Google Homeというスマートスピーカー(AIスピーカー)を使い始めて3年が経過した。使いながらシニアにとってスマートスピーカーが役に立つのはどんな時かを考えてみた。
現在、スマートスピーカーと呼ばれる製品はアマゾン製のエコー(Echo)、LINEのClova、Sony、Bose、JBLなどがある。共通する機能は音声認識が出来て、音声で答えてくれて、音楽を楽しめること。
65歳の私にとってGoogle Homeのスマートスピーカーは朝起きた時に今日の天気予報を聞くことと朝の音楽を流してくれるぐらい。時々、わからない言葉の意味を聞いたりするぐらいの用途である。
最近分かったことは、LINEのClovaスマートスピーカーでLINE送受信やLINE無料電話ができるという事。
目次
シニアに広まっているLINEアプリでのコミュニケーション:メッセージチャットと無料電話
私はスマートスピーカーが出始めの頃にGoogle Homeを購入したが使える用途が限られていた。その意味で支払ったお金に見合った恩恵をGoogle Homeから得ているとは思えない。ただ、LINEのClovaスマートスピーカーを楽天ショップでCLOVA Friends miniを探せば、3000円以内で購入できる。前提条件として自宅にWi-Fi環境がなければならない。
スマホで友達とLINEメッセージや無料電話を頻繁に使っているシニアにとって便利な自宅LINEコミュニケーション機器になる。文字入力をしないで音声で出来るのが便利である。
シニアに役に立つ:音声でLINEメッセージ送受信
全てはLINEの音声コマンドでLINEメッセージの送受信がなされる。上記のYoutube動画で白いメッセージ部分があなたの音声コマンドになる。その音声コマンドに対しLINEが答える。それに従って伝えたい相手にメッセージを送ることになる。LINEで繋がりたい人を事前にLINEのClovaスマートスピーカーに登録する必要がある。一度登録してしまえば、後は何も設定する必要がなく、いつものLINEメッセージを音声で伝えるだけになる。
シニアに役に立つ:LINEのClovaスマートスピーカーを固定電話にする
自宅から音声コマンドを使ってLINE無料電話を登録してある人にかける。登録されている人もLINE無料電話でLINEのClovaスマートスピーカーにかけられる。シニアは特定の人との電話が多い。仲の良いお友達とのおしゃべりで長電話をするならば、無料電話で行ったほうがコスト安である。
自宅にいてスマホで友達に電話するよりもLINEのClovaスマートスピーカーに音声コマンドを使って電話をかけたほうがだいぶ楽である。
シニアに役に立つ:百科事典機能でわからない言葉の意味を聞く
テレビを見ていて時々聞き慣れない言葉に出くわすことがある。そんな時にスマートスピーカーに聞ける。どのメーカーのスマートスピーカーでの百科事典機能がある。音声でわからない言葉の意味をすぐに聞けば教えてくれる。日本語を英語に翻訳してくれる機能もある。国語辞典を探して言葉の意味を調べるよりも楽である。
結論:
スマートスピーカーはまだ人工知能と呼ばれるレベルではない。音声で質問してウエブで回答を探し、それを読み上げる程度でしか無い。便利な使い方はLINEのClovaスマートスピーカーで見つかる。スマホでLINEを使っている人は自宅でメッセージ送受信や無料電話をスマートスピーカー経由でできるようになる。