横浜ビジネスパークにある野外のテーブルでちょっと早いランチをしていたら、どこから一人の老人男性が近くのテーブルに座った。手には、缶ビールとつまみのビスタチオを持っていた。しばらくするとビールを飲みだした。そして、ピスタチオも食べ始めた。
その老人(75歳ぐらい)の椅子の下を見たら、ピスタチオの殻が沢山落ちていた。ビールを飲んでピスタチオの殻をむいて食べてという事を繰り返していた。ランチ時間に缶ビールとピスタチオだ。ビスタチアの殻はテーブルの下に落ちたまま何も掃除をしない。
私の感覚であれば、ピスタチオの殻をビニール袋に入れてテーブルの下に落とさない。このシニア男性はそんなマナーを身に着けていないで育ったのか、それてともゴミを拾って掃除すること自体を面倒だと思って知らんぷりでいたのか。
人間のマナーはその人のマナー教育に依存する。家庭内での教育が強く出て着やすい。しつけが厳しい家庭で育った人はマナーについて気を使う。今のビジネスパークには公共のためのゴミ箱が撤去されている。ゴミ箱がないという理由でゴミをそのままにしていく人もいる。
スクワット運動を2年間集中してやってきた。その成果がお風呂の中でお尻と太ももの付け根あたりを触ると分かる。スクワットをあまり気にしていないでやっていた時のお尻と太ももは付け根あたりに贅肉と皮膚のたるみを感じたが、今では贅肉が取れ、お尻と太ももの区切りが触ってすぐに分かるようになっていた。お尻全体の贅肉も取れて少しお尻のサイズが縮小し、張りがあるお尻になった。
70歳代のシニア男性のお尻は一般的に垂れ始めている。活発に歩いたり走ったりしている人は引き締まったお尻になっているが、定年退職して体を動かす活動が減っているシニアはお尻全体の張りが無くなり垂れ始める。若さが無くなり始めると顔、首、お腹、お尻、おヘソ周り、乳房あたりの張りが無くなり皮膚が垂れ始める。
自分のお尻は直接見えないので垂れたお尻の状態を自覚できない。スポーツジムで見かける若い女性が履く下半身に張り付いたレギンス姿を見て分かるのは、お尻の形が手に取るように分かることである。
そこで私もレギンスを履いてスクワット運動をやり始めた。お尻が垂れているとレギンスでもお尻の垂れた部位をサポートしきれないためお尻の贅肉が垂れて見える。ヒップアップしたお尻はお尻の垂れがない。張りのあるお尻にしたいと願っている女性は多いが、男性はあまり意識していない。そのため、知らないうちにみっともないお尻になっている。
年金生活を始めている高齢者(シニア)
団塊の世代の高齢者は、会社組織の制約から逃れて自由自適の生活をしていると思っている人達が多いだろう。実際は、こんな感じだ。
最初の半年は、自宅でゆっくりと好きなことをやりはじめる。本を読む。映画を見る。夫婦で海外旅行に行く。思いつくこと、やりたい事を行う。
徐々に今までやりたかったことが満たされ、時間をもて遊ぶようになる。この頃から、奥さんから「家にいないで昼間は外に行って!」というリクエストが多くなる。
60歳、65歳で会社を卒業しても暇な年金生活を始めるシニアは少ない。なんとか働ける場所を探し始める。すぐに見つかる仕事は自分が求める職種でない。自分の職歴や経験を考慮されない人の手を満たすだけの仕事が多い。お金を生活のために稼ぎたいという理由ならば、清掃、マンション管理、交通誘導、飲食業界などでアルバイトやパートの仕事を見つけやすい。
老後の生活は年金が支給される年齢65歳以降が出発点になる。残りの人生を自分の好みで作り出す。最終目的は「死」である。「死」に向かって与えられた時間を有意義に使い切る。あとは運命に任せるのみ。こんな感じ方が70歳の声を聞くと味わい始める。
65歳で会社組織から離れると新しい生活リズムを作り出せるまで戸惑う。やっと落ち着くと年齢が70歳になる。今度は体の老化現象が気に出し始める。肥満からくる生活習慣病が老化で悪化する場合がある。基礎代謝が落ちて免疫力も低下する。年齢とともに体はどんどん弱体化する。
そんな現実を定年退職時に気がついていない!いつまでも今の体で老後を送れると思っている。現実は違う。
70歳を過ぎると体力が衰えて肉体労働の仕事が苦しくなる。もっと楽な仕事がないか探すのだが、見つからない場合が多い。家庭の事情で年金プラスの収入を得ないと生活が苦しくなるシニアがいる。
70歳を過ぎると健康障害が起きやすい。体が資本であるので健康を維持しないと働きたくても働けない。働けるまで働きたいと思っているシニアは、自分を雇用するビジネスを今から始めたほうが良い。自分で仕事を続けるか、続けないかの判断が出来る。雇用を切られるという不安はなくなる。
働き続けたいシニアはどんな仕事を探すべきか?
仕事を探す前に下記の事を考えてから行動を起こす。
経験や知識が活かせる仕事
これまでの職務経験や専門知識を活かせる仕事は、即戦力として期待されやすい。例えば、事務職、講師、コンサルタントなどが考えられる。
体力的な負担が少ない仕事
年齢を重ねると体力的な負担は大きくなることがある。座ってできる仕事や、あまり重いものを持たない仕事など、体に無理のない仕事を選ぶと長く続けやすい。
短時間勤務や柔軟な働き方ができる仕事
フルタイムではなく、週に数日、1日あたり数時間といった短時間勤務や、勤務時間を選べる仕事であれば、自分のペースで働くことができる。
人と接する仕事
接客業や販売員、清掃員など、人と直接関わる仕事も多い。これまでの人生経験から培われたコミュニケーション能力を活かせまする。
新しいスキルを身につける仕事
全く新しい分野に挑戦するのも良いでしょう。学びながら働ける仕事であれば、社会とのつながりを感じられ、やりがいにもつながる。
仕事探しを始める前に、ご自身のこれまでの経験や興味、体力などを振り返ってみると、より自分に合った仕事が見つかる可能性が高い。
毎週2度スポーツジムに通っている。区が運営しているスポーツセンターだから安い。ウエイトトレーニングの設備が整っている。私と同じシニアの人たちが増えている。
60歳、65歳、70歳、75歳と5年ごとに体の筋肉と体力が減少していく。何も運動をしていない人たちの体は1年に1%筋肉が体から消えていく。
この問題を解決するには、筋肉を鍛えるしかない。筋肉を鍛えると新陳代謝が活発になり免疫力が維持されるという。定期的な運動を筋トレで行うと健康寿命が伸びる。筋肉を鍛えると成長ホルモンが分泌され、体の免疫力が維持されやすい。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。