大腸内視鏡検査を終えて今日診察結果を聞いた。良性ポリープ(線種)が2つ見つかった。内視鏡検査の時に細胞の一部を切り取って調べると言うことがなかったので多分大丈夫だろうと思っていた。私は、それよりも大腸内視鏡検査は検査後の腹痛のことを一番心配していた。
初めて大腸内視鏡検査を受けたときは、大変であった!今回と同じように検査中は何も問題ではなかったのだが、検査後のお腹に溜まった空気が抜けるまで冷や汗が出る苦痛を味わったからだ。検査の時に大腸の中に空気を入れて膨らませて見る時がある。この空気が検査後に悪さをする。
腸内に残った空気は数時間ぐらいで体内から抜けて行く。その過程でお腹に苦痛が何度も走る。腸内の空気が悪さをしている。この事実を今回の大腸内視鏡検査を受ける時に担当医から聞き出した。これを解決するには二酸化炭素を空気の代わりに腸内に入れることで苦痛はなくなる。
大腸内視鏡検査後のお腹に残った空気が不快感と腹痛を起こす
大腸に残っている空気が抜け出るまで数時間がかかる。私の場合、この空気が抜け出るまで腹痛が何度も襲ってきた。初めての経験であったので何か大きな問題が発症したのではと疑ったほどである。
腸内に空気ではなく二酸化炭素を入れる
今回は、病院を代えて大腸内視鏡検査をおこなった。担当医に前回の苦痛の話をしたら、空気を入れる代わりに二酸化炭素を入れるやり方があると聞いた。二酸化炭素は大腸に残っても自然に体の中に吸収されるという。そのため、空気とは違って腹痛を起こすリスクが少なくなると言う話であった。
この病院では、空気の代わりに二酸化炭素を使う方法を試験的に導入していた。担当医に御願いして二酸化炭素に代えて頂いたら、検査後のお腹の苦痛が消えてしまった。
もし、私と同じような腹痛を検査後に味わった方は次回の担当医に空気ではなく二酸化炭素を腸内に入れて大腸内視鏡検査をお願いしたほうが良い。
検査後の空腹時に急な糖分摂取は危ない
検査後は、普通の生活をして良いので帰りがけにスターバックスでコーヒーとシナモンロールを食べた。これがいけなかった!急に甘い物を空っぽの胃に入れたので血糖値が上昇した。少しずつ胃に食べ物を送り込むべきだった。朝と昼の食事をしていなかったので腹ぺこであったからだ。
何とか1時間後に回復したが、急に冷や汗が出てきて気持ち悪くなり何度もトイレに行き、大変であった。昔から何日も胃を休めて置いたときは、少しずつ食べ物を胃に入れるべきだと。今回はそれの初期状態であったのではと思う。
「ぢ」の病気(いぼ痔、裂痔など)で検便に引っかかり誤診
検便で陽性になった原因は、疣痔が肛門近くにあったためだ。便が硬いときに力むと疣痔が傷つく。それで検便で血が混じるのだ。初めて大腸内視鏡検査を受けたときも同じ原因で受けることになった。今回も同じであった。
でも、不幸中の幸いであった。2つの良性ポリープがあるという発見。この良性ポリープは時間の経過でガンになる可能性があるが、ポリープの大きさで可能性が生まれるという。そのため、3年から5年単位で状況を経過観測する必要があるという。毎年人間ドックを受けるのでまた検便で陽性になったらこの2つのポリープの状況も見てもらうことになる。
今回の検査結果は、人間ドックを受けた健康管理センターに送られる。来年の人間ドックで参考にされる。大腸ポリープがあるという事実を知っていれば事前に対応が出来る。知らないよりも知っていた方が安心である。
良性ポリープ(線種)がガンに変身する確率は少ないと言われている。その意味合いで今日の担当医からは、経過観察と言うことでパスした。大腸ポリープとはの説明があるページ
結論
人間ドックの検便で大腸の精密検査対象者になることが多い。痔の病気を持っている人たちの多くは誤診になる可能性が高い。大腸内視鏡検査は苦痛を味わう。検査の最中と検査後に痛い思いをする。検査中の痛みは担当医の腕が悪いため。検査後の腹痛は大腸に入れる空気が悪さをする。この空気を二酸化炭素に変えるとこの問題は解決する。