シニアの仕事
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60歳を迎えようとしているシニアは定年退職後の人生をどうしようかと考えている。直ぐに再就職先を探すか、半年から1年ぐらい人生の休暇を楽しむか決めかねている。
金銭的に余裕があるシニアほど今まで出来なかったことをやろうと遊びに走る。定年退職後に遊びや人生の休暇を優先するシニアは65歳になって驚く。
人生の休暇は十分味わったので老後資金を貯めるためにもっと働きたいと仕事を探すのだが、見つからない。60歳を過ぎてから仕事を探すよりも条件が悪くなっているのに気づく。65歳以降の生活は自動的に人生の休暇状態になる。
65歳から仕事を探すのではなく、10年先を見つめて自分に合った仕事を作り出す方が望みがある。経営者は、特別な技能や能力があるシニアでないと65歳を過ぎたシニアを雇用しない。お客を探せる営業が出来るシニアは年齢に関係なく雇用されるが、使い捨て労働者になる。人脈が尽きたところで雇止めになる。そんな現実を知らない定年退職者が多い。
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労働生産者の人口が減少してきている今、シニア労働者にも雇用の目が向き始めている。問題は、シニア労働者と会社のニーズでミスマッチがある。企業側は、単純労働者としてシニア労働者を見ている傾向がある。現在、直ぐに雇用される分野に「介護」と「建築」がある。
シニア労働者には、元会社員が多い。キャリアと教養があると極端に違った分野での仕事に入っていけない。
自分で自分に合った仕事を探す事が出来ないシニアは、生活困窮者にならない限り人の嫌がるつらい仕事には就かない。私自身も自分のキャリアや技術が生きる仕事であれば、給与が安くてもその会社で働くだろう。
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朝日新聞朝刊(平成30年4月8日)に掲載された週刊現代の広告である。その呼び込みトピックが、「毎月5万円稼げて、他人に感謝される楽しい仕事」である。週刊誌は読んでいないが、あまり期待していない。この手の週刊誌はキャッチコピーだけで内容が伴わない。
先日、妻の兄夫婦と一緒に駒ヶ根高原にあるリゾートホテルで待ち合わせて宿泊した。温泉があるリゾートホテルで1泊朝夕食付き一人1万円の宿泊パッケージである。兄夫婦はペットの犬を連れてきたのだが、ホテルには犬を置く場所がない。自動車の中に犬を一泊させたのだが、一夜明けた朝、自動車の中は犬の糞で溢れた。
本来ならば、ペットの犬をペットシッターを頼んで日中だけ世話をして頂くとか、ペット宿泊施設に預けるとか出来たはずである。こんな時にスポット的に犬のお世話と見守りをするアルバイトが生まれる。ニーズはある。検索サイトで アルバイト ペットシッター を探すとペットシッターのアルバイト募集が表示される。
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先日NPO団体の定例会に参加していた。平均年齢が70歳を越えるシニアが40名以上集まっていた。この暑い時期にだ。70歳過ぎの老人と言って良い人達が神田までやってくる。本来ならば、自宅で冷房を掛けて涼しんでいるべきなのだが。彼らはお金を稼ぐためにNPO団体のメンバーになって働いているのではない。
70歳を過ぎて働き始めるシニアには色々な動機がある。人それぞれのニーズがあるが、NPO団体でビジネス活動をしている老人たちに共通しているニーズがある。 70歳を過ぎると暇で精神的に苦しくなる。自宅でゴロゴロしていても妻に睨まれ居場所がない。
妻はこう言う、「あなた、元気なんだから外で仕事を見つけて働いたら!」と。
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シニアノマドの私は、横浜のスターバックスを活用して仕事をインターネットでしている。スターバックスの良さは、禁煙である。長居しても追い出されない。電源が無料で提供される。お代りのコーヒーがお安く頂ける。そして、無料Wifiサービスがある。ただ、長居すると制約が出てくる。
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夜の7時から8時頃になるとマンションの郵便箱にチラシ投げ込みをする人達を見かけることが多い。面白い事に同じ人ではない。大規模な集合住宅であるので郵便箱も沢山ある。1枚のチラシ3円で1000枚以上投げ込まないと大した稼ぎに成らない。1時間に1000枚投げ込めば時給3000円になる。大規模集合住宅であれば効率がよく投げ込みが出来る。
私が住む集合住宅は、約550世帯ある。投げ込みチラシが2種類あれば、1000枚投げ込める。これを1時間でやってしまえば、稼ぎの良いアルバイトになる。
