有料老人ホームが倒産したらどうなるの? - 定年退職後の過ごし方、働き方、起業、筋トレ、お金

有料老人ホームが倒産しているという記事を読んだ。有料老人ホームもビジネスであるので経営が悪ければ当然倒産したり、売買されたりする。少子高齢化で老人介護市場が拡大している。それを目掛けて関係ない事業分野の会社が老人ホームや介護事業施設に進出している。その悪い面が、氷山の一角として現れているのだ。

90歳と85歳の老夫婦を抱える私たちも時間の問題で有料老人ホームか、介護施設を検討せざるを得なくなる。多額の入居一時金を請求する有料老人ホームは、対象外になる。入居一時金は、そのホームを終身利用する権利を取得することを目的としたもの。生きられる寿命が短いと思うので入居一時金を要求される有料老人ホームは意味がない。

有料老人ホームが倒産すると入居一時金はどうなるのか?

高級な有料老人ホーム(例えば、横浜にあるサンシティ横浜)の入居一時金は、300万から1000万円ぐらいである。これに月々の費用が発生する。入居一時金は、15年かけて償却される。こんな有料老人ホームが倒産したら、入居一時金を返金されるのだろうか。

公益社団法人全国有料老人ホーム協会に登録されている有料老人ホームならば、入居一時金500万円まで保護される。サンシティ横浜は、この協会に登録しているが15年の償却期間が過ぎていればゼロ円になる。この協会に登録されている有料老人ホームであるかを調べるには、こちらで検索をしてみると良い

有料老人ホームによっては、入居一時金が戻らない場合があるので契約時に必ず倒産した場合どうなるのかを聞き出すべきだろう。大企業が提供している老人ホームであっても経営状態が悪ければ、倒産する。

一番無難なのは、入居一時金がゼロで賃貸契約の老人ホームではないかと思う。ただし、場所によっては非常に高くなる。裕福な老人でないと月額数十万円なんて払えない。安い老人ホームを求めるならば、地方の中規模都市で大々的に展開し、介護関連ビジネスを専門に行っている会社が良いだろう。

要介護3以上の老人であれば、公的機関が運営している特別養護老人施設に入るのが一番安心で安い。それゆえ、競争も激しい。場所を選ばなければ、地方都市で特別養護老人施設の空きがある。老人ホームを探すときにどこに重きを置くかだ。

要介護1から2ならば、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)がある。賃貸からマンション購入まで選択がある。寿命が短い老人ならば、(ほとんどがそうである)賃貸契約のサ高住だろう。医療、介護、生活支援サービスの質が判断材料になる。

その老人ホームで働いている職員の定着率が高ければ安心だが、出入りが多い場所は止めておいたほうが良いだろう。どの民間企業でも労働者の定着率が低い会社は問題を抱えている。

定着率が高いか低いかは、その地域の人材募集状況を調べればよい。評判も重要だ。地域の中でどのように溶け込んでいるか気になる。ここにご厄介になろうと心を決める前に、探偵を使って近辺の評判を調べさせても良いだろう。両親の終の棲家になる老人ホームだ。一人の探偵による近辺調査であるので10万円以内で収まるだろう。

倒産のリスクが高い有料老人ホームほど聞く耳に良い話をしてくるので要注意だ。

 


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。