Windows 10にアップグレードできないノートブックパソコンが中古パソコン専門店に並んでいる。賞味期限があたかも切れた食べ物のように並んでいる。60歳を過ぎたシニアもこれと同じだろうか。使う人によって中古パソコンはセカンドキャリアを迎えられる。ITスキルがある高齢者は現役復帰が出来る最低条件をクリアーする。
Windows XPでペンティアムCPU、主メモリー512MB、60GB HDDのThinkPad X23を現役復帰させようとしている。シニアが現役復帰をするには中古のパソコンを再利用できるように何かをしなけれならない。
60歳以上の男女で仕事を探している人は多い。特に、夫と死に別れた女性や独身の女性は大変苦労している。その苦労は、男性の倍以上だろう。高齢者は、年齢、体力、時代に合った一般スキル(パソコン操作)、柔軟性、健康などの面で若い年代の就労者に負ける。これらのハンディを越える何かが求められる。
専業主婦が長い年配の女性は会社での労働経験がないので会社組織内での仕事を探すのは難しい。むしろ、専業主婦が家庭でやってきたことの中から経験が生きる仕事を探したほうが見つかりやすい。健康で普通の生活が出来ている年配女性ならば、アルバイトの仕事はある。
ファストフード業界と介護施設業界は人手不足である。介護施設のアルバイトでは必ずしも介護ヘルパーの資格を必要としない。そんなアルバイトがある。
用事でヨドバシカメラ横浜マルチメディア店に立ち寄った。3階にあるトイレに行ったら、80歳前後のシニア男性がきちんとした身なりで休憩の長椅子にぽつーんと座っていた。その姿が今も目に残っている。奥さんがトイレから出てくるのを待っているのか、それとも、外出先の居場所として暇を潰していたのか、それは分からない。
シニア女性は、ヨドバシカメラ横浜店に一人で暇つぶしに遊びに来ることは少ない。むしろ、そごう横浜や高島屋デパートに行く。ヨドバシカメラ横浜店に来るのはシニア男性が圧倒的多い。男性と女性では、興味の対象がだいぶ違う。男性は、何歳になってもオモチャのガジェットに興味を持っている。
店内を歩き疲れてトイレにある休憩の長椅子で一服するのも分かる。一服した後はどこに行くのだろうか。平日昼間の時間をシニア男性はどのように使っているのか興味がある。
2週間前から左のかかと辺りに触れると痛みを感じ始めた。どうも、「魚の目」のようだ。過去に何度か足の裏に「魚の目」が出来た経験がある。足の裏に生まれる「魚の目」は、痛い!歩く度に「魚の目」が刺激されて痛さが伝わってくる。今度は、踵である。初めて「魚の目」が踵に出来た。
これから「魚の目」を自分で治そうと思う。私の方法は非常に簡単。原因が分かっているからだ。
定年退職後にどのような生活が待っているか知らない定年予備軍が多い。65歳まで現在の会社で雇用延長されてもその先が見えてこない。最終的に自分で見えていない生活を探すしかない。巷の本屋さんには、定年関連の書籍や映画「終わった人」が 脚光を浴びている。参考にはなるが、自分の人生と同じではないだろう。
還暦60歳を越えると今まで考えたこともない出来事が待っている。会社におんぶに抱っこの生活に何十年も慣れてしまったからだ。自分で人生を切り開く、自分だけの海図を作成する、老化と戦うという事に驚く。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。