チラシ投げ込みの回数が週に2回1種類のチラシで月に合計8回になると1ヶ月のアルバイト代が2万4000円だ。これが1回2種類のチラシであれば、倍で4万8000円である。
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生活習慣は一度出来上がってしまうと急には変えられない。古い習慣を捨てて新しい習慣を身につけるのと同じである。定年退職後のシニアは新しい生活習慣を作る機会が提供されている。この機会を逃すと大きな変化が起きない限り変らない。自分の健康のためにも意識して自分の人生にプラスになる新しい生活習慣を作り上げる必要がある。
平日の仕事がなくなり、自宅で自由な時間を過ごすことになるのだが1週間もしないうちに「暇」で苦しみ始める。朝、会社に出勤して、夕方に自宅に帰るという生活習慣が消える。自発的にやるべきことがない限り、自宅でゴロゴロしていることになる。
老後をどのような生活にしたいかをまず決めることから始める。それが新しい生活習慣を作る出発点になる。
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子供が大人になり社会で働き始める。親の手からだんだんと離れていく。それと同時に私たち両親が歳老いていく。老後のお世話がいつ始まるかが気がかりである。
私の両親は既に他界。妻の両親だけが健在である。80歳代の夫婦で普通の生活をしている。義父親は、もうすぐ93歳だ。私も90歳まで生きられれば嬉しいが怪しい。
だが、時間の問題で妻の両親のお世話が始まるのではないかと思っている。それまで夫婦で出来る事を今やっている。夫婦で海外旅行、国内旅行などがそうだ。お世話が始まると家内が旅行に行けなくなる。
子供の世話がなくなると両親の世話が始まるのだが、幸運にも2019年は両親の世話は始まっていない。この年から3年が過ぎた今は、老人ホームで生活をしている。この3年間に色々なことが起きた。義母が自宅で転倒し骨折。病院に入院後、自宅で介護。負担が大きいため老健施設に入居。その後、老人ホームに入居する。
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高齢者人口の統計(2020年総務省)で年齢階級別に見ると、
▼70歳以上人口は2791万人で、総人口の22.2%(前年推計に比べて78万人増・0.7ポイント上昇)
▼75歳以上人口は1871万人で、総人口の14.9%(同24万人増・0.2ポイント上昇)
▼80歳以上人口は1160万人で、総人口の9.2%(同36万人増・0.3ポイント上昇)
▼85歳以上人口は618万人で、総人口の4.9%(同27万人・0.2ポイント上昇)
▼90歳以上人口は244万人で、総人口の1.9%(同13万人増・0.1ポイント上昇)
▼95歳以上人口は60万人で、総人口の0.5%(同5万人増・0.1ポイント上昇)
▼100歳以上人口は8万人で、総人口の0.1%(同1万人増・0.0ポイント上昇)―となっています
(数値引用:GemMed)
65歳以上の高齢者数は3617万人で、総人口に占める割合は28.7%になる。高齢化が進んでいるが全員が普通の生活が出来ているわけではない。自宅介護、老人ホームなどのお世話になっている場合が多い。元気な老人でも経済的に困っていたり、孤独な生活をしていたり、病気で苦しんでいたりする。
長生きが出来れば幸せであると単純に判断できない。シニアは貧困、孤立、健康面で問題を抱えている。年金で生活が出来ないために生活保護を受ける老人が多い。働きたくても80歳を過ぎた老人は雇用対象外である。病気で働けない体ならば一人寂しく自宅でじっとしているしかない。
「長生きすれば良い」という常識はもう成り立たない。長生きは人生のリスクになっている。
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65歳になったから、お金を稼ぐ仕事が無くなったと嘆いているあなた!小遣いを稼げれば、自分の生活に余裕と充実が生まれることを知ってほしい。
今の時代は65歳から安定したお金の稼ぎ方が始まる。簡單ではないが、努力と挑戦するシニアならば誰でも出来る。私は以前から3インカム・ストリーム(3つの収入の流れ)を意識して作るべきだと書いている。3つの収入の流れは65歳から作りやすくなる。
定年退職をした元会社員ならば1つの収入の流れは出来上がっている。年金収入の流れである!後、2つの収入の流れを作れば3つになる。稼いだお金は生活の足しにもなるし、自分の小遣いにもなる。年金以外の収入を増やすことを今から考えておくことである。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。