7月の中旬で梅雨も終わっていないのだが、異常気温が続いている。朝の7時でも気温が30度を超えている横浜である。丘の上にある自宅から最寄りの駅まで20分ほど歩く。気温が30度以上あり、湿度が高いと69歳のシニアの体は快適ではない。
空を見れば青空で直射日光が強い。すれ違う散歩中のシニア男性たちは何故か日傘をさして歩いていない。多くのシニア男性は帽子だけ被って歩いている。今年は何故か日差しがきつい。私は帽子から日傘に変えている。日傘を使うと確実に日陰を作り体感温度を5度ぐらい下げてくれる。
帽子だけでは体感温度を下げない。強い日差しが頭に降り注ぐことを防ぐだけである。散歩中のシニア男性はその違いを知らないのだろうか。なぜ、日傘を利用しないのだろうか。そんな疑問をすれ違うシニア男性を見て思った。
目次
熱中症予防で日傘を使うという気づきや意識がない!
私が日傘を使い始めたのは3年前である。日差しがきつくて肌に刺さるようだと妻に話したら日傘を使ったら防げるわよと。日傘は一瞬、どうかなあと戸惑った。日傘=女性というイメージが浮かんだからだ。男性が日傘を使っているイメージが沸かない。雨傘ならば納得するが。でも、今回は日差しが刺さるように痛かったので勇気を出して日傘をアマゾンで探した。
シニア男性が日傘を使わない理由:世間体
昭和生まれのシニア男性には日傘に対するイメージがある。日傘は女性が使うものというイメージである。日常的に男性が日傘を使っている姿を見ていないため、違和感がある。世間体を強く意識するシニア男性は日傘を使うことに強い抵抗感がある。
男性が日傘を使っていると通りすがりの女性がちらりと見る。女性も男性が日傘を使っている姿に慣れていない。ただ、最近の異常気象で男性用日傘が注目され始めた。熱中症予防に日傘が良いとメディアが告知し始めた。 日差しがきつい日には日傘の効果を強く私は感じている。
最近の日傘は晴雨兼用になっているので雨傘を買う感覚で買える。安い日傘は中国製で3000円前後で買える。長持ちして頑丈な日傘は1万円以上で日本製が多い。1万円以上する晴雨兼用の傘を電車の中に忘れたら後悔するので私は3000円前後の中国製で我慢している。
シニア男性が日傘を使わない理由:日傘の良さを知らない
シニア男性は日傘を使ったことがない。一度体験すると日傘の良さが分かる。まずは奥さんの日傘でどんな感じであるか、どれぐらい体感温度を下げてくれるかを確認してみることである。あとは、男性が日傘をしてもおかしくない色とスタイルの日傘を探すことである。
晴雨兼用の日傘が多く販売されている。雨用途は付録と考えたほうが良い。日傘の機能を中心に考える。しばらく日傘を使ってみれば帽子よりも日傘となる。常時持ち歩くことになるので出来るだけ軽い日傘が便利である。
シニア男性が日傘を使わない理由:手を塞ぐ荷物になる
シニア女性と違って両腕に手荷物を下げていないシニア男性がほとんど。荷物はリュックに入っている。私も荷物はすべてリュックの中に入れている。手はいつもフリーの状態にしている。日傘は片方の手をふさぐという欠点がある。それが嫌なシニア男性が多い。
ただ、物は考えようで雨の日はどうしても片手が雨傘で使われる。それと同じような感覚で日傘を使えば良いだけである。
シニア男性向け日傘を探す
私はアマゾンでこの晴雨兼用日傘を3300円で購入した。 気に入った点は軽くて大きいサイズ。190グラム、直径95センチ。
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Moonbatという日本の中小企業が製造販売している。生産地は中国であるが国内の中小企業の品質が確保されているので安心した。雨と暑さで日本は異常気象で苦しむ。その負担を和らげるツールが有るならば積極的に活用したい。世間体よりも実用を優先したい。
結論
- 日傘の良さは一度使ってみないと分からない。奥さんの日傘を使って体験してみることである。
- 異常気象で暑さと日差しがきつくなってきている。世間体を気にするよりも実際の恩恵を優先すべし。
- 日傘は体感温度を5度から10度ぐらい下げてくれる。