定年退職後の第二の人生をどう考えるか?
自分の人生が定年退職で一区切りする。子供頃から一般的な戦後の出世街道の線路:良い小学校、中学校、高校、大学を出て一流大企業に就職という路線を走らせられた。これが一般的な人生だとは思わない。これは一つの人生である。このような路線を走らないで自分独自の人生を送っているシニアは多い。
定年退職を迎えたシニアは、今までの人生をリセットする機会を得る。今までと類似の人生を送ることは年齢的に難しい。シニアは、年齢にあった老後の生活を自分で作らねばならない。誰かが事前に線路を引いてそこを走りなさいと言ってくれない。
65歳まで再雇用されてもその先には今と同じ問題が待っている。第二の人生は自分で作らねばならない。(故)松下幸之助氏が人生は90%の運命と10%の努力であると言っている。
定年退職がある人生を送ってきたシニアはそれが運命であり、その後は10%の努力で自分の老後を開拓するしかない。余生を攻めの人生にするか、守りの人生にするかは自分次第である。この世で生きる時間は限られている。この世を去る前に悔いがないことをやっておくべきである。