シニアの居場所は仕事をする、社会人大学で勉強することで見つかる - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

シニアの夫が外で何をしているのか分からない妻

多くのシニアはなぜか妻の後をついて回る傾向がある。妻ほど毎日やる事がないからだ。妻がどこかに行こうとすると、「おい、おまえ、何処かに行くのかい?」と聞く。そして、俺もいっしょ行くと言ってくる。

これが何度も続くと妻から付いてこないで!と言われ始める。

一方で、あるシニアはいつも外に出ていく。何処に行くか知らせていない。そのためか、妻は我が夫はいったい毎日何処に行っているのかと不思議がる。自宅にいられない旦那さんたちは目的も無く外出する。それが夫婦円満の第一歩になるからだ。

歩いて行けるカフェやファミレスがあればそこで本や雑誌などを読んでランチタイムまで暇をつぶす人もいる。外出先は人それぞれ。行き先が決まっていない人ほど一般的な場所に行く

妻に自宅を追い出されたシニア男性は何処にいるのか?

シニアの老人たちを見つけたければ、こんな場所に顔を出してみると良い。

  1. 近くの公共図書館
  2. 公園
  3. 銭湯
  4. 喫茶店
  5. デパートの休憩場所
  6. スポーツセンター
  7. 海辺や河川
  8. ショッピングモールなど

兎に角行く場所が限られる。今日は何処に行こうかといつも悩んでいる。たから、妻に何も行き先を伝える事が出来ない。

友達に会いに行くとか、○○の会に参加するとか、特定の目的があれば妻にどこどこで何々をしてくると言える。時間を持て余しているため外に出て何かをしようとするが、やる事がない。行く当てもなく外を歩いてその日が暮れる。

シニアは何をすれば自分の居場所を見つけられるのか?

建設的に時間を使うならば、「アルバイト、パートタイム、ボランティア」の仕事を探す事である。会社勤めの時は午前9時から午後17時まで会社というカゴの中に居場所があった。そのカゴがなくなった今、自分で自分のカゴを作らねばならない。

趣味だけで、遊びだけで新しいカゴを作れるならばそれが一番良い。現実は難しい。遊びは飽きてしまう。仲間が必要になる。

外部との接触がある日課が出来れば新しい人との出会いが生まれ友だちづきあいが始まる。新しい友達や仲間が増えれば、必然的に時間はその仲間との間で費やされる。仲間と一緒に遊ぶ、旅行する、飲みに行く、銭湯に行くなど色々な活動が出来る。

小遣いビジネスを始めるか、NPOの仕事をする

私の知人は2つのタイプに分類される。60歳代なので皆さん自分でビジネスを始めている、または、NPO団体で何か自分が出来る事をやっている。まだ、現役として自分の経験を社会に還元しようと努力している。

シニアが起業できる分野はすき間市場にある。地域のニーズを探してみれば何かヒントが見つかるはず。暇な時間を有効に使えるのは困っている人の問題を解決するサービスにある。誰が困っているかを考える。自ずと自分の年齢以上のお年寄りに目が行くはず。

困っているお年寄りを助けるサービスにはどんなサービスが良いかを考える。色々な面で可能性がある

  1. おしゃべり相手
  2. お買い物の代行や補助
  3. 散歩補助
  4. トイレやお風呂掃除など力がいる作業支援

自分の両親が困ってたことをビジネス化してみる。

シニアでも学べる社会人大学

何をやったら良いか分からないで迷っているシニアでお金に余裕があるならば、大学に入学した方が良い。若い人たちと一緒に新しい知識を学ぶ。若者たちからエネルギーをもらえる。試験なしでは入れる大学は探せば見つかると思う。

何らかの習いごとをする事で新しいカゴを作れる。毎週何時から何時までどこそこに行くという日課が生まれる。そのような日課を沢山見つけて自分の新しいカゴを作れる。

インターネットの検索サイトでこの文章で検索して見て下さい。

シニアが試験なしで入学できる大学

参考になる学校がリストされる。専門学校でも良い。学びたい分野が分かっているならばより専門的なスキルを身につける意味合いで専門学校が近道になる。シニアが学び直す分野としてITがある。パソコン、インターネット、コンピューターなど専門知識が今のシニアには欠けている。

時代に追い付く勉強は時代を反映するツールをマスターすることから始めるべきである。少なくともコンピューターとインターネットの基礎知識は学びたい。

結論

シニアの居場所で困っているシニアは多い。暇だから自宅にいると妻が嫌な顔をする。どうしても朝から外出せざるを得ない。外出するにしても行き先が見つからないから町中に出ていくことになるがこんな生活を毎日続けられない。

この問題を解決する一番の方法は仕事を見つけて働き始めることである。アルバイトやパートの仕事は選り好みをしなければすぐに見つかる。自分に合った仕事がなければ、小遣いビジネスを始めることである。地域で困っている人たちがいるはず。そんな人たちを助けるサービスを考える。小遣いビジネスはいつも身近な所に転がってる。

経済的に余裕があるならばリスキリング(学び直し)で大学や専門学校に通い時代に追い付く勉強をすることである。シニアに必要な知識やスキルはITである。コンピューターやインターネットの基礎知識、パソコンとアプリの操作、周辺機器の取り扱い方など今の自分では出来ない事を学ぶことである。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。