朝、午前9時前に横浜駅地下街を歩いてスターバックスに行く。地下街では、出勤する人たちが足速に歩いている。その中にシニアの男性たちもいるが、仕事に行くという印象はない。60歳以降も継続して仕事をしているシニア男性であれば、スーツ姿に革靴だ。
年金生活を始めたシニアたちは、窮屈な革靴を履くことをやめる。会社の束縛を逃れるために足元から始めるのである。革靴は決して歩きやすい靴ではない。歩くにはスポーツシューズが良い。軽いし、クッションがあり膝に負担がない。
スーツ姿のシニアは働いている人が多い。年金生活を送っている人はスポーツシューズにカジュアルな服装。ジーンズに革靴を履いて歩いているシニアは少ない。私ぐらいかも。
シニアはなぜ革靴からスポーツシューズを好むようになったのか。
シニア男性の足元はどうなっている?
「毎日が日曜日」のシニア男性の足元は、スポーツシューズがほとんど。外出先で歩くのに都合が良い。軽くて歩く衝撃を吸収してくれる。スポーツシューズは、歩くシニアにとって必須の履物になっている。気楽に履ける。会社に務める会社員と違って外見を気にする必要が無い。
足の筋力低下と膝の障害が影響
足に支障がある高齢者ならば、スポーツシューズは確かに必須である。普通の生活ができているシニアならば、履く靴で色々な選択がある。靴は、服装に合わせて履くというルールがある。靴を履くTPOである。カジュアルで歩く事を楽しむならば、スポーツシューズ。ジャケットとスラックスを着て友だちと会うならば、カジュアルな革靴となる。
ただ、足の筋力低下で靴が重く感じ始めたり、膝の障害で歩く衝撃を和らげたいシニアはスポーツシューズを好むのだが自分のファッションを気にするシニアは無理に革靴を履こうとする。スーツ姿は老人に清潔感を与え、見栄えを良くする。その時、足元がスポーツシューズでは違和感を覚える。どうしても革靴になる。
毎日が日曜日のシニアが毎日自宅を出て街中を歩き回る。外見を気にするシニアはジャケットとスラックスファッション。外見を気にしないシニアはジーンズにスポーツシューズ。シニアの外見は足元を見ればその人のファッション感覚が見えてくる。
スポーツシューズを履き出すと癖になる
私は自営業者のシニア男性であるが、スーツ姿に革靴のファッションで仕事をしていない。特別にお客さんを訪問するときはスーツ、ネクタイ、革靴のファッションになるが、日常の仕事ではカジュアルな服装になる。当然、足元の靴はジーンズ姿に合うスニーカー、スポーツシューズ、カジュアルな革靴になる。
革靴はクッション性が良くないため足が疲れやすい。スポーツシューズは履き心地が良い。それだけでスポーツシューズを毎日履きがちになる。ただ、スラックスにスポーツシューズという組み合わせは頂けないので革靴とスポーツシューズの良い点を合わせた革靴を求めた。
アシックスが販売しているテクシーリュクス ビジネスシューズ(本革 防水設計 )を見つけた。
価格的にはお手頃な1万円前後。スポーツシューズを履いているように軽くて履き心地が良い。この革靴ならば、スラックスにも似合う。スポーツシューズ以外にスポーツシューズ機能を備えた革靴を1足持っているとシニアのファッションで役に立つ。
結論
毎日が日曜日のシニアは革靴よりもスポーツシューズを好む。外見を気にしないシニアならば、自分好みの靴であれば何でも良い。外見やファッションを気にするおしゃれなシニア男性は革靴を履くのだが、足の筋力低下や膝の障害で革靴を毎日履くことが難しくなる。
最近はスポーツシューズと革靴の良い点を備えた革靴がスポーツシューズの企業から販売されている。私はそんな革靴を履いてスラックス姿に靴を合わせている。