シニアが困っていることは同じシニアのほうがわかりやすい。自分が感じる不便なことを解消できる解決方法を身につけているシニアならば、そのソリューションをビジネスに展開できる。大きなビジネスにする必要はない。自分ができる範囲のビジネスで困っているシニアを助けることができればそれで十分ではないか。
ビジネスの種はどこに落ちているのか?
「最近自分が困っていることを解決した方法」と書いて、すぐに該当する問題と解決方法が頭に浮かんでこない。これが普通の人ならば当たり前だ。
でも、
この発想をいつもやり続けるとビジネスアイデアが浮かびやすくなってくる。問題の解決方法は、誰にとってもプラスに働くからだ。それを自分だけに留めておくか、同様な問題で困っている他人にまで広げるかだ。
最近自分が困った出来事を思い出してみると、
- 筋トレをやったあとで気が付かないうちに軽いぎっくり腰をやってしまった
- 左目の緑内障が酷くなり道路の信号機を見上げないと見えなくなった
- 缶ビール半分で酔い始めて(以前はひと缶)足取りが遅くなった
- ちょっとした事に忍耐力が続かなくなり不愉快な顔になる
この4つの出来事から何かビジネスに成りそうな事を考える。
ぎっくり腰の直し方は、自分なりに経験からわかっている。特別な解決方法ではないのでビジネスにはならないだろう。
緑内障は、治すことが出来ない目の病気(現時点で)なので解決方法はない。
お酒の飲むことで酔っ払う体質は、生まれつきでアルコールを分解する酵素が体質的に少ないためだ。加齢の影響か、缶ビール一缶で完全に酔っ払ってしまう。これもビジネスには結びつかない。
シニアの特徴として忍耐力が衰えてくる。忍耐力が衰えてくるとちょっとした刺激に耐えられなくなる。シニアがちょっとしたことで切れるという現象が多くなっている。電車の中で席の座り方やとり方でシニアと若者が口論になるとか、歩きスマホでシニアの歩行妨害をして口論になるとか、ちょっとした事で大声を出して怒り出すシニアが目立つ。
シニアのちょっと切れ症候群は、これから高齢者時代に突入する上でカウンセリングビジネスになると感じている。シニアのちょっと切れ症候群は、シニアならば誰にでも起こりうるからだ。
自分でうまくコントロールできるシニアならば問題がないが、制御が難しいシニアもいるだろう。そんな問題を抱えているシニアに簡単に解消する方法を提供する情報やカウンセリングサービスは考え方と工夫でインターネットを使ったサービスに展開できるのではと。
この手のサービスは、試行錯誤が必須だ。やってみないとわからない。それをやってみた人だけがその結果を知る権利が生まれる。
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