this is what I want

2019年3月30日、桜の花が満開になろうとしている。気温も今日は24度近くまで上がるという。ランチの後は、ビジネスパークで日光浴をしながらボ~トしていた。仕事は自分のペースで出来るインターネットビジネスである。どこかの会社の下請けは絶対やらない。決済条件は、事前一括銀行振り込みにしているので焦げる事はない。

そんな方針でシニア起業を51歳になった時にした。インターネットビジネスは、時間と場所を選ばないで仕事が出来る。日光浴を浴びながら外でパソコンを見ながら仕事が出来るのは最高である。

2024年3月14日、横浜駅近くのタリーズコーヒー店でこの記事を書いている。外の気温は10度。まだ春は来ていない。シニア起業して18年が経過した。年齢も69歳になり、老人のイメージが強くなってきた。70歳を過ぎた頃に老人に適したビジネス形態に移ろうと思っている。

法人を顧客に持っているのでそれをやめてB2Cにシフトする。B2Cビジネスならば、私になにか不幸が起きた時にお客様に迷惑がかからない。老化に伴うリスクをできるだけ軽減したい。シニア起業には自分の寿命リスクが有る。そのリスクを考慮してビジネスモデルを考えて起業すべきであると思う。

シニア起業のメリットは老後の生きがい;リスクは健康と寿命

私のオフィスはChromebook PCの中にある。インターネットにつながる環境であれば、何処でも仕事は出来るからだ。今度夫婦で旅行に行く。インターネットに接続が出来るホテルに宿泊して昼間は観光地を巡り、夜は仕事をする。そんな仕事の仕方がインターネットビジネスでできる。

年金+ビジネス売上収入で老後の生活を潤す

今年69歳になった。65歳から年金を受給し、自分のビジネスをしながら収益を得ている。食べて行くには何も問題がないが、今のビジネスを維持していく上で頭を悩ませることが多い。ビジネスモデルは時間の経過で古くなり、収益を産まなくなる。絶えず、新しいビジネスモデルを作りながら売上を立てる生活になる。

どんなビジネスを始めるにしても最初の3年間は苦痛を味わう。一般的に言われることは1年目は赤字、2年目にとんとん、3年目にやっと黒字になるということである。黒字が出る前に運転資金が枯渇されるとビジネスは終わる。

ポイントは経費をできる限り抑えて黒字になるまで営業できる期間を伸ばすことである。一度黒字になれば、あとはお客がいるターゲット市場を積極的に営業するだけである。そうなれば年金プラスビジネスの収益で経済的に潤う。

老後の生活リスクは100%年金収入に頼ることである。働ける身体と健康があれば、アイデア次第でお金を稼げるチャンスが有る。シニアは年金プラスその他収入という生活モデルを目指すべきである。

シニア起業のリスクは健康と寿命

健康と寿命には個人差がある。60歳代であるから大丈夫という保証はない。ビジネスは体が資本になる。一般的に70歳の声を聞き始めると体力と気力が落ちる。個人事業主は70歳の声を聞いて自分の体と相談し始める。大きな病気をしていないか、やる気は維持できているか、今の仕事に魅力を感じているか、続けたいかどうかなどを自問する。

不確定要素は自分の寿命である。いつ寿命が尽きるか分からない。健康も同様に健康診断を毎年行って自分の健康状態を把握しておくことである。この2つの要素の上でビジネスをする。私は年に1回の人間ドックを受け、年3回の献血で体の健康状態を探っている。

先週、人間ドックの検便でプラス判定が出たため市民病院で大腸内視鏡検査を受け、ポリープを2つほど切り取った。幸運にもガンになるポリープではなかった。60歳代からは生活習慣病が病気として発症しやすい。大きな病気になったらビジネスに集中することも出来ないくなり、ビジネスを諦めることなる。

70歳代のシニアは筋肉量が落ちて体力の衰えを感じ始める。定期的な筋トレをして足腰を鍛えて体を自由に動かせる筋力を維持する必要がある。体力が落ちるとビジネスをする気力も落ちてしまう。

インターネットビジネスは自分の時間や場所を制約しないメリットがある

インターネットビジネスは誰もが出来るとは言わないが、インターネットビジネスは私が望んだ人生の生きがいを作っている。パソコンとインターネットアクセス環境があれば、いつでも、どこでもビジネスをすることができる。オフィスを構える必要もない。

私はいつも仕事をする場所として好みのカフェを仕事場にしている。無料Wi-Fi、トイレ、電源、そして、美味しいコーヒーが飲め、仕事をする雰囲気があるスタバやタリーズコーヒーである。長居をしても追い出されない。コーヒー1杯の料金は場所代である。

仕事柄夫婦で旅行をしても仕事道具のパソコンとモバイルWi-Fiルーターはリュックに入れて持ち運んでいる。どこでも仕事ができる体制を整えられる。

定年退職後はやりたかった事がやれるステージ

誰もがこんな事が出来たら良いなあという思いがあるのではないか。退職金をもらって年金を受け取る年齢になれば、シニア起業も一つの選択肢になる。大きなビジネスではなく、年金にプラスする収入が手に入る規模であれば十分である。

平均寿命が80歳代であるが、80歳まで生きられるのは50%である。残りの50%は80歳になる前に他界する。60歳代、70歳代は人生最後の挑戦ができる年代になる。老後の人生を後ろ向きに考えるのは誰でもできる。でも、それでは残りの人生がつまらない。

健康で普通の生活ができる体があれば、最後のチャレンジに挑むべきではないか。やりたかったことをやるというチャレンジである。他界する時にあれをやっておけば良かったと後悔しないためにもやりたかった事に挑戦する。

 

珈琲を飲みながら居心地が良いCafeで仕事をするワークスタイルを1994年頃のサンノゼで夢見ていた。今、それが実現している。

結論

私のシニア起業は生きて行くための選択肢であった。会社員として働きながら自分でも経営者になって独自のビジネスを展開できるということを体験した。副業をやりながら会社からの給与+副業収入でお金を自分の手で稼ぐ喜びを味わっていたからだ。

私の運命は自然とシニア起業の道に導いた。51歳の時にシニア起業をするという選択肢しかなかった。副業ビジネスで自分でお金を稼ぐという経験があったのでその延長線でビジネス展開をすれば何とかなると思っていた。そんな時にオープンソースCMSビジネスを見つけた。やるか、やらないかの判断だけであった。

妻が賛成してくれて背中を押してくれた。それからもう18年が経過した。まだ、そのビジネスは続いているが魅力は失せ始めている。絶えず新しいビジネスモデルを考えて試行錯誤しなければシニア起業を続けられない。経済的に夫婦二人が年金をもらいながら食べて行く上で何も不自由はない。

今のビジネスは元気に老後の生活を送る上での生きがいになっている。売上に固守しないで好きな仕事をする。そんな形態が老人に適している。