老後の人生に関する本の内容に惑わされるな - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

ネットの読者から定年バカ」という本があることを教えてもらった。本屋に行くとランキングに入っているほど人気がある本である事が分かった。ちょっと、立ち読みをしてみた。この本の著者が言いたい事は、自分の老後を他人の生き方に影響されないで好きに生きれば良いという事を感じた。

世の中は、自分たちの利益になるような情報が溢れている。定年関連、老後の金融資産、相続、シニアの仕事、健康関連など色々な助言や考え方が著名者から発信されている。私から言えば、「老後は他人に影響されないで自分が好む生活をすれば良い!」これだけである。

他人の人生は自分の人生ではない。他人が描く老後のイメージを自分のイメージにしないことである。老後の生活で幸せをどこに見つけるかで余生は変わる。残り少ない人生を出来るだけ楽しみたいと思うシニアは私だけではない。そのためには

自分の老後は自分しか分からない!正しい老後の暮らし方なんてない!

還暦を迎え自分がシニアとして認識され始めると老後の生活について考え始める。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットのニュースサイトでは、(1)もらえる年金、(2)シニアの仕事、(3)お金の貯め方と増やし方、(4)健康を維持する方法、(5)健康的な食生活、(6)シニア同士のふれあい、(7)老人ホーム、(8)介護関連などをテーマにした記事が多くみられる。

多くの記事は、これをしなさい、あれを注意しなさいと老後の不安を作りだしている。実際の老後生活を体験していないシニアは、自分の老後をガイドする情報が手元にないため巷の情報に影響される。

他人が言う人生は他人の人生

基本的に老後の生活は、衣食住+健康が満たされる生活であれば何も心配いらない。細かい事は、個人ごとに解決すれば良い程度のもの。老後の生活で最低必要なお金は、一人3000万円とか、1億円とか、勝手な事を言っている。お金に関しては、その人の生活レベルで変動するので一概に言えない。これが現実である。

自分の命がいつまであるか分からないのにまだ見ぬ老後の自分を想像しながら不安に追われる生活はつまらない。

定年後の暮らしや老後の生活について書かれた書籍はあくまでも他人が感じたことを書いているに過ぎない。自分の老後に同じことは起きないかもしれない。参考程度に他人の老後の考え方を楽しめば良い。

自分の老後の生活はその人の生き方に依存する。私のように生涯現役で老後を送ることを考えているシニアは、働いていないシニアの生活には興味が無い。参考になる情報は、私と同じように生涯現役で働こうとしているシニアの話。人それぞれの老後の考え方と欲求がある。他人の老後の生活は自分には関係ないと思った方が良い。同じ生活なんて送れないからだ。

残された自分の時間を楽しむ人生を送る

老後の生活は自分で作って行く白紙の道である。自分が老後に求めている事を実現させるためにはどうしたら良いかを探しながらその時、その時の時間を楽しむ。人生の旅の終着駅が見えてくるまで心が満たされる生き方を追求するだけ。その世界には他人の考えが入る余地はない。人それぞれの感じ方が違うからだ。

私たちは一人で生まれて来た。そして、一人で死んでいく。その人の人生はその人しか分からない。1万人いたら1万人の人生がある。老後の生活も同じ。他人と同じ老後の生活をしようと思っても出来ない。お金持ちになった人の本を買って読んでもお金持ちにならない。ビジネスで成功した人のやり方を真似しても成功しない。

老後は自然に"Going My Wayの生活になって行く!"他人の老後を気にせずに老後の情報に振り回されずに自分が求める物を得るにはどうしたら良いかを追求すれば良い。自分の人生を決めるのは自分だ。今までもそうではなかったのではないだろうか。他人に依存しない自分に依存する老後の生活を求めるのが私の老後の暮らし方である

「こんな老後を送りたい」という欲求を満たす人生で良い

67歳の私は老後に関する新聞記事、雑誌の記事、ウエブの記事、書籍に自分の老後を左右されたくない。他人が勝手に自己主張しているからだ。他人の老後イメージを自分の老後に押し付けている印象がある。どんなに影響力がある著者でもその人が言うことが正しいということはない。

一人ひとりの人生は違うからだ。幸せの感じ方が人それぞれ違うのと同じである。隣百姓のような老後生活に幸せはない。老後の生活は一人である。そんな事実を噛み締めながら自分の欲求を追求すべきではないか。「こんな老後を送りたい」という考えがあるならば、そのイメージを残された人生で達成させる。それが最終的に自分の老後の生活になる。

自分の老後生活を他人の言動で影響されないようにする。自分の老後は自分がイメージした生活にすることで自分の老後人生を楽しめる。軸は自分である。1億円あれば老後の生活は安心とは思わない。お金が老後の人生をコントロールしない。お金が少なくても少ないなりの老後の人生を送れる。気持ち次第で幸福感と幸せ感は変わる。

結論

  • ネットの読者から定年バカ」という本があることを教えてもらった
  • この本の著者が言いたい事は、自分の老後を他人の生き方に影響されないで好きに生きれば良いという事
  • 老後は自然に"Going My Wayの生活になって行く!"

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。