シニアは老眼になっている。たぶん、近視にもなっている。私自身もそうである。そのため、文字が小さい画面や印刷物は眼鏡を外して読むしかない。早い人は45歳代で老眼になってしまう。女性に多いかもしれない。私の奥方も老眼と近視である。彼女はタブレットを良く使う。スマートフォンは外出時の時に使っている。
妻曰く、タブレットは自宅のWi-Fi接続環境でデータ送受信容量を気にせずに使える。その上、スマホよりも見える画面が大きいので見やすい。ホームページで情報を探すときなどは特に便利。外出時にスマホを使うのはモバイル通信ができるので場所を問わずに使えることと持ち運びの点で負担がないことである。
タブレットはパソコンよりもシニア向けである。キーボード操作がいらない。スマホと同じように指タッチ操作で使える。お勧めはAppleのiPadである。4万円ぐらいから買える。
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見やすいタブレット端末はシニアに使われやすい!
インターネットを意識しないで色々な情報がダイナミックに入手できる時代になってきている。テレビは全てインターネットに接続されて番組は通常のテレビ放送番組か、インターネットの番組かを選択するように出来ている。人々は段々とインターネットに接続しているという事を意識しなくなる。つながっているのが当たり前と考えるようになる。
私の世代はPCをインターネットにつなげて情報を得るという世代。息子たちの世代はPCよりもスマートフォンやタブレットを使って情報を手に入れるという世代になる。スマートフォンの先にインターネットがあると言う事実をあまり認識していない。
キーボードやマウス操作がいらないタブレット
奥様族も同様に時代の流れに敏感である。仲間の奥様族の誰かがタブレットを使って情報を探しているのを見て、私も使ってみたいとなる。キーボードや専門的な知識はいらないのが良いらしい。指で操作できるのが楽しいようだ。
自宅には家族用のPCがあるがキーボードとマウスで操作するのが面倒な妻はiPadタブレットを使って情報を探している。美味しいレストラン情報、旅行先情報、お買い物情報と幅が広い。この流れはシニアの夫婦にも広がってきている。
パソコンに取って代わる高機能な情報端末
タブレットやスマートフォンは高機能になってきている。もうパソコンに取って代わる情報端末である。使い勝手もパソコンと比較すると数段簡単になってきている。ひょっとしたら、タブレット操作教室なんてビジネスにならないかもしれない。高機能化するタブレットは音声認識やジェスチャーで操作が直ぐにできてしまうからだ。
タブレットの操作はタブレットが音声で教えてくれる。操作を学ぶツアープログラムが音声と動画で提供される。こうなるとタブレットの指示通りやれば自然とタブレットが使えるようになってしまう。年齢によるIT格差は時代と技術で克服されるだろう。
カフェでウエブサーフィンをしているシニア
スターバックスのカフェにいると無料Wi-Fiサービスを使ってウエブサーフィンをしているシニアを多く見かける。使っている端末はタブレットである。スマートフォンではない。スマートフォンは画面が小さいため見づらいのだ。
8インチサイズのタブレットを使っているシニア女性を多く見かける。iPad Miniのタブレットはスマホと類似した金額になっている。高機能であるからだ。PCと比較すれば安い。Wi-Fiだけにするか、モバイル通信にするかで価格が違ってくる。
iPad Miniのタブレットを使っているシニアの人たちはサイズと重さで判断している。タブレットは残念ながらパソコンがないと自分で設定が出来ない。シニアはタブレットを購入するお店で初期設定を終えるようにする。お店の担当スタッフが無料で初期設定をしてくれるから安心である。
シニアがスマホとタブレットをどう使うか?
シニアにとってスマホは電話中心(ガラケイの延長線に位置する)で時々アプリを使う程度。タブレットは情報収集の用途中心。決定的な違いは見える画面のサイズと持ち運びができる重さであるかどうかである。
シニアでスマホとタブレットを一緒に持ち歩いて使っている人をあまり見かけたことがない。そんなシニアは必ずリュックの中にスマホとタブレットを入れて持ち歩いている。iPad Miniタブレットはちょうどその中間に位置する。画面のサイズも重さもシニアのニーズに合っている。
結論
これから文明の利器を買うならば、パソコンよりもタブレットやスマホである。スマホは外出時に使い、自宅ではタブレットを使って情報収集する。パソコンはキーボード操作が必須。タブレットやスマホは指操作だけで入力ができる。
スマホの良さは重さとモバイル用途にある。タブレットの良さは画面サイズにある。シニアのニーズにあわせてスマホとタブレットを使い分ける時代である。