建設の囲い

横浜市保土ケ谷区星川駅近くにある公園で横浜市が水道施設の建築をしている。2,3年にわたる建設工事である。この1ヶ月前までは囲いの塀に何も無かったのだが、最近になって写真のような花壇がつり下がっていた。あまりにも面白いので写真に収めた。(2018年9月時点)

花がある場所は心が和む!

囲いに釣らされている花壇 花壇

建設現場の塀は、無味乾燥な色が多い。ほとんどが何もメッセージを発信していない。時々、イラストなどが描かれている塀を見かける程度だ。今回見かけた花壇をつるした囲い塀は、見る目を変える。塀に花があると言うだけでも私たち人間の心に何かが伝わる。

花壇が有るのと無いのとでは凄く印象が違う。上記の写真から花壇を消した写真をイメージしてみれば私の意味が分かるだろう。

横浜市は、市民から「緑の税」を取っている。「緑の税」の使い道の一つとしてこんな使い方をしているのかもしれない。私は、全ての工事現場の囲い塀に花壇がつり下げられれば人の目も違って来ると思っている。出来るだけ不快感を周囲に与えない役割として花壇は有効である。

今までに無い発想と試みにスマホのシャッターを切ってしまった!こんな思いを感じたのは私だけであろうか。

参考事例

  1. 工事現場 の仮囲いに春の遊び心。とても癒やされます
  2. 建設工事現場における「角ディスプレイ」の実態調査
  3. 工事現場の仮囲いの緑化

 

工事現場や建設現場では仮囲が義務化されているが、その風景をプラスに転じる策がない。現場の周辺に住む人達や通り過ぎる人々に心地よい印象を与える工夫があると作業現場の印象が良くなる。花で覆われた仮囲いがあるとニュースのネタになったり、建設会社の評判を良くする。文化的要素が漂うからだ。自社をPRするならば、誰もやっていない花で覆われた仮囲いから始めたほうが効果がある。

 

横浜市の「緑の税」

年間900円が市民税にプラスされている。

緑の税

緑の税

令和6年から森林環境税が国から国民に課税される!

森林環境税

税金がどんどん増えてくる。税金が減るという現象が起きないのだろうか。