平日午後2時過ぎに公園で焼き芋をベンチに座って食べていた。70歳を過ぎたシニア男性が横のベンチに座った。私は昼食の足しに焼き芋を食べていたら、大きなあくびの声が隣から聞こえてきた。それも3度連続に聞こえてきた。隣の老人は暇なんだとすぐに思った。
私は午前中ゴールドジムで筋トレを3時間ほどやって遅いランチを公園で食べていた。平日のこの時間帯に公園で見かける人は老人たちと幼児や赤ん坊をあやす若い奥さんたちぐらいである。暇な人だけが公園のベンチに座って空を眺めて物思いにふけている。
あくびを連発している高齢者を見て残りの人生を持て余している印象を受けた。そんな余生を私は送りたくない!と言う声が心な中で叫んでいる。生きる目的さえあれば、暇な時間が足りなくなる。
暇な時間を生きがいの時間に変える
年金生活にどっぷりと漬かって余生を過ごしているシニア男性がNPO団体で忙しく働き始める。そんなシニアを時々見かける。暇で暇で自宅でゴロゴロとしていたシニアは日中これと言った没頭るようなことがない。ランチを終わったら、近くの公園に文庫本を持って読書にふける。天気が良ければ、日向ぼっこを楽しむ。
生きがいを感じる仕事があれば
生きがいを感じる仕事は作れる。お金を稼ぐことに拘らなければ自分の好きな事を仕事にすれば良い。好きな事でビジネスを立ち上げる。それを仕事の目的とすれば可能である。
例えば、私は趣味として筋トレをやっている。趣味の筋トレ経験と知識をネタにしてシニア向けの筋トレのコツをノウハウ本として販売する。これをビジネスとして成り立たせるにはどうしたら良いかを試行錯誤してやってみる。お金稼ぎに固守しないので時間をかけてビジネスの立ち上げに集中できる。
誰が見てもそんな事でお金は稼げないと思うかもしれない。好きな事を追求し続けると不可能が可能に転じる時がある。暇な時間をこんな事に投入することで意味がある時間の使い方に変化する。
生きがいを作る方法
こんなステップで自分の生きがいを作ってもらいたい。
- 好きな事をリストする
- ビジネス(小遣い稼ぎ)になりそうな好きな事を3つ選択する
- 半年単位で好きな事を一つづつ小遣い稼ぎの試行錯誤をする
試行錯誤とは、好きな事をどのようなサービスや製品に形作るかである。お客がお金を支払っても良いと感じさせるにはから始まる。情報収集をしながら、市場調査をやってみる。労力と時間がかかるが、暇から逃れられる。やっているうちに色々な発見や出会いが生まれる。それが刺激となって面白さに変わっていく。
小遣い稼ぎは面白い上にリスクが少ない
何かに没頭すると暇な時間が無くなる。小遣い稼ぎのビジネスを始めると没頭する時間が増える。何故か?何が起きるか分からないし、上手く行けば自分でお金を稼げる。それが刺激となって増々それに没頭する。もっと稼ぐにはどうしたら良いかを考え出す。色々と工夫をしだす。頭を使うことが多くなる。それが刺激を増強する。
小遣い稼ぎのビジネスは少額の資金で始める。失敗してもあまり懐に傷まない。そのため、失敗を恐れないで思う存分試せる。何かに挑戦すると必ずその行為に対する社会的な反応がある。新しい発見を体験する。やらないと分からないという経験である。
何で小遣い稼ぎビジネスを起こすのか。自分が得意とすることで始める。または興味があることを追求しながらビジネスチャンスを探す。過去に自分で問題を解決したやり方をビジネスに発展させてみる。
まずは10のビジネスアイデアをリストする。一つずつ小遣い稼ぎにするにはどうしたら良いかを考える。ベスト3を選んで実際にやってみる。これを繰り返しながらビジネスを起こすコツを学ぶ。
結論
年金生活の高齢者は暇である。趣味があるにしても1日中趣味に没頭することはない。どうしても、暇な時間が多くなる。仕事をやめて空いた昼間の時間をどう埋めるか。高齢者の誰もが直面する問題である。暇な老人は生きる目的を見失う。
目的を持った生活をしているシニアは暇な時間がなくなり、もっと時間が欲しくなる。活発に生きているシニアは皆生きる目的に向かって生活をしている。暇な時間で生きがいを失ったシニアはこれをしてはどうか。小遣い稼ぎのビジネスを始めることである。
スキマビジネスで自分の小遣いを稼ぐ。簡単ではないし、時間が求められる。試行錯誤の時間と労力である。市場調査から情報収集まで色々やることがある。オンラインストア−を開いて自分の製品や他人の製品を販売してみる。商品が売れるまで色々なことを学ぶ必要がある。