自分が死んだら妻の生活が危ない、遺族年金だけでは足りない - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

シニアの男性には妻に対する義務と責任がある。日本では、男性重視であるため、夫が亡くなると遺族年金が発生する。だが、その金額は夫の年金額より大分低い。妻の国民年金と遺族年金だけでは妻の生活が成り立たない場合が大半である。

残された妻の老後生活を出来る限り問題がないようにしてあげるのが夫の義務と責任ではないか。今60歳代であるならば、10年先、20年先の生活を考えて貯蓄に専念する必要がある。その貯蓄には色々な意味がある。

  1. 働けなくなった時の生活費
  2. 自分が他界した後の妻の生活資金
  3. 老人ホームへの入居資金

お金は無いより有った方が都合が良い。体は老化して行く。働きたくても働けない体になって行く。シニアは将来のリスク対策を準備しておく必要がある。特に妻の生活を考える必要がある。

10years from now

生きているうちに妻に何ができるか?

妻の残して先に亡くなる可能性が高い夫。夫婦で年金生活が出来ていても夫が亡くなれば妻の年金生活は非常に苦しい状態になるのは明らかである。子供がいれば子供に頼ることが出来るが頼る子供がいない、頼れない状態であったらどうなるか。残された家内の生活を出来るだけ楽にしてあげたいという心情がある。

考えられる解決方法

一番良い解決方法は同じ時期に私も家内も他界できれば良い。平均寿命は女性の方が長い。この解決方法は難しい。

次に良い方法は自分が生きているうちに妻の生活で困ることがないように資産やお金を妻名義にして行くこと。毎月の生活費の一部に妻が貯蓄できる金額を追加してあげる。知らないうちに妻の金融資産が増えていく。自分が他界する前に時間をかけて少しづつお金を妻に配分する。

そんなお金がない夫はどうすれば良いか?

まだあなたが普通の生活が出来て働けるならば、あなたの奥さんのためにアルバイトやパートの仕事、または、自営を始めることである。年金+稼いだお金で多少は金銭的に余裕が出来る。稼いだお金の一部を奥さん名義の銀行口座に振り替えれば良い。毎月ちょっとずつであるがお金が奥さんのために貯まっていく。

ポイントは今から奥さんのための金融資産をちょっとずつ稼いで増やしながら奥さんの銀行口座に移して行くことである。

日本の社会制度では女性の立場が優遇されていない。それが分かっているからこそ、配偶者に遺産の50%が配分される法律になっている。

私には資産が無いので稼いだお金の一部を毎月家内に渡す生活費にプラスしている。家内はそれを自分預金にしている。奥さんには追加されている生活費の一部が将来の生活費であることを伝えている。自営業をしているので働ける限り、稼げる限り、奥さんに将来の生活費を提供し続けられる。

普通の生活が出来なくなってもインターネットで稼げる仕組みを構築して行く。ある程度の規模になれば、毎日、汗水垂らして体を酷使する必要は無くなる。知的生産でお金を稼ぐ仕組みを元気なうちに作り上げる事である。肉体労働は先が見えている。体が耐えられなくなった時点で雇用されなくなり、仕事も見つからなくなる。

定年退職後のシニアは自分で稼ぐ仕組みを試行錯誤すべきである。それで稼いだお金を妻に毎月差し上げて自分が他界した時に困らないようにすべきである。そんな思いで仕事をしている

結論

自分が生きて働いてお金を稼いでいる間は妻の生活には問題がない。専業主婦で生活してきた妻にはお金を稼ぐという経験がない場合が多い。年齢で体力が落ちれば、年金と貯蓄で老後の生活をしなければならない。老後の生活に安心を与えるには生活費をどのように確保するかである。

夫が他界して遺族年金と妻の年金だけで十分な生活費が確保できるだろうか。残念ながら多くのシニアは貯蓄から足りない生活費を年金にプラスして補足している。妻に残すお金が少ないと残された妻の老後の生活は非常に厳しい。最悪、生活保護状態になるかもしれない。

妻はそんな事態を危惧してヘソクリを貯めるのだが、足りない。夫は妻の老後を案じて生活費にプラスしてお金を渡す。妻の老後のために。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。