働くことを諦めた70歳代のシニアは、もう一度、働くことを挑戦してみると道が拓ける。誰かに雇ってもらうことは期待できないかもしれないが、自分で小銭を稼ぐちょっとしたビジネスに挑戦してみるぐらいは出来るはずだ。どの様なビジネスかは、個人差があるが働く動機付けが明確であればあるほど、やり甲斐が生まれるはずだ。

働きたい理由が、欲しい物を買うためという理由で十分だ。高額な物であればあるほど一生懸命に働いてお金を稼ごうと色々と考え、動き回る。金額は数万円でも良い。ちょっとした働く目的が見えていればそれで良い。

欲しい物を手に入れるために働くという考え方

お金が少ないから欲しい物を手に入れるのが出来ないと諦めていないだろうか。死ぬまでにこれだけは手に入れたいという願望が誰にもあるのではないか。欲しい物がいくつもあるならば、まずは、安い金額のものを目標にしてお金を稼ぐ努力をする。例えば、こんな感じだ。

欲しい物(1)・・・1万円の腕時計

欲しい物(2)・・・5万円のChromebookパソコン

欲しい物(3)・・・10万円の洗濯機

欲しい物(4)・・・50万円で夫婦二人で行くハワイ1週間旅行

こんな感じで働く目標を設定し、お金を稼ぐ。単純にお金が少ないから貯めるために稼ぐという理由ではなく、稼いだお金で余生を楽しむために働く。お金を稼いで貯め続けても年齢が75歳を過ぎたら、お金を有効に使える健康と体力が維持できなくなる。こうなると貯めたお金で人生を楽しめなくなる。

目的を持って働き、稼いだお金を目的のために使う。これを実践するだけで暇を忙しく出来る。目的が達成できれば、稼いだお金で欲しかったものを買う。買った時の喜びを味わう。次は何を買おうかという気持ちになる。そのためには、もっと働いてお金を稼がねばならないという思考に自分を誘導する。

最初から時間が相当かかる金額を稼ぐのは難しいので稼ぎやすい金額を目標にして欲しい物を買う。この繰り返しだが、次の目標は必ず金額を高くする。働くことを遊びにすることだ。一生懸命に働いてお金を稼げは、欲しい物が手に入り、その喜びを味わえる。単純な事であるが、何かに挑戦する姿勢が生まれる。

老いても挑戦できる目標があると精神的に参らない!

この記事「なぜ、シニアが働く時に目的が必要なのか?」のポイントは、

  • 70歳代のシニアは暇を余している。暇は精神と肉体をダメにする。解決案はある。
  • 欲しい物を手に入れるために働くことだ。欲しい物を手に入れるためにはいくら稼げば良いかを目標にする。
  • 欲しい物を手に入れるという目標を掲げることで働く動機付けが生まれる。