どんな生活が退職後のシニアにやってくるのか? - 定年退職後の過ごし方、働き方、起業、筋トレ、お金

 現実を直視してみよう。定年退職後、どのような会社に転職しても必ず振り出しに戻る。そんな現実から逃げてはいけない。最後は転職先がなくなるという現実だ。会社と言う安全なカゴの中で生活するカナリヤは必ず危険な外に追い出される。

カゴの外には自由がある。しばらくお金で不自由しない生活が待っている。今までやれなかった事をやれる。これは確かにそうだ。

誰もが最初はそのような生活を送る。至って自然な傾向である。

退職後は何とかなるだろうと楽観視しない事だ!

1年、2年と好きな事をやって、自宅を中心に遊び始めると社会とのつながりが知らないうちに切れていく。社会とのつながりが切れ始めると会話をする相手が家族(奥さん)だけに限られる。奥さんも相手にしなくなり、一人で何もしない日々が続く。

子供たちは、飲み会へ。奥さんたちはお茶会へ。旦那たちは、・・・?これが現実である。

痴呆症は、一人になり始めて会話がないシニアに忍び寄る。社会からの制約(刺激)がない生活は一見理想的な生活に見えるが活発に生きられなくなる。一人で何かに夢中になり脳に刺激がいっているならば、問題は無いが。脳を刺激する外部要因がない生活は、「私は何もやる事がない! 何か仕事を下さい!」シンドロームになる。

退職後の1,2年間は、遊びと仕事を平行線で考える事が大切だ。

社会とのつながりは、直ぐには出来ない。自分のライフスタイルを作り上げるためには、毎日定期的に何かをやるという仕事が必要だ。地域の自治会の活動、地域ボランティア、勉強会、社会人大学での授業など。今までは、会社勤めで1日のスケジュールが自然と定まっていたが、会社という枠がなくなった時点で自分が新しい生活の枠を作らねばならない。

起業をするにしても自分でビジネスを展開するためのワークスタイルを作るところから始まる。この作業がある程度定型化するには時間がどうしてもかかる。

自分のライフスタイルを作るには、最初の1年、2年で試行錯誤をしながら社会との新しいつながりを築かねばならない。この試行錯誤をしないで赴くまま自由に好きな事だけをやっていると2年後に「ひまです。誰か仕事を下さい。」と言う事になる。

でも、誰も仕事を投げてくれない。社会とのつながりが一度切れるとつながるのが難しくなる。自分でつながれるよう努力をしなければならない。

自分から会社を取ったら何があるかを考えてほしい。何も見当たらない人は、定年退職後に無計画に時間を遊びだけに使わない事だ。数年後に自分を痴呆症が生まれる環境に追いやる事になる。

私が助言する事は

定期的に何か作業をする仕事を自分で作る事である。その作業がビジネスであれば良し、野菜作りであっても良し、パートタイムの仕事でも良し、アルバイトでも良い。新しい生活のリズムを作り出す事をやってほしい。それを実践する事で社会との新しいつながりが出来たり、外部からの刺激を受けたりして自分の脳を活性化できる。

人間はソーシャルアニマルであると言われる所以である。社会の中の一員として働いていないと精神的に落ち着かなくなる。


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。