シニアが外出する時は、必ずリュックを背負って行く高齢者が多い。仕事にしても遊びにしてもシニアにとってリュックは欠かせない。私もデイパック(リュック)は欠かせない。パソコンなどの仕事道具をいれて運ぶにはデイパックが好都合だからだ。私の場合、デイパックの重さが10キロぐらいになる。
10キロのデイパックは肩や腰に負担が来る。肩への重さ負担軽減に背負い方を見直した!
老夫婦の生活を考えると生活は日増しに不自由になる。90歳の義父と85歳の義母は、自分たちだけで今の生活を維持していく限界にいる。炊事、洗濯、家事、掃除が自分たちで出来なくなったら第三者の支援を求める時期になる。
義両親のどちらかが介護される状態になった時点で老夫婦の自立した生活は出来なくなる。介護ヘルパーサービスを受けても限界がある。ひとり暮らしが出来る親であっても時間の問題でそれが出来なくなる。
老いた義両親を見守りながらお世話をするには同居が一番だがそれが出来ない場合が多い。義両親の状態を見て私達の老後の生活を想像できた。老人ホームに入るタイミングである。子どもたちに迷惑が行く前に老人ホームに入居して事前に不安を解消してあげる。
自宅で生活を続けたいのは誰もが望む。それが出来ない時は第三者の手に委ねるしか無い。
シニアの社長が立ち上げたシニア人材のための会社がある。高齢社である。この会社は、テレビでも紹介されている。シニアのための雇用を自分たちシニアが作り出そうという考えで会社が成り立っている。
高齢社のシニアが活躍している分野・職種等
これらの仕事に興味があるシニアは高齢社にコンタクトして見る価値がある。
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不安定な時代に成ればなるほど2種類の労働者に別れる。(1)自己防衛のためにより安定した職を求める労働者と(2)自分でお金が稼げる力を身に付けるために今を頑張る労働者だ。若い人もシニアも不安定な時代にはこの2つに別れる。
ただ、シニアには安定した職を探しても見つからないという年齢によるハンディーがある。そのため、最後に残ったオプションを考えることになる。起業である。会社員が定年退職をして起業を考える時、何かが足りない。起業は簡単ではない。多くの会社員は自分でお金を稼いだ体験が無い。組織の歯車として売上を出しても個人では難しいというジレンマがある。
60歳、65歳に会社を卒業したあとに何をするか。再就職か、起業か、引退かの三択しか無い。
両親の介護が始まると息子、娘の人生が変わり始める。これは、両親を持つ誰もが経験することだ。私達夫婦も介護が必要な年齢や体になったら子どもの負担になる。これは避けようもない現実である。これを避けるには普通の生活が難しくなったら老人ホームに入居するしか無い。
有料介護付き老人ホームは、介護をする家族の負担を限りなくゼロにする。その代償は、お金である。両親が資産家であれば、有料介護付き老人ホームへの入居は子どもたちにとって負担がない。お金が少ない両親であると子どもたちがその負担をすることになる。
金融資産が少ない親が子どもたちに出来ることは、できるだけ健康寿命を伸ばし、普通の生活が出来る体を維持続けることだ。有料介護付き老人ホームに入居する期間を短くする年齢まで自宅で普通の生活をする。それが一番の子供孝行になる。
96歳の義父は昨年11月に介護付き有料老人ホームに入居している。私達が住む場所から自動車で20分以内の所にある老人ホームである。義母は老健施設でリハビリ中。要介護5認定から1に回復した。89歳になるが初期認知症の症状がある。出来れば義母も義父の同じ老人ホームに入居させたいのだが、月額の介護負担金額が60万円以上になる。
この負担は義両親の金融資産から支出することになる。金融資産がなくなったら、私達と義兄夫婦で負担することになる。自分たちの老後資金が親の介護負担で消えていくことになる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。