会社の上司や先輩は、既に年金受給者になっている。私と同期の同僚たちは、65歳までどこかで働き続けなければならない。
元上司や先輩たちはどのような生活を送っているのだろうか。新しい仕事を探して働いているのだろうか。
興味津々である。私が知る限り会社を設立して何かしらビジネスをしている人が多い。または、大学などで非常勤講師になったり、NPO団体の理事などをしている人が多い。
会社を退職した上司や先輩は起業という道に進んだ!
一人社長の会社でニッチビジネスを幾つも開拓してトライアル&エラーをしている人を知っている。アンテナを高く広くあげて引っかかってくるビジネスチャンスを探している。多くは、年金で生活に困るような状況になっていない人たちである。
だから、
生きがいとして自分がやれる仕事を作っている。または、自分のキャリアや技術が生かせる場所に身を置いて何やら仕事をやっているらしい。
会社を定年退職して会社で働く機会がないシニアには、フリーランスとして自分が出来る事を見つけてお金を稼ぐ道しかないと私は思っている。普通の会社は、60歳を過ぎたシニアを普通に雇用しようとはしない。雇用するとするならば、その会社社長と懇意な方か、特別な技術を持っているシニアだけだろう。
生きていれば自分の仕事を作り出すチャンスがある!
「チャンスは自分で作るものだ!」と人は言う。確かにそうである。自分が動かねば、何も起こらない。定年退職後は、他人に頼る生活ではなく自分の生きる力に頼る生活を求めるほうが良い。老いてきたシニアを雇用するよりも若者を雇用したほうが使いやすいからだ。
シニアに残されたチャンスは、自分で始めるビジネスで生きがいを作り上げることである。他人に頼って声をかけてくれるのを待つ生活は、残りの人生を台無しにする。
私の上司や先輩は、好きなことで自分を雇用している。年金を受給しているので最低限食べていける。食べていけるだけの生活はつまらない。生きがいは、好きなことに挑戦して自分でチャンスを作ることから生まれてくる。元気で健康な体がある限り、チャンスは与えられ続けられている。
そのチャンスを拾い上げて挑戦するか、しないかが定年退職後のシニアの選択肢としてある。元上司と先輩の生き方を見て、起業という道に入っていくシニアが多い。