生活費の補填が出来るアルバイトの仕事を探している65歳以上のシニア男性ならば、身近な場所でシニアアルバイト募集の張り紙がはられていることを知っているだろうか。過去の自分のキャリアを活かせるアルバイトではないが、自分ではできないと思っていた職種で働けれる機会が生まれている。

65歳以上のシニアが買い物を奥さんと一緒にしているならば、毎朝、スーパーマーケットに出かけているはず。今のスーパーマーケットは昔と違ってレジの機械化が進んでいる。5年ほど前に夫婦で米国のサンディエゴに行ってスーパーマーケットに入った時、セルフレジが当たり前の風景であった。

大手スーパーマーケットのイオン、サミット、いなげやのレジにもセルフレジが生まれている。時代の流れを感じる。そこで働いているレジの仕事も変わってきている。従来通り、買い物かごに入っている食品をスキャンして綺麗に別の買い物かごに入れていく作業は今も仕事として残っている。

違ってきたのは、支払い方法。機械にお金を支払うことである。人間ではなく機械である。お金の取り扱い方で間違いが起きやすいので多くの65歳以上のシニア男性はスーパーマーケットのレジの仕事を敬遠していた。

スーパーマーケットのレジの仕事は65歳以上のシニア男性でも出来るようになっている

65歳以上のシニア男性は私を含めて計算能力と機敏な対応ができない。一度に2つ以上の作業でつまずく。スーパーマーケットのレジの仕事は、食品のスキャンと買い物かごへの入れ直し作業、そして、お金のやり取りがある。この作業が遅かったり、上手く出来なかったりするとお客の列が長くなる。レジの担当はますます焦る。

65歳以上のシニア男性は、こんな状況に上手く対応できないと考えがちである。

サミットでは時給1000円でレジのシニアアルバイト募集

先日、義父が住む実家の近くのサミットに夫婦で買い物にでかけた。サミットの出入り口に時給1000円シニアアルバイト募集という張り紙がはられていた。時給1000円は最低賃金よりも少し良い時間給である。スーパーにでかけた時間帯が午前中であった。午前中のお客さんは老人がほとんどである。

レジを見たら、中高年のおばさんたちが食品のスキャンとかごに入れ直し作業をしていたのだがお客さんからのお金のやり取りはしていなかった。その代わり、新しい機械がレジの出口に置かれていた。お客さんが自分でお金を機械に入れて決済をするようになっていたのだ。

この機械があれば、65歳以上のシニア男性でもスーパーマーケットのレジの仕事が出来るという印象を受けた。レジ担当は、食品のスキャンと別の買い物かごに入れ直しする作業だけになる。単純な作業になった。レジでのお客さんとのお金のやり取りは手間暇がかかり、問題が起きやすい。その作業を機械とお客様に任せることでレジの仕事を効率化している。

これがきっかけでシニアアルバイト募集の張り紙が出ていたのかもしれない。65歳以上のシニア男性は、市場にあふれている。その労働力をスーパーに取り入れられればスーパーでの人手不足をある程度解消できるようになる。 

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年金プラス5万円から10万円の収入が得られる仕事は身近にある。スーパーマーケットのお店ではコロナ禍の影響でレジの機械化が進んでいる。65歳以上のシニア男性でも十分できる仕事や職種が生まれている。私が使っている駅の近くには相鉄ローゼンのスーパーがある。

朝9時前に入店するとアルバイトスタッフが忙しそうに品物の搬入や展示、商品並べなどをしている。その中にシニア男性が何人かいた。シニアができる単純な仕事はまだまだたくさんある。近場のスーパーマーケットに張り出されているアルバイト募集に応募してみることである。

結論

  • スーパーマーケットのレジの仕事は65歳以上のシニア男性には無理だという印象があったが、最近のスーパーのレジは機械化され始めた。お金の支払い作業はお客さんが機械と行うやり方になった。レジ担当は食品のスキャンとかごに入れ直し作業だけに集中すれば良い。面倒なお金の取扱作業がなくなったので65歳以上のシニア男性でも出来る単純作業になる。