人生の息抜きは旅行とやりたいことをする事 - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

世の中は上手く出来ている。次から次に体と頭を使わせてくれる。体をゆっくりさせようと思っていると仕事で技術的な問題が発生する。今もその問題解決で悩んでいる。昨年の12月から2月まで家内の母親が骨折で介護ベッド状態になり、介護支援で生活パターンが崩れた。

義母の回復まで後どれ位の月数がかかるか分からないが、体力を回復して自分の足で自由に歩けるようになるまで私たち夫婦の介護支援は続くだろう。当分、1週間を越える夫婦の旅行はいけない。もう少し、夫婦が楽しめる時間があると期待していたのだが、老夫婦の介護問題がやって来てしまった。(5年前の出来事)

老後の生活で一番楽しいことは夫婦で旅行に行くことである。非日常生活を旅行で味わえる。まだ味わったことがないローカルフードを楽しめる。地域色豊かな風景や観光スポットに触れながら新しい体験をして行く。それが出来るのは両親の介護問題が起きる前の時期である。

現在、家内の両親は私達が住む場所から近い老人ホームで生活をしている。介護のお世話から手が離れたが月に2回ぐらい面会に行っている。色々と頼まれごとが降ってくる。老人ホームに入居してやっと私達の時間を確保できた。今年は長崎や博多に旅行をした。私達が老人ホームに入る前までに旅行を沢山したい。旅行は息抜きになる。

人生に息抜きは必要だ!日常の生活から非日常の生活に移ると意識と感覚がリフレッシュされる。それがシニアの喜びにつながる。行ったことがない場所に行く。新しい発見を見つける。旅先で子供心に戻れる。

人生に疲れたら非日常のイベントを楽しむ!

体が老いで疲れてくると精神面も一緒に疲れてくる。新しいことに挑戦する感情や熱意が生まれてこない。人生の疲れが今頃出てきているのだろうか。この先の生活は今の生活パターンを続けるだけなのかと思うと面白くない。何か興奮する体験をしたくなる。楽しい変化を生活に起こすには夫婦で旅行に出かけることである。

非日常のイベントとは?

日常やっていないことをやる。代表的な事は小旅行である。シニア夫婦にとって楽しめる事は旅先で美味しい料理を味わうこと。温泉があれば体も休まる。頭の中から仕事や介護の事を追い出して忘れる。新しい体験をすることで新鮮な刺激が得られる。知らない事を学び、地元の人たちと接する事で旅の面白さが味わえる。

夫婦で旅行できることが一番良いが、伴侶が他界して一人の方は特定の目的を作ってその目的を達成するための旅を作るのが良いと思う。一人旅にするか、同じ目的のグループ旅行に参加して旅行するかで旅の味わいも違ってくる。私自身、目的がない一人旅は全く興味がない。行った事がない場所へ行くだけの旅は面白くないのである。

人生に疲れた人同士と一緒に小旅行をする

一緒に旅行を計画するうちに興奮してくるはず。ここに行って見ようとか、あそこのお店でカフェとスイートを食べようとか、アクションに結び付くアイデアや欲望が出てくるはずである。自主的に何かをやろうという気持ちになれば、頭から体から人生の疲れが消えて行く。

日常的にお付き合いがある隣人や知人がいれば、そんな人達でグループ旅行を計画してみる。夫婦の旅行とは違った楽しみ方が生まれる。3人ぐらいの旅行が快適かもしれない。人数が多くなると行動に制約が生まれる。家内は仲の良い奥様達3人組といつもランチ会食をしている。3人いるとおしゃべりで半日がすぎるという。夫とは話せない面白い話が出来るのだろう。旅行も同じような感覚になる。

仲の良い仲間3人組で非日常の旅をするのが人生のリフレッシュにつながる。

やりたいと思っていることをやる

以前から体験してみたいと思い続けているアルバイトがある。家内が反対しているので出来ないでいるのだが。ショッピングモールで使われているショッピングカート回収の仕事である。1週間ぐらいカート回収の仕事をさせてくれるだけでどんな仕事なのかを体験できる。

今の私の仕事はインターネットに接続してサーバーやウエブで作業する仕事であるためパソコンとにらめっこ状態が長い。体を使って汗をかく事がない。筋トレをやっているので足腰を鍛える運動にショッピングカート回収のアルバイトは都合がよい。

何とか、家内を説得させてショッピングカート回収の体験をしてみたい。チャンスをうかがっている。家内は世間体を気にしている。誰か知っている人が家内の旦那さんがショッピングモールのカート回収作業をしていたわよと噂になることを気にしている。

70歳を過ぎれば、そんな世間体を気にしなくなるのではないかと思っている。周りの隣人や知人も70歳近くになり、それぞれの生活に埋没して行くはず。大義名分として、健康寿命を延ばすための運動としてカート回収のアルバイトをしていると説明出来れば良い

カート回収のアルバイト代は期待していない。期待するのは、(1)足腰を鍛える運動(2)新しい体験である実際にシニアの男性がたくさんカート回収のアルバイトをしているのを私は見ている。

人間は面白いものでやりたいと思っている事が出来ないと何とかそれが出来るように努力する。制約されるとますますやりたくなる。私にとってカート回収のアルバイトは小さな夢であると同時に非日常のイベントである。インターネットの仕事の合間に週3日ぐらい時間を作って肉体労働を楽しみたい。

結論

人生の疲れを感じ始めると何か違った体験をしたくなる。60歳代から70歳代にかけて夫婦で息抜きができる時間を持つ機会が増える。両親の介護が始まるとそんな時間はなくなる。そうなる前に今まで溜めて来た疲れを解消する意味合いで非日常の体験をするのが良い。夫婦での旅行である。

シニアの一番の楽しみは旅である。仲の良い夫婦ならば、2泊3日ぐらいの小旅行を何回もすると良い。国内旅行であれば、費用負担も少ない。節約したいならば、隣接県の観光スポットに自動車旅行を知れば良い。ホテルは安めのビジネスホテル。高速道路を使わないで一般道路で行けばガソリン代だけで済む。

自分の体が言うことを聞く間にやりたいと思っていることをやると人生の疲れがリフレッシュされる。やってみたいなあと思って出来ないでいると精神的なストレスが積もる。老後は時間がある。その時間をやりたいと思って出来なかったことに使うのが自然である。

人生には息抜きは必要である!

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。