郵便局のみまもりサービスは使う価値があるのかどうか? - 定年退職後の過ごし方、働き方、起業、筋トレ、お金

yubinkyoku mimamori R

年老いた両親から離れて生活をしている高齢者は、子供として両親のことが心配になる。自分の年齢が60歳を越えれば、そろそろ両親の介護のことを心配し始める時期である。年老いた両親が独立して生活していて、会いに行くにも時間がかかり、距離がある場合は十分目が行き届かない。

郵便局の見守りサービスのパンフレットを郵便局で見つけた!

両親の安否や健康状態を確認するだけでも子供として安心感が得られる。北海道の実家に両親が生活をしていて自分は、横浜で生活をして仕事をしているとそう簡単に両親に会いに行けない。介護をしようと思えば、両親を横浜まで連れてくるしかない。

または、

自分たち夫婦が北海道の実家に引っ越すしかない。それは非常に難しい。最終的には、両親の介護を横浜でとなるかもしれない。両親がまだアクティブに普通の生活が出来ていれば、安否確認だけでも良いと考える。こんなケースがあるかもしれない。

私の両親は既に他界しているが、家内の両親は今も元気に普通の生活をしている。90歳と85歳の高齢夫婦である。家内は、月に1回か2回東京の実家に両親の様子や家の掃除に出かけている。東京と横浜は自動車で1時間もあれば行けてしまう距離だ。

それでも家内にとっては負担だ。両親の様子を実際に会って確認して一緒に時間を過すのは、親孝行である。それが出来る環境にある私たちシニア夫婦は幸運であると思う。

多くの高齢者夫婦が私たちと同様な状況にいるとは限らない。距離がある場合は、年に数回両親に会いに行ければ良いという感じだろう。

年老いていく両親の事を思わない子供はいない。子供として何が出来るかを考える時、負担なく出来る事は限られる。

1.両親に電話をして元気な様子を伝え、会話をする

2.年に何回か家族で両親に会いに行く

忙しい日々を送っている人は、これが出来ないかもしれない。郵便局の見守りサービスはこんな人たちのニーズを吸い上げて提供されているのではないか。 

郵便局の見守りサービス:みまもりサービスみまもりでんわ

みまもりサービス(人間によるサービス)は、両親が住む地域の郵便局社員(委託した業者社員)が直接訪問して両親の様子を確認して、報告するサービスである。月1回30分コース(月額1980円税別)と60分コース(月額2480円税別)がある。回数は希望により増やすことが出来る(回数に従い費用も増える)。詳しくは、郵便局の見守りサービスページで

みまもりでんわ(システムによるサービス)は、毎日の電話とメールで家族が繋がるサービスである。固定電話:月額980円税別、携帯電話:月額1180円税別。

1.毎日同じ時間帯に電話がかかる。

2.その日の体調を電話機の①②③から選んで電話番号を押すだけ。

3.日替わりメッセージを伝えることも出来る

4.家族に両親の体調をメールで知らせる(最大4件までメールアドレスを登録可能) 

サービス内容的には、必要最低限の役割を果たしていると思う。 どちらのサービスも本来は、両親を思う子供たちがやるべき事だが、色々な事情でそれが出来ない人向けである。

このサービスを受ける側(年老いた両親の視点)で見てみるとどう感じるだろうか。

人間による訪問サービスは、地域の知人であれば一番安心して会話を楽しめるだろう。初めて会う人でも会う度に親しみを覚えれば、それはそれで知人の領域に入ってくる。一番良いのは、地域の知人たちが両親を見守ってくれる地域サービスがあれば良い。 

しかし、

仕事ではないので見守ると言うことが徹底できなくなる。それ故、お金を支払って業者の責任の上で見守って頂くと言うことだ。

システムで本人の安否確認をするサービスは、サービスを提供する側から見えれば非常に楽なサービスである。システムが全てを自動処理してくれるからだ。そのサービスを受ける両親にとっては、面倒なサービスになるかもしれない。相手が人間ではないからだ。途中で電話にも出なくなる可能性が高い。

子供の声で電話をする事が一番良い。子供側がどこまで定期的に電話をしてあげられるかだ。機械的なサービスは受ける側も機械と分かるので続かないと思っている。安かろう悪かろうだ。

あなたはどう思うだろうか?


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。