川崎駅から川崎大師まで徒歩で50分から1時間ほどかかった。行き方は単純であったので時間をかけて歩くことができれば問題なく行ける。歩くことが難しい、嫌な人は、京急線で川崎大師駅まで行けば歩いて5分ぐらいで川崎大師まで行ける。平成29年11月11日(土曜日)は、晴れ時々くもりのような天気で温度も18度前後であった。歩くには最適な気温と天気であったので川崎駅から川崎大師までの道を探索しながら楽しんだ。

川崎大師

お金の掛からないシニアの遊びは夫婦で歩き回ること!

私たち夫婦は、毎週末(土曜日か日曜日のどちらか)横浜近辺を歩き回ることにしている。自宅から歩き始めるだけでなく、自動車で目的地近くまで行って無料の駐車場に車を止めてから歩き出す。今回も川崎駅から20分ほど遠いニトリの駐車場に車を止めてから川崎駅を目指した。川崎駅の近くに旧東海道の川崎宿の観光スポットがあるのでそちらを最初に見に行った。

川崎大師を目指して夫婦で歩く

川崎大師に到着する途中に川崎競馬場が有ったり、大きなイオンモールがあったり、今まで自動車で通り過ぎるだけであった道でいろいろな発見をした。川崎大師駅に近づくと味の素の工場地帯が見えてくる。多摩川沿いに味の素の研究所や工場が広い敷地を使っている。こんな所に味の素の工場があるとは思いもよらなかった。

川崎大師の仲見世通りを冷やかしながら川崎大師に向かった。11月は人がまばらでお店の売り子も暇そうにしていた。過去に一回子供が小さい頃に家族で初詣に行った。ひどく混んでいて川崎大師でお賽銭を入れるまですごく待たされ、人混みに押されていった記憶がある。今回は、ゆっくりと川崎大師を散策できた。

ご縁があるように5円玉を夫婦で2つお賽銭に入れて家族の健康と安全を祈ってきた。初詣時に出来ないので来年のお願いをした。ちょうど、七五三の日であったためか幼い子供の家族がお参りに来ていた。人混みがないからゆったりと可愛い子供の晴れ姿を眺められた。私たちには、まだ孫が生まれていないので子供の晴れ姿を見る機会がない。

川崎大師の周辺には、幾つかの商店街通りがあるのだがほとんど商店街の体をなしていない。かっては商店街であったという跡があるだけだ。殆どは、お店がなくなり住宅になっている。歩かないと分からないことが沢山有る気がする。

昨日歩いた距離は、16キロぐらいになる。流石に疲れたので川崎駅近くにあるカフェでケーキセットを食べて疲れを取った。1時間ぐらいカフェで休んでから自動車を止めているニトリまで20分ほど歩く。私たち夫婦の散策遊びは、目的地近くにある無料駐車場を先に見つけてから始まる。

歩き回ることで今まで気が付かないでいた発見がある

観光めぐりは、近場でも出来る。一般的な観光めぐりではなく、今まで気がついていない場所をめぐるという観光である。シニアには暇な時間がある。ゆっくりと今まで通り過ぎていた場所を見る時間がある。散策をしながら足を鍛えるという目的も生まれる。

自動車で通り過ぎていた場所も自分の足で歩き回ることで見過ごしていた洒落たカフェ、レストラン、神社が見つかる。新しい出会いがある散策は脳を刺激する。発見という喜びが生まれる。老いてきたら足腰を鍛えるために夫婦で歩き回ることである。

観光地まで自動車で行って帰ってくるのではなく、その周辺を歩き回ることで観光地の全体像がわかってくる。横浜駅周辺は近代的なビルが多いが、駅を離れると田舎になる。そのギャップが面白い。田舎と都会を一度に楽しめる。