えてくれる。追求すればするほど新しい発見と喜びを見つけられる。問題は如何にして自分が求めるライフワークを探せるかである。

自分のライフワークを探す

誰もが自分のライフワークをもつ必要はないかもしれないが、仕事を辞めると暇が生まれる。忙しい生活から暇な生活に移ると燃え尽き症候群に成り寿命を短くする場合がある。ソフトランディングができるようにするには死ぬまで続けられる「何か」が必要になる。それがライフワークと呼ばれる。

私は暇で困っている多くのシニアを見ている。暇から逃れるために好きでもないことで時間を潰している人たちである。会社で働いているときは自由になる時間を切望したが、自由になる時間が有り過ぎる立場になるとそれが苦痛になる。

できるならば、好きで得意な事で暇つぶしができ、お金が稼げれば最高である。

ライフワークになり、お金が稼げる仕事は何だろうか?

  1. 芸術家は自分のクリエイティブな作品をお金に換えると同時に芸術家としての世界で生きて行く。
  2. ライターは、ブログライター、雑誌向けライター、書籍ライターなど何かについて文章を書くことでお金を稼ぐ。書くという技術がライフワークになる。
  3. 経営者や自営業者は自分が起こしたビジネスでお金を稼ぐ。会社を経営するのがライフワークになる。
  4. 特定分野の専門家になればその専門知識や技術を提供することでお金が稼げる。専門家は自分の分野の探求やスキル向上をライフワークにする。

ライフワークの目的が何であるかで方向が決まる。私の場合はインターネットビジネスを会社時代に社内ベンチービジネスとして立ち上げた経験が動機になり、もう一度その興奮と未知なる世界を探求してみたいという欲求があった。

お金を稼げることで老後の生活資金作りにもなっている。自分の得意、好奇心、知的な探求、お金への欲がうまくミックスして今もビジネスを続けている。ただ、年齢が68歳になり100%ビジネスだけに時間を費やしなくなった。50%ビジネス、30%筋トレ、20%遊びの割合で新しい生活のリズムを作り余生を楽しもうとしている。

特定分野の専門家になる事が一番ライフワークに成りやすい

55歳から80歳まで25年間ある。25年と言う時間があれば、特定分野の専門家に成れる。後は、その専門分野でお金を稼げる道を探す事である。

自分のライフワークを探すのは人生の転機に近づいた時が一番探しやすい。自分の人生の棚卸をする時期になると自分が本当に求めている時間の使い方について考えざるを得なくなる。

人生の転機の年齢

  1. 55歳、定年退職が気になる年齢。
  2. 60歳、会社を退職して自分の道を歩くかを考える年齢。65歳まで働けるにしてもその後がない。
  3. 65歳、会社があなたに「さよなら」を言う年齢。

55歳、60歳、65歳の年齢を迎えたシニアは自分のライフワークを見つける必要がある。会社に頼る生活から自分に頼る生活習慣を目指す段階になる。自分が求めるライフワークが見つからないシニアは、自分の得意で好きな分野の専門家になるが一番簡単である。

自分の専門性を追求するだけで良い。あとはその専門性をお金に変える方法を考え、準備するだけである。その準備に時間と労力を投資すれば良い。

私は51歳で起業しライフワークを求める

私は51歳の時に起業した。出来るならば、今の仕事(インターネットビジネス)をライフワークにしたいと思っている。得意分野で自分のビジネスモデルを作り、あまりお金をかけないで直ぐに検証できるインターネットビジネスは面白い。

インターネットビジネスの良さは、時間、場所、そして、年齢や性別に囚われないで仕事ができる点である。老人でもインターネットビジネスが出来れば、好きな年齢まで仕事ができる。インターネットの世界は相手がだれであれ、依頼する仕事ができることが実証されていれば仕事が取れるからだ。

海外旅行を夫婦でしながらお金を稼げるのも魅力である。今の仕事をしながら2週間ぐらい夫婦でフランスを旅行した。インターネットにアクセスできるホテルに滞在していれば、時差を除けば日本で仕事をしているのと同じだ。昼間は夫婦で観光をして、夜は仕事をインターネット経由で行う。旅行中に問題なく仕事は出来た。

好きで、得意な事で仕事が出来ればそれが自然とライフワークになる。その仕事が老いで影響を受けなければ死ぬまで続けられる。どんな仕事もやり続けるにはそれなりの苦痛を伴う。お金を稼ぐにはその時代のニーズを満たす役割を果たさねばならない。Give and Takeの取引が成り立たないとお金は稼げない。

結論

55歳、60歳、65歳の年齢を迎えたシニアは将来の何をして人生を楽しむべきかを考える必要がある。会社を卒業して自分自身に頼る生活が始まるのが分かっているからだ。ライフワークを考え、準備する年齢の節目が55歳、60歳、65歳を迎えたときである。

自分のライフワークが見つからないシニアは特定分野の専門家を追求すればそれがライフワークになる。その分野が得意で好きでないとだめである。その上、お金をどのようにして稼げるかのビジネスモデルを作り込んでおかないと続ける意欲が陰ってくる。

需要と供給は時代の変化で変わって行く。お金を稼がなくても良いライフワークであれば、自己満足の世界で追求していける。55歳になった時に自分の老後を描いてライフワークのオプションを見つけておくこと