下記の画像は本日2020年6月5日、Lenovoが販売開始した2-in-1 タブレット型Chromebook Ideapad Duet、44,880円(税込み)である。MediaTek Helio P60T プロセッサー ( 2.00GHz )CPU、Main Memory 4G、10.1インチ IPS Dsiplay、SSD 128G、駆動時間10時間、重さはキーボード付きで990gと軽い。Windowsパソコンではない。GoogleのChrome OSで機能するクラウドパソコンになる。65歳のシニアの情報端末として衝動買いした。
Chromebookで仕事をしているとパソコンの仕事環境とデータ全てがGoogle Driveに自動バックアップされる。そのため、ハードウエアのChromebookパソコンが壊れたり、紛失しても何も問題が無い。直ぐに新しいChromebookを購入してGoogleアカウントでログインすれば、自動的に元のChromebookの仕事環境が復元される。
Windowsパソコンでは、とても、こんな芸当は出来ない。Googleのアカウント(Gmailアドレスとパスワー)を持ち運びするだけで使うChromebook。誰のChromebookであっても直ぐに自分の作業環境をそのChromebookに反映して使える。
目次
Chromebookは簡単なブラウザー操作で使える
私は既に2台のChromebookと3台のWindow 10のパソコンを持っている。仕事で使うパソコンはChromebookになっている。今回3台目のChromebookを購入した。Lenovo Chromebook Duetは仕事で使うのではなく、ちょっとした遊び、外出時に情報取集やメールの送受信、ブログ記事編集などで使う。必要な時に短時間で使うパソコンになる。
キーボード付きタブレットパソコンで重量が1キロ以内。サイズも10.1インチと小柄。持って歩くのに負担が無い。Wi-Fi環境でないとネット接続は出来ないが、何かで使う時はWi-Fi環境があるカフェになるので困らない。
シニアが気軽に使えるタブレット型パソコン、3つのメリット
アフターコロナの時代はパソコンとスマホが必須になる。QRコードを使う非接触決済で多くの事が処理される時代になってきている。パソコンはウエブ会議やおしゃべりで今まで以上に使う出番が増える。自宅にこもる時間が多いシニアは外部との接触をパソコンやスマホ経由で行う場合が増加する。
シニアにとってパソコンやスマホはテレビのように電源を入れてチャンネルを選択しボリューム調整をすれば使えるというものではない。使い慣れるには時間がかかる。Windowsパソコンは複雑である。ChromebookパソコンはWindowsパソコンの複雑さを極力なくしている。電源を入れて数秒でログイン画面が表示される。Gmailアドレスとそのパスワードを入力するだけで直ぐにウエブブラウザーの画面が表示される。全ての操作はブラウザー上でなされるのでブラウザー操作を理解していればChromebookを使える。
メリット1:コストが安い(5万円前後で買える)
Lenovo Ideapad Duet Chromebookは税込みで44880円。Windowsパソコンの平均価格は10万から20万ぐらいになる。シニアが日常的に使う用途はウエブブラウザーで情報収集したり、メールの送受信が多い。CPUパワーを要求する使い方は特別な仕事をしている方以外にない。
スマホの操作はアプリアイコンの操作でやりたい事が出来るようになっている。今やスマホの価格はWindowsパソコン並みに近づいている。Chromebookはスマホよりも安くて画面は大きい。Ideapad Duetはタブレット型のChrome OSパソコンになる。サイズが10.1インチと小柄。重さもタブレットだけで480グラムと軽い。
タッチパネルディスプレイであるのでキーボードと指で操作が簡単に出来る。4万円台で買える情報端末は少ない。
メリット2:OSのアップデートが数分で終わるので待たされない
Windowsパソコンを使っているシニアならば、Window 10のOSアップデートにかかる時間が馬鹿にならないほど長いのに気が付くはず。短くて45分、長くて6時間。私の感覚としてはそんな感じがする。ChromebookのChrome OSは数分でOSアップデートが完了する。待たせる事が無いので仕事用のパソコンをWindowsからChromebookに変えた。
パソコンを使おうと思った時にOSのアップデートが始まってパソコンがしばらく使えなかったという経験をしたシニアも多いはず。Chromebookはそんな嫌な経験をさせないほど軽快に使える。
メリット3:ウイルスソフトを購入してインストールする必要が無い
Windowsパソコンを購入する時は必ずウイルスソフトも購入してマルウエア感染を防ぐようにしているユーザーが多い。私のWindowsパソコンもESETというウイルスソフトを購入してインストールしている。毎年そのソフトの更新料金が発生している。
Chromebookではウイルスソフトを必要としていない。Chrome OSがウイルスソフトの役割を果たしている。つまり、こんな事である。
ウイルス対策ソフトは
- 不正なソフトウェアを検知する
- 不正なソフトウェアを隔離する
- 不正なソフトウェアを駆除、削除する
Chrome OSでは
- 不正なソフトウェアが入ってこない(常に最新の状態にOSがアップデートされる)
- 不正なソフトウェアは最初からブラウザのタブページ内に隔離されてる(サンドボックス)
- 不正なソフトウェアはタブを閉じたら自動的に消える
パソコンの事が良く分かっていないシニアにとって面倒な事を学ぶ必要が無い。テレビの取り扱い方に近い操作で情報端末が使えればそれで良いのではないか。
結論
- パソコンが壊れてもChromebookであれば直ぐに新しいChromebookに同じパソコン環境を復元できる。シニアでも簡単に復元できる仕組みになっている。仕事環境とデータがすべて自分のGoogle Driveアカウントのクラウドに自動バックアップされている。
- シニアが使うメリットは(1)コストがWindowsパソコンの半分ぐらい。Ideapad Duetは44,880円税込みと安い。(2)OSのアップデートが数分で終わるので待たされない。(3)ウイルスソフトを購入してインストールする必要が無い。Chrome OSがウイルスソフトの役割を果たしている。