貧困、孤立の下流老人・シニアにならないようにするには? - 仕事、健康、筋トレ、暇

 「いつのころからか、長生きが「リスク」と言われるようになった。日本で80歳以上の高齢者は2017年時点で1074万人となり、総人口の8.5%を占める。そのうち90歳以上は206万人でである。日本は「人生90年」の時代に入りつつある。」(数値引用:日本経済新聞

下流老人・シニアは貧困、孤立、健康で問題を抱えている

約1000万人が、80歳以上になる日本。そのうち健康で普通の生活が出来ている人はどれぐらいになるのだろうか。健康で普通の生活が出来るか、出来ないかで社会負担は変る。

多くのシニアは裕福と言われているが、実態は分からない。分かるのは、生活保護受給者(2015年5月時点)162万世帯の約半分、79万世帯が高齢者世帯であるという。1年間で4万世帯の増加だそうだ。これは何を意味しているのか。

裕福と言われている高齢者たちが赤字の生活を長くしているうちに金銭的に回らなくなってしまったと言うことではないか。長寿になる高齢者の生活は、基本的に赤字の家計である。貯蓄や資産を取り崩して生活が成り立っている。国民年金だけでは生活が出来ない高齢者が大勢いると言うことだ。

貧困からくる生活難民、親族、家族、知人や友人を失うことから来る孤立難民、老いから来る健康難民。高齢者は、貧困、孤立、そして、健康の問題に直面する。健康であれば、自分で何かが出来る。体が動かなくなってからでは死を待つのみだ。長生きが美徳と言われた時代が、長生きは社会負担と言われる時代に入り始めた。

これからのシニアの生活の優先順位は、

  1. 普通の生活が出来る健康
  2. 生活の足しになるお金作り
  3. 仲間作り

この3つを意識しながらこれからの生活設計を立てる必要がある。こんな事は、もう、分かっているという人がいるだろう。

でも、何も出来ていない。

これが現実ではないか。生活の足しになるお金作りをするには、健康な体とお金を稼ぐという意識がないと始まらない。今までの年金生活だけで満足しない飽くなき欲望が必要だ。仕事を外に求めても80歳の老人を雇ってくれる会社はないに等しい。最初から外に求めるのは無理だ。

まだ体が言うことを効く人であれば(別に80歳である必要は無い)、知的労働でお金を稼ぐという道を目指してはどうだろうか。インターネットで情報を探せば、面白い仕事が見つかる。クラウドソーシングで自分の過去の技術や知識を売り込んで小銭を稼ぐという方法がある。クラウドソーシングで検索をしてみればすぐにどんな仕事かが分かる。

高齢者には、時間がある。時間を味方にするには、頭で稼ぐ方法をまず探すことだ。当然、色々な制約条件があるだろうが。少なくともインターネットを使えるぐらいの知識が必要になる。分からなければ、自分で学ぶしかない。時間がそれを可能にしてくれる。NPO団体でインターネットについて教えてくれるからまずそこから始めると良い。

高齢者になってもお金を稼げる能力を身に付けられれば、下流老人にならない!体力では若者たちに劣るが、知力や知恵で勝負ができる。自分に自信を持って他人に教えることや助言できる専門分野があれば、その線を追求すると良い。専門性は、どれだけその分野で知識や経験を積んできたかだ。

自分が所有する知的財産(知識、経験、知恵など)を活用できるビジネスを考え、そのサービスに商品価値があるかどうかを実験することだ。

貯めた金融資産を取り崩す生活は、確実に下流老人の世界に入っていく。年寄りでも知恵を使えば、お金を1円でも稼げる。頭を鍛えよう。色々な試行錯誤をやろう。最初から上手く行かない。失敗は当たり前。追い続けているといつか成功する。老人は時間を味方にしている。


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。