自分がシニアの年齢になると自然と同年代以上のシニアに目が行く。共通点は、皆さん、デイパック(リュック)を背負って歩いていることだ(男性に限り)。定年退職をするとスーツ姿で出歩くことが激減する。そのため、自分の服装をどうしたら良いか迷い出す。

年金生活を送っているシニアは、健康のために日中は自宅を出て街中を歩き回る。その時の服装をどうするかで奥さんから色々と指図が飛んでくる。変な格好で外出しないでねと私が困るからと。外出する時は、奥さんの洋服チェックが入る。

外出する時に服装をどうするか?

可愛いヤングな女性がシニアに目を向けることはない。あるとしたら、娘からだろう。「お父さん、その服装ダサイヨ!」と言われるに違いない。

これからシニアの人口がどんどん増えていくのでシニア向けのファッションコーディネートサービスなんて物が生まれてくるのではないだろうか。もっと、気楽にお安くサービスが提供されれば服装で迷っているシニアの男性は飛びつくはずだ。

私が見かけるシニア男性の服装は、地味でいかにもお年寄りですという印象を与えるファッションである。ヘアースタイルも清潔感に欠けている場合も多い。姿勢も悪いので服装も悪く見えてしまう。若さを服装でカバーするという意識がない人が多いのも事実だ。

服装から良い印象を周りに与えるには

  1. 清潔感をにおわせる服装
  2. 明るい色の服装
  3. 体にフィットする服装
  4. TPOにあった服装
  5. 他人の目を気にした服装

時々おしゃれな老人に出会う。言葉では上手く表現できないが体全体からの印象から「オシャレ~!」と思わせるのだ。着こなしに長けているシニアなんだろうなと。私は、筋トレをやっているので体格は良い方だ。だから、良い体格をアピールする服装を意識して着ている。

タイトなブルージーンズと黒光りの革靴

家内からは、タイトでフィットするブルージーンズを勧められたというか強制された。私よりも家内の感覚の方が優れているからだ。わたしはそれに私なりのおしゃれを加えた。黒い革靴である。タイトなブルージーンズに黒い革靴を合わせることで足元の品を上げることにした。

黒い革靴は足元を引き締める効果がある。黒光りしている革靴でないと清潔感が出ない。ブルージーンズとの相性は良い。多くのシニアはブルージーンズに運動靴という組み合わせである。これも良いのだが、一般的過ぎる。靴を革靴にするだけで見た目が相当変わる。一度、試してみると良い。

タイトなブルージーンズと黒光りの革靴を履いて歩くときは、背筋を伸ばして力強く歩くこと。そうすることで体全体から若々しさが醸し出てくる。今朝も横浜に出てくる時に見かけた老人は、下を見ながら背中を丸めて歩いていた。如何にも老人であるとアピールしている歩き方である。若さを体で表すには歩く姿勢と力強い歩き方である。

結論

ファッションは、自分の体の良さを引き立て、悪い点を隠すために利用すべき。シニアの女性でファッションを気にしている方は、それが分かる。自分の良さを上手く服装に醸し出す。時々、電車の中で着物をきている女性に出会う。お香の臭いで酔い痺れる。 

シニアの男性はスーツ姿を離れてブルージーンズと運動靴という姿になっている人が多い。歩きやすい、外出しやすい姿であるからだ。そんな姿にチャームポイントを加える意味で黒光りの革靴が役に立つ。タイトなブルージーンズに黒い革靴のファッションはシニアの足元に品を与える。