平日昼食後にスクワット運動をしている。理由の一つとして、「食後高血糖」を防ぎたいがある。足にある筋肉は体全体の70%ある。スクワット運動を食後にすることで血液中のブドウ糖をエネルギーとして消化することが出来る。昼食後に眠くなることも避けることも出来る。
もう、始めて2か月間が過ぎた。ランチ時間に出来なかった日は、お風呂に入る前に自宅のリビングでスクワット運動をする。2か月間も続くともう習慣になる。定期的な運動は、これ以外に週2回スポーツセンターで筋トレを毎回2時間ぐらいしている。これに追加してスクワット運動を毎日することで弱体化する足の筋肉を鍛え上げることが出来る。
なぜ、68歳のシニアが毎日スクワット運動をやり始めたのか?
仕事をしていないシニアは、1日何をしているのだろうか。一人で何かをしているはずだ。友達が多くいるというシニアでもいつも友達が隣にいるわけではない。友達と一緒にいる時はそれなりの理由が必要になる。
暇な友達が数人集まるとカフェに行ってバカ話が始まる。会社の元同僚であれば、昔の仕事や会社の話になる。友達と一緒にいる間は楽しいが、いつも一緒ではない。時間の経過で一人、一人、この世から消えて行く。長生きをした人だけが最後に残り、一人になる。寂しさを和らげる方法を知らないと余生がつまらなくなる。
私は友達らしい友達がいない。知人はいるが、いつも顔を合わせて遊んだり、悩み事を話すような友達はいない。一人で仕事をしているので同僚も上司もいない。他人から見れば遊び仲間がいない、友達がいない、寂しいシニアと映る。
いつも、疑問に思う事が有る!友だちがいるから寂しくないという人がいる。本当にそうだろうか。老後のひとり暮らしは誰が考えても寂しい。
私には仕事がある。仕事が無いシニアの生活を体験していないので分からないのだが、自分の週末の生活から想像が出来るのではと思う。多くのシニアは、65歳を境に仕事をやらなくなるというか、雇止めにあって仕事が出来なくなる。そんな65歳以上のシニア男性の1日の生活に興味がある。私も仕事を辞めれば同じ体験をすることになるからだ。
私の仕事は、いつも、一人だ。その意味合いでは、仕事をしていないシニアと似ている。仕事があるか、無いかの違いだけだ。週末は、土曜日の午前中をスポーツセンターのジムで筋トレをする。午後は、スタバでコーヒーを飲みながらインターネットで遊んでいる。日曜日は、妻と一緒に外出し、歩き回る。
仕事をしていないシニアには、平日も週末もないだろう。毎日が日曜日になる。
60歳でも懸垂が出来るようになるか?答えは、「はい!」である。私は2年前から懸垂のトレーニングを始めた。身長が180センチ、体重が75キロ。週2回ジムで筋トレをしていたが、懸垂はやっていなかった。中学生の頃、10回ぐらい出来た記憶がある。
スポーツジムでも懸垂をやっている人は少ない。68歳の私が懸垂をやっていると周りの人たちが注目する。普通の68歳ならば、懸垂が1回も出来ないのが当たり前。若者でも懸垂が5回以上できれば上出来である。体重が肥満で重い人は鉄棒にぶら下がることも出来ない。
懸垂は腕だけの力ではなく上半身の筋肉全てを使わないと出来ない。特に筋肉が大きい広背筋の力を要求する。今まで懸垂は腕の力がないと出来ないと思っていたが、実際は背中にある広背筋が強くないと出来ない。
2年前にジムで試しに何回できるかやってみた!
私と同じ68歳の方は年金を既に頂いている方が多い。今、50歳代の方は、多分、年金をフルでもらえる年齢が70歳に延ばされる可能性が高い。40歳代の方は75歳までかもしれない。平均寿命が延びるにしたがって年金財源が枯渇し始める。
政府はあの手この手を使って年金の支出を抑える施策を計画し実行する。支給年齢を75歳まで伸ばす頃が出来れば75歳までに亡くなる人の年金支出が無くなると同時に生存している老人への支出も抑えられる。
70歳、75歳の一般の老人が働ける環境が果たしてあるのだろうか。健康障害を持っている老人はどうなるのか。年金の支給年齢を伸ばして年金支出を抑えてもそのお金が生活保護にシフトするだけではないか。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